米倉涼子さんが衝撃の初体験!? 2月3日21時から放送される主演作「テレビ朝日開局60周年記念 松本清張ドラマスペシャル『疑惑』」(テレビ朝日系)で、黒木華さんに唇を奪われます。
本作は、『黒革の手帖』をはじめ、『けものみち』『わるいやつら』『熱い空気』といった松本清張作品で、名だたる悪女を演じてきた米倉さんが、“悪女に手を差し伸べる敏腕弁護士”佐原卓子役に挑戦!
保険金目的で夫を殺した…との疑惑が囁かれる悪女・白河球磨子(黒木華)を弁護する中、彼女のエキセントリックな言動に振り回されながらも、決してクロとは決めつけず対峙し、真相を追求していく過程をスリリングに描きます。
そしてこの劇中では、米倉さんが黒木さんに唇を奪われるという“疑惑に満ちた衝撃シーン”が。黒木さん演じる悪女に振り回され続ける米倉さんですが、中でもキスシーンには面白味を感じたそう。撮影を終えた米倉さんは「しらふで女性とキスしたのは初めて(笑)!」と笑い飛ばし、動揺どころか清々しさを感じるテンションで初体験を振り返りました。
2人が織りなす“疑惑のキスシーン”は、共に食事に出掛けた先で、卓子が球磨子に怒って店を飛び出したところからスタート。泣きじゃくりながら追いかけてきた球磨子が、何を思ったか卓子に突如キスをするのです!
このシーンの存在を知ったときの心境について、米倉さんは「キス以上のことをすると言われたら戸惑っただろうけど(笑)」と冗談めかしつつ、「楽しみだなって思いました。卓子は受け身ということもあって、なおさら落ち着いて受け止めましたね」とニッコリ。
対する黒木さんも「球磨子にとっては、普通じゃない言動がスタンダードであり、意味のあることなんです。自分の弁護士、しかも女性へのキスという衝動的で突拍子もない行動も、とても球磨子っぽいなって思いました」と、冷静かつ興味深く受け止めたそう。実際、それぞれ前向きに撮影の日を迎え、現場でも2人で終始楽しそうにしていました。
■リハーサルからガチのキス! 米倉、黒木の度胸とギャップに「ドキッとしました」
撮影ではなんとリハーサルの段階から、黒木さんがガチでキスをすることに。米倉さんは「『あっ、もうするんだ!』と思って、そこで私も吹っ切れました(笑)。意外にも黒木さん、私より度胸があるかもしれないです!」と、思わぬ先制攻撃を称賛。
「実は以前、私が何かで急に悲しそうな顔をしたら、ある人に『あっ、結構傷つきやすいのね』と驚かれたんです。そのときに、これがギャップというんだなって思ったんですけど、黒木さんには私とはまた違うギャップがあるんですよね。3歩下がってついていくタイプに見えて、実は男前というか、結構強い女性かもしれないなって…キスシーンでもそう感じてドキッとしました」と、すっかり黒木さんに魅せられてしまったよう。
キスシーンの撮影中は思わず、「私の方が背も高いし、何だか気持ちも男性寄りになって、『黒木さんがきれいに見えたらいいな。どっち向きの方が彼女にとってはいいんだろう!?』とか考えちゃった!」と明かします。
一方、リハーサルも含めて何度も米倉の唇を奪った黒木さんも、心は奪われていた模様!? 「初共演の米倉さんにキスするのは緊張しましたけど、おきれいな方なので光栄だなと思いました」と撮影時を回想し、笑顔をのぞかせていました。