忙しい毎日に効く。「ネイルの時間」でなりたい自分に近づく方法

忙しい毎日に効く。「ネイルの時間」でなりたい自分に近づく方法


ネイルを塗って、気分が上がったという経験をしたことはありませんか?

ネイルを塗る

子どもの頃初めて買ったネイルカラーで心躍ったあの頃から、大人になった今でも、ネイルが心に及ぼす力は偉大なもの。

ネイルブランド「JUMII TOKYO(ジュミートウキョウ)」の代表、前島ゆみさんは、その経験をしたことから自らネイルのブランドを立ち上げたほど、ネイルで人生が変わった女性のひとり。

そんな前島さんは「『なりたい自分』に合うカラーのネイルを選んで塗ると、気分を上げるのにかなり効果的です」と語ります。

でも、実際「なりたい自分」ってどうすればわかるの? どうやって「なりたい自分」に結びつけてネイルのカラーを選ぶの?

よりネイルで気分を上げるための素朴な疑問を伺いました。

■ネイルブランド誕生のきっかけ


かつて会社員として、化粧品の商品企画やディレクションに10年ほど携わっていたという前島さん。子育て中にネイルで気分が上がったのをきっかけに、自らブランドを立ち上げました。

「仕事と子育てで余裕もない日々を過ごしていた頃、ドラッグストアで1本のマニキュアを買って塗ってみたら、心がみるみる晴れやかになっていったんです。手は、他人からはもちろん、自分でも常に目に入るところだから、爪を綺麗にお手入れしてあげるだけで、自分の目に入ると前向きな気持ちになれるという素敵な魔法が潜んでいると思いました。

そんなある日、『プチプラのセルフネイルだと、自分の理想的な色がなかなか表現できない』と思ったことをきっかけに、元来のフットワークの軽さと、化粧品が好き、企画が好きという思い、そして働き方も変えたいと思っていたことから、『じゃあ自分でブランドを作っちゃおう!』と思い行動を開始しました」

 

■「なりたい自分」をイメージしたカラーで、エネルギーを満たす


JUMII TOKYOは、スキンケア発想のナチュラルネイルブランド。爪への優しさに徹底的にこだわった素材で爪に負担をかけない配慮があるほか、すぐに仕事にとりかかることができる速乾性の高さ、極上のツヤ感へのこだわりが特徴です。

ネイル

そのコンセプトは、日々忙しく、自分と向き合う時間がなかなかとれない中でも、「ありたい自分」「なりたい自分」をイメージしたカラーを塗れば、理想の自分に近づける。そのネイルを塗る時間が、理想の自分に近づくかけがえのないエネルギーを入れる時間になるように、というもの。

前島さんはその理想の自分に近づくエネルギーを入れる時間はどう取っているのでしょうか?

「ネイルを塗る時間は、少し落ち着ける時間がいいと思っています。私の場合、朝は慌ただしいので、夜寝る前、瞑想の前に塗ります。ネイルの色を選ぶときから、『今日はこんな気分だけど、明日はこんなスケジュールで、こんな気持ちで向かいたいからこの色かな!』などと、自分と向き合う時間になっています」

 

■「なりたい自分」がはっきりしない場合はどうする?


なりたい自分
(c)Shutterstock.com

ところで、この「なりたい自分」や「ありたい自分」の理想像が明確にある人もいれば、どんなものかわからないという人もいるでしょう。

この理想の自分像、どんな風に設定すれば良いのでしょうか? 前島さんにヒントをいただきました。

「わからない、という方でも、実はすでにみなさん持っているものですよ。普段、人と接する中で、身近な他者を通して、『この人のこういうところ、素敵!』『自分のこういうところを直したい』などと思うことがありますよね。それがなりたい自分なのだと思います」

そして「なりたい自分」をより明確にするための方法もアドバイスいただきました。

「『こういう人になりたい!素敵な人!』と思える人とできるだけ一緒にいると、自分もその人のように素敵な自分に近づけると思います。人は良くも悪くも染まりやすいので。反対に、『何この人……』と思う人とは付き合わないこと。私は数回そう思ったら、電話もLINEも返しません。一切の付き合いを絶ちます。

その素敵な人に近づくための手段として、私の場合は、本や雑誌をよく読みます。私自身、語彙力をできるだけ増やしたいのと、多角的なモノの見方ができるような人でありたいからです」

■「なりたい自分」とネイルのカラーはどう結びつけて選ぶ?


ネイル

「なりたい自分」が見つかったら、それをネイルのカラーとどう結びつけて選ぶのがいいのでしょうか?

「自由に選ぶのが一番! 直感で気分に合わせて選んでもいいですし、パッと見てかわいいと思うカラーを選ぶのもいいですし、ファッションに合わせてもいいですね。大事なことは、なりたい自分をイメージする時間を作ること。それだけで、ただネイルを塗るよりも、そのネイルの色に意味を添えることができます。指先を見るたびにそのイメージをふっと思い出し、もっと素敵な女性であろうと思えます」

では、ネイリストや友人などに、選んだものをいくつか見せて、似合う色を聞く、というのはありでしょうか?

「私は『自分の意思を持ち、自信を持って貫く』という癖をつけたほうが、人生を生きる上で楽しく生きられると思っています。ネイルの色も、せっかく自分で選んだのだから、人の意見に振り回されるよりは、堂々と好きな色を使ってほしいです」

「現時点での自分がかわいいと思う色」と「なりたい自分っぽい色」で迷うことも……。この場合、どちらを優先すればいいのでしょうか?

「どちらでも、自由に気の向くままに選べばいいと思います。今の自分の感性を大事にして選んでも、なりたい自分を描いて選び、ちょっと違和感を抱きながら塗ってみるのもいいと思いますよ」

それでもまだイメージがわかない……という方は、もっとシンプルに考えてみるとよさそう。たとえば、こんな風に。

―憧れの女の先輩が塗っていたのが印象的だった「レッド」。
―数あるネイルの中で、なぜか1番最初に目に入ってきた「ピンク」。
―忙しい日が続いても、いつでもどんと落ち着いている女性が塗っていそうな「ベージュ」。

きっと何かしら「今の自分に響く色」があるはずです。

 

 

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ネイルは、私たちの気分を盛り上げてくれる貴重な存在。そのネイル選びのときには、ぜひ「なりたい自分」を思い描いてみて。きっと、塗っているときも、きれいに塗れた爪を見たときも、なりたい自分に近づくことができた気がして、より一層、気分が上がるはず!(西村朝子)

【取材協力】
前島 ゆみさん


(株)JUMII TOKYO代表 / ブランディングディレクター 20代で益若つばさプロデュースコスメブランド「CandyDoll」等の立上げをし、30代でオーガニックコスメブランド「rms beauty」の日本上陸に参画。 現在はJUMIITOKYOを手掛ける傍ら、美容製品を中心にスイーツなど女性向けブランドのブランディングや商品企画を手掛けている。小3男子の母。
https://jumii.tokyo/
instagram:@yumi_maejima

 

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