【E-girls鷲尾伶菜・佐藤晴美・楓】新曲やMV、今の思いやこれからについて語ってくれました!|前編

2020年、新たな一歩を踏み出すE-girlsのメンバーの思いって?


左から、佐藤晴美・鷲尾伶菜・楓(敬称略)

昨年末、2020年をもって約9年間の活動に終止符を打ち、それぞれが新たな道に進んでいくことを発表したE-girls。その衝撃が冷めやらぬ中、1月29日にはNEWシングル『別世界』のリリース、2月1日からは全国9か所を回るラストツアーを控える彼女たち。多忙なスケジュールの間を縫って、鷲尾伶菜さん、佐藤晴美さん、楓が、CanCam.jpの独占インタビューに答えてくれました! 

 

CanCam編集部(以下、編集部)11月から3か月連続配信をしている楽曲を収録したシングルが1月29日に発売となりますが、それぞれの楽曲の聞き所や魅力を教えてください!

佐藤晴美さん(以下、敬称略):『Easy come, Easy go』は、AメロBメロはちょっとクールな感じな楽曲かと思いきや、サビで一気にE-girlsらしいポップな感じが開けてくる、コントラストがすごく素敵な楽曲に仕上がっています。歌詞のメッセージ性も、私たちの年代に近い女のコたちに刺さる言葉がたくさんあると思うので、そこもあわせて楽しんでもらえたらなと思います。

楓:『シンデレラフィット(Winter version)』は、オリジナルが”THE夏”というキラキラした感じでしたが、キラキラ感はそのままで冬にピッタリなちょっと柔らかいアレンジになっています。歌詞も冬バージョンに変わっていて、ちょっと”キュン♡”とするような、温かい楽曲になったと思っています。

鷲尾伶菜さん(以下、敬称略):『別世界』は、E-girlsが今までの経験を経て、それぞれが成長し、次のステップに進んでいくという強いメッセージが込められた楽曲です。歌詞にもそういうフレーズが入っています。MVでは初めて春夏秋冬をイメージしたセットを使いました。たくさん踊ったりして大変でしたが、その分素敵なMVに仕上がっていると思うので、春も夏も秋も冬も、いろんなことがあったなぁということを思い出しながら、聴いてもらえたら嬉しいですね。

佐藤:『Smile For Me』はメンバーがすごく大好きな楽曲なので、皆さんに新しい感じで聞いてもらいたいなと思い、今回のシングルに入れさせていただきました。11人の新体制になってからできた大事な楽曲なので、今のE-girlsを表現できる楽曲だと思います。ちょっと落ち着きたいときとかに聴いていただけると、じわーっと温まると思います。

 

集部:4曲の中で、個人的にお気に入りの楽曲や歌詞があれば教えてほしいです!

鷲尾:私は『Smile For Me』ですかね。いつもE-girlsのカッコいい楽曲を作ってくださる、michicoさんという音楽プロデューサーさんが、レコーディングのときに「E-girlsのことを考えてつくったの!」って言ってくださって。もちろん今までもそういうことはありましたが、『Smile For Me』みたいなエモい楽曲でそうやって言ってくださることが初めてだったので印象的です。「ライブの最後とかに歌ってほしい」って言ってくださって、歌詞もじーんとくる内容なので、レコーディングのときから大好きだったんです。だからこそ、今回バージョンアップした楽曲をお届けすることができて嬉しいです。

楓:私は『別世界』です。聴けば聴くほど頭に入ってくるというか、心に残る楽曲だなと思います。メロディはおしゃれな感じですが、歌詞が、旅立ちの決意とか力強いフレーズが込められているので、その歌詞もすごく刺さるし、お気に入りです。

佐藤:迷うけど…私も『Smile For Me』で!とってもいい楽曲なので! 私たちにとって大事な楽曲であるのももちろんですが、誰が聴いても背中を押してくれる応援ソングになっていると思うので、ぜひ皆さんに聴いていただきたいです。

 

編集部:リリース記念イベントで各地のファンの方と触れあったと思いますが、印象的だったことはありますか?

楓:年齢層が前回のリリースイベントの時より広がってるなっていうのをすごく感じましたね。ご年配の方や、赤ちゃんを抱っこして家族でいらっしゃってくださる方も多くて。小さな子から「好き~♡」って言われたりして、嬉しくなりましたね。あとは、「就職決まったよ!」とか教えに来てくださる方もいて、嬉しかったです!

