沢尻エリカ、綾野剛と目を見て会話するのが「すごく恥ずかしいんです」

7月19日からスタートする木曜ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系、毎週木曜21時※初回は15分拡大)の制作発表記者会見が開催され、主演の綾野剛さんをはじめ、渡部篤郎さん、沢尻エリカさん、光石研さん、杉本哲太さん、そして小林薫さんといった豪華キャスト陣が登壇しました!

(C)テレビ朝日

本ドラマ、は“企業買収”のスペシャリスト・鷲津政彦(綾野)が“ハゲタカ”とバッシングを受けながらも、日本の名門企業を次々と買収し、再生していく様を描きます。

ドラマの第1話で重要なキーワードとなる“723億6458万円”にちなみ、720億円を1万円札で積み上げたときのサイズと同じ大きさのステージに登壇した6人。冒頭に綾野さんから「スキャンダラスなキャスティングが叶った」と紹介があった通り、6人が並び揃った画はまさに豪華キャスト集結!という雰囲気に満ち溢れていました。

会見には、本ドラマの原作『ハゲタカ』『ハゲタカⅡ』の著者である真山仁さんも登壇。今回のドラマ化について「作家にとって一番幸せなのは自分の書いた文字を生身の人間の方々にやっていただくこと。今日から『ハゲタカ』の新しい伝説が始まります。ここにいらっしゃる方々は最初の目撃者です」と話し、主演の綾野さんについても「綾野さんがすごく鷲津という人間を理解してくださっている」と強い期待を。

そんな真山さんのコメントを受け、綾野さんは「大変光栄。そのお言葉でラストまで駆け抜けられます」と感激。「最後までパワーを失わず、この人を生き切りたいと思います」と決意を新たにしていました。

会見では、撮影時のエピソードについてもトーク。沢尻さんは初日のシーンで綾野さんと一緒だったそうで、「綾野くん演じる鷲津のいで立ちがとてもピシッとされていて『格好いい!』と思っていたんです。ですが草原のロケをしている最中に綾野くんが遠くから『四つ葉のクローバーを見つけたよぉ!』と満面の笑みで言ってきて。意外すぎて印象に残りました(笑)」と綾野さんの可愛らしいエピソードを明かし、「現場は『難しいシーンだから集中させて』って言いたいくらい(笑)、皆さん楽しいです」とニッコリ。また3度目となる綾野さんとの共演について「今回が一番緊張します。あらためてちゃんと目を見て会話(芝居)しているのが、すごく恥ずかしいんです(笑)」と明かしていました。

ほかにも渡部さんから、栃木でのロケの帰りにいつもラーメンと餃子を買って帰っていることなども明かされ、現場の雰囲気の良さが垣間見えていました。さらに光石さんと杉本さんからは、綾野の意外にお茶目な一面が明かされるなど、撮影が進むにつれ、キャスト陣の絆もますます深まっている様子です。

さらに、司会の松尾由美子アナウンサーからは「来年4月で平成が終わりを迎えますが、平成の間にやっておきたいこと、挑戦したいことはありますか?」という質問も。綾野さんは「平成を丸々生きたキャストで、時代をまたぐような作品に参加できたら、嬉しいなと思います」と、芝居への熱い思いを吐露。沢尻さんは「スカイダイビングをしたことがないので、平成の間に是非やっておきたい!」と衝撃的な願望を明かしていました。

そして会見ラストには、綾野さんから「このドラマにおける最大の命題は希望。その命題について、このドラマを通して視聴者のみなさんとしっかりディベートしていきたいです。再生とは何か、この国で生きていくとはどういうことなのか――。改めて、みなさんにお届けできれば幸いです」と力強い誓いが。終始、和気あいあいとした雰囲気で進行された会見は、キャスト陣の仲の良さと互いへのリスペクトが再認識できるものでした!