GWが10連休だった2019年。カレンダー通りの職場なら、なんとお盆休みも最大9連休の大型連休となります。このチャンスに国内旅行を考えている人、そしてあえてお盆とは外して混まないタイミングで夏休みを取って旅行に行きたい……と考えている人、それぞれ多いのではないでしょうか。
航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サイト「スカイスキャナー」では、国内・海外のそれぞれについて「今人気急上昇中の旅行先トップ5」を発表しました。
今回は、その【国内編】をご紹介。日本国内で人気が急上昇している都道府県トップ5を、注目の観光スポットやご当地グルメとともにチェックしていきましょう♪
▼夏休みに旅したい!人気急上昇中の都道府県ランキング
調査方法は次のとおりです。
比較サイト「スカイスキャナー」経由で予約された国内空港発の往復便(2019年7月15日〜8月31日に出発するもの)について、予約席数を調査。前年の同じ時期に比べて伸び率が高い順にランキングしました。
早速、トップ5を見てみましょう!
◆第5位 福岡県(前年比2.46倍)
5位にランクインしたのは、方言もかわいい福岡県。今年4月に民営化されたばかりの福岡空港では、福岡−東京(羽田)便の予約が民営化前に比べ4倍にも増えているんです。
<福岡県の観光スポット>
地元のランドマークである福岡タワーをはじめ、レトロな雰囲気が楽しめる門司港、鳴き砂で有名な姉子の浜、学問の神様・菅原道真が祀られている太宰府天満宮など、福岡県には定番の観光スポットが盛りだくさん。
そして動物好きの人に超おすすめのスポットが、博多からフェリーで行ける藍島(あいのしま)。ここは「猫島」として有名で、地域で育ったたくさんの猫と出会えるんですよ♡
大小の花火大会も見所のひとつ。中でも、海峡を挟んだ山口県と合同で行う「第32回関門海峡花火大会」は、夏の連休真っ最中の8月13日(火)に開催の予定です。
<福岡県のご当地グルメ>
明太子、博多ラーメン、モツ鍋など、福岡県にはもはや言うまでもないくらい有名なおいしいものがたくさんあります。水炊きに柿の葉ずし、ご当地グルメの「がめ煮」や「だご汁」も気になりますね。
◆第4位 東京都(前年比2.50倍)
4位には、旅行先の定番・東京都がランクイン。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてさらに人気上昇中です。
<東京都の観光スポット>
渋谷、原宿、表参道、新宿、銀座……と、人気の街が多い東京都。
見所も、スカイツリー(ソラマチ)、東京タワー、お台場、東京ミッドタウン、その他さまざまなブランドのコンセプトショップやポップアップショップなど、数え切れないほどです。
パンダの子供シャンシャンが見られる上野動物園は、カップルにも家族連れにも大人気。上野では他にも、博物館や美術館、アメ横といった定番の観光スポットを一度に楽しむことができます。
大迫力の花火が1万発も楽しめる「神宮外苑花火大会」も、8月10日(土)に開催予定。
そして最強のムビジェニ・スポット「CanCamナイトプール」は、今年も東京タワーの目の前・東京プリンスホテルにて開催中ですよ〜!
<東京都のご当地グルメ>
東京にはご当地グルメも意外とたくさんあるんです。もんじゃ焼き、どじょう鍋、柳川鍋、深川丼、品川飯など。観光の際はぜひ味わってみてください!