佐藤:人生を一緒に歩んでるんだな~って感じられて、とても嬉しかったですね。

鷲尾:ハイタッチも久しぶりでしたね。間近で「好きです!」とか「支えられてます」とか言葉をいただけるっていうのはすごく嬉しいし、パワーになりました。

 

編集部:メンバー同士でご飯に行ったりとかは?

鷲尾:神戸で、メンバーみんなで焼肉を食べました!

佐藤:神戸牛かな?

楓:多分神戸牛ではなかったと思う。

佐藤:違ったんだ!(笑)

鷲尾:頼み損ねたね(笑)。でもめっちゃ楽しかったよね。

佐藤:楓ちゃんがめちゃくちゃ盛り上げてくれたんですよ。

楓:でも私、その会で泣いちゃって…。すごく楽しくって、みんなといるときって「こういうことあったよね~」とか昔話することが結構多くて。私の席はいちばん端っこだったんで、みんなが見えるんですよ。みんな笑ってて、みんな楽しそうで…。

佐藤:感極まっちゃったんだよね(笑)。

楓:”いろいろあったなぁ~”とか、”仲いいな~”とかいろいろ考えてたら感極まっちゃって、つい泣いちゃったんですよね(笑)。

鷲尾:そんな楓を見て、メンバーみんなで大爆笑しちゃって。「え、今!?」みたいな(笑)。みんなで笑いながらおしゃべりして、お肉食べてたのに急に楓ちゃんが泣いたから、それでさらにみんなで笑いましたね(笑)。

 

編集部:春夏秋冬をイメージして撮影したという『別世界』のMVについても教えてください!

楓:なんか…キレイでした…(一同笑)。

佐藤:四季ってすごいなって。

鷲尾:こんなに移り変わるんだなぁって思いましたね。大きな木を一本メインに置いて、花びらや葉っぱで季節の移り変わりを表現していて、それで改めて四季を感じられて。どの場面もすごく印象的でしたが、個人的には春がすごく切なかったので、そこも見てもらえたら。

佐藤:春と冬がちょっと切なかったよね。

楓:ダンスはサビの部分だけですが、全部のセットで踊ったので、撮影では結構踊りましたね。今回、振り付けは『北風と太陽』のときの方にお願いしました。『北風と太陽』が私たちにとってすごく大切な楽曲なので、その続きという訳じゃないですが、振り付けからもみんなの力強さが伝わると思っています。

 

編集部:ここだけの話、なMV撮影の舞台裏は、何かありますか?

楓:四季をひとつの季節ごとに撮影したので、それぞれのセットチェンジに1時間くらい空き時間ができたんです。空き時間のたびに、みんなさっき食べたばっかりなのになぜか「お腹空いた~!」っていって速攻お弁当とかケータリングを食べてましたね(笑)。

佐藤:あと、11人でイメージシーンを撮影しているときに、ひとりずつソロでカメラに抜かれていく場面で、抜かれてない人が変顔をしたりとかふざけたりして笑わせようとしてきたんですよ。写ってる人からしたら「やめてくれ」って(笑)。

鷲尾:マイクで「今佐藤さん写ってます」とか教えてくれるので、写ってないって分かってる他のメンバーが笑わせようと。

楓:そう考えると、今回のMV撮影は11人のダンスシーンがいつもより長かったですが、疲れることもなく、最後までテンション高くて飛ばしっぱなしでしたね。すごい楽しんでました!

 

後編では、2月から始まるラストツアーのことや2020年の決意、プライベートにまつわる一問一答をお届けします♡

撮影/大靏 円(昭和基地) 取材・文/菊谷まゆ
INFORMATION
『別世界』
rhythm zone/1月29日発売
【CD+DVD】 ¥2,000
【CD】¥1,200
【CD+DVD+GOODS(オリジナルサコッシュ付き)】 ¥4,000

LIVE TOUR
『E-girls PERFECT LIVE 2011▶2020』
これまでのヒット・シングル曲で作られるE-girlsのラストツアー。全13公演実施。「Happiness」「スダンナユズユリー」の参戦も決定! 詳しくはコチラ

 

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