衝撃。高ストレスな人と低ストレスな人の「掃除・片づけ法」、こんなに違いがあるなんて…

年末は大掃除のシーズンです。大掃除ではゴミや埃を取るといった普段の掃除以外に、要らなくなった物を片付ける人も多いですよね。

ついつい写真を見たり、手紙・本を読んでしまったりして部屋が片付かないなんてことにもなりますが、可能なら「来年からはキレイな部屋で過ごしたい!」と考える人も多いはず……。ということで、今回は年末に片付けをしたくなる調査結果をご紹介。

大掃除
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メディプラス株式会社が女性1800名に調査したところによると、実はストレス度合いによって、掃除と洗濯方法が異なるそうなのです。

「高ストレスな人、低ストレスな人」がそれぞれやりがちな掃除・洗濯の方法を見ていくと、確かに「わかる!」というものが多いはず。ストレスが高い生活をしているからそのような掃除・洗濯法をしているのか、それともそのような掃除・洗濯法をしているからいつのまにかストレスがたまるのか……? いずれにせよ、できれば「低ストレスな人」の家事のやり方を身につけていきたいですよね。

それでは早速チェックしていきましょう!

■ストレスレベル別の掃除・洗濯時間の工夫って?


まずは、ストレスレベル別の掃除・洗濯時間に対する工夫について比較結果を見ていきましょう。

高ストレス掃除方法

◆ストレス別! 掃除・洗濯の時短の工夫

  • なんでもすぐに片付ける:低ストレス
  • 家族の着替えは同じ場所でする:低ストレス
  • 洗濯・掃除は午前中に終わらせる:低ストレス
  • よく使うものはしまわない:高ストレス
  • 洗濯物はたたまない:高ストレス

基本的に低ストレスな人は「すぐ片づける」、高ストレスな人は「片づけない」結果。とてもわかりやすいです。それぞれ「低ストレスで心に余裕があるから片づける、片づけることで部屋がキレイで低ストレスをキープ」「高ストレスで余裕がないと片づけが後回しに、そして散らかった部屋で無意識のうちにストレスがたまる」……と、良くも悪くも循環していそうです。

たたんでいない洗濯物の山の横で記事を書いている私には、かなりキツイ結果となりましたが、低ストレス者は「すぐに片付ける」(1.51倍)「着替えを同じ場所でする」(1.47倍)など、後から面倒にならない方法を実践していたり、「洗濯・掃除は午前中で終わらせる」(1.30倍)と、時間を効率的に使ったりする習慣ができあがっているようです。

一方、高ストレス者は「(干した)洗濯物はたたまない」(1.77倍)「よく使うものはしまわない」(1.39倍)と放置傾向に。一見、すぐ使うんだから便利に思えますが、放置することで部屋が散らかり、それがストレスに結びついているのかもしれません。

山になっていた洗濯物をたたんでしまったところで、次はストレスレベル別の掃除・洗濯の意識の違いを見ていきましょう。

■来年の目標? 大掃除を張り切るよりも、毎日の小さな積み重ねを大切に……


さて、今年の大掃除を頑張って、来年こそはリラックスできるお部屋作りをしたいものですよね……。ということでストレスレベル別に掃除・洗濯の意識を確認してみましょう。普段の意識から掃除・片付けが得意になるにはどう過ごしていけば良いのでしょうか。

ストレスの溜まる掃除

◆ストレス別! 普段の掃除・洗濯の意識

  • 床にはモノを置かないことにしている:低ストレス
  • 必要不必要を一つずつ判断しながら片付ける:低ストレス
  • 年末だからと大掃除をすることはない:低ストレス
  • 大掃除はすみずみまでしないと気が済まない:高ストレス
  • 散らかっていると取りあえず見えない所にしまう:高ストレス
  • 捨てられないものが多い:高ストレス
  • 大掃除前は便利グッズを色々買ってしまう:高ストレス

高ストレス者は、「捨てられないものが多い」(1.81倍)傾向にあり、さらに「便利グッズを買ってしまう」(2.22倍)ことから、大掃除するつもりが逆に物を増やしてしまう傾向があると言えそう。そしてその結果「散らかっていると取り合えず見えないところにしまう」(1.41倍)という悪循環に繋がってしまっていることが伺えます……。

一方、低ストレス者は、日常的に「床にはモノを置かない」(1.63倍)習慣が。また、「年末だからと大掃除することはない」(1.02倍)も、わずかながら高ストレス者を上回りました。

 

これから、やる気まんまんで大掃除をしようとしていましたが、大掃除のために便利グッズを買ったり、部屋のすみずみを掃除しようとするのではなく、毎日・週末の掃除の方法を変えた方が良いのかもしれないですね!

皆さんはどちらの掃除・洗濯方法をしていましたか? 低ストレスの方々の掃除・洗濯の意識をマスターして、ぜひとも来年こそはリラックスできる部屋を目指していきましょう。私も頑張ります。(かすみ まりな)

情報提供元:メディプラス研究所・オフラボ「「ココロの体力測定2018」」

 

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