◆第3位 宮城県(前年比2.52倍)
3位には、東北地方から宮城県がランクインしました。宮城県にもたくさんの観光スポットがあり、それぞれに美しい景観を誇ります。
<宮城県の観光スポット>
宮城県のランドマークといえば、やっぱり仙台城址。「青葉城」とも呼ばれるこの城は、「ダテメガネ」の語源となった伊達政宗が築いたことで有名です。
定番の観光スポットとしては、蔵王・五色岳にある火山湖「御釜」、伊達政宗を祀る霊廟(れいびょう)・瑞鳳殿、「松島や ああ松島や 松島や」の句でおなじみの日本三景のひとつ・松島、こけしで有名な鳴子温泉郷など。
またお酒が好きなあなたには、試飲付きの工場見学ツアーもおすすめです。
「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所」と「キリンビール仙台工場」の2箇所では、参加費無料の工場見学が可能ですよ(※予約方法・休業日など詳細は各公式サイト参照)。
<宮城県のご当地グルメ>
仙台名物の牛タン、ずんだ餅をはじめ、笹かまぼこ、しそ巻き、はらこ飯、おくずかけ、油麩丼(あぶらふどん)など、ご当地グルメもたくさんあります。
◆第2位 青森県(前年比3.04倍)
第2位には、本州最北端の青森県がランクインしました。
この青森県、昨年度の同じランキングでは1位を獲得。夏休みの旅行先として着々と人気を高めているようです。
<青森県の観光スポット>
日本の歴史に触れられるスポットが多い青森県。国重要文化財に指定されている弘前城や、縄文時代の集落跡が残る三内丸山遺跡など、知的な旅を楽しみたい人にもぴったりです。
もちろん大自然を堪能するのもよし! 奥入瀬渓流や十和田湖、海の向こうに北海道が見える龍飛崎(たっぴざき)など、本州最北端ならではの景色を見に行きましょう。
青森県は、じつは温泉の名所でもあります。下風呂温泉、薬研温泉、黄金崎不老ふ死温泉などで日頃の疲れをゆっくり癒やすのも素敵です。
<青森県のご当地グルメ>
気になるご当地グルメには、各種新鮮な海鮮類はもちろん、ホタテの貝焼き味噌、大間のまぐろ丼、八戸せんべい汁、べごもち、ひっつみ、けの汁などがあります。北国のおいしいごはんをめいっぱい楽しみましょう♪
さて、それではいよいよ第1位の発表です。この夏、人気が最も上昇している都道府県は……コチラ!
◆第1位 秋田県(前年比3.46倍)
人気急上昇中の旅先・第1位は、秋田県です!
秋田県行きの航空便予約は、なんと前年比約3.5倍という驚異の伸び率を記録。とくに東京(羽田)と大阪(伊丹)からの予約数が増えています。
<秋田県の観光スポット>
なまはげで有名な男鹿半島には、ゴジラの形のゴジラ岩、パラグライダーのメッカ・寒風山、海の中を200m先まで歩ける日本屈指の遠浅・鵜ノ崎海岸など、風光明媚な観光地が盛りだくさん。カップルにも家族連れにも人気です。
秋田県もやっぱり温泉が豊富。乳頭温泉郷や、玉川温泉、水沢温泉といった温泉には、海外からもたくさんの観光客が訪れていますよ。
また、9連休の日程からはちょっと外れてしまいますが、8月31日(水)には全国三大花火大会のひとつ「大曲の花火大会」が開催される予定です。大迫力の花火を楽しみたい方は、ちょっとだけ遅い夏休みを計画してみてください♪
<秋田県のご当地グルメ>
秋田のご当地グルメといえば「きりたんぽ鍋」。でもそれだけじゃないんです。暑い夏にもつるっとおいしい稲庭うどんや、おつまみとしても人気のいぶりがっこ。さらに、比内地鶏や横手焼きそばなど、おいしい名産品が食べきれないほど待っています!
▼東北地方がトップ3を独占。「東北三大祭」もあるよ♪
人気急上昇中の旅先トップ5(国内編)は、次のような結果になりました。
5位 福岡県
4位 東京都
3位 宮城県
2位 青森県
1位 秋田県
ご覧のとおり、東北地方がトップ3を独占。酷暑が続く日本の夏、「少しでも北に行きたい……」という気持ちの現れかもしれませんね。
トップ3の秋田県・青森県・宮城県は、それぞれ「東北三大祭り」の開催地でもあります。
ちなみに、2019年の開催日程はそれぞれ次のとおり。
・秋田竿燈まつり(秋田県)…8月3日(土)~6日(火)
・ねぶた祭(青森県)…8月2日(金)〜7日(水)
・仙台七夕まつり(宮城県)…8月6日(火)〜8日(木)
まさにどれも絶賛開催中!
今年の夏は、いつもと違う旅先で、新鮮な夏の思い出をつくってみませんか?(豊島オリカ)
■情報提供元 スカイスキャナージャパン株式会社
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