モデルの傍ら、フォトグラファーとしても活躍する舞川あいくさんが、オリンパスギャラリー東京にて、12月15日から写真展「瞬間の色~恋~」を開催。
彼女の故郷である台湾をテーマにした今回の写真展では、台湾の街並みや人々の笑顔、文化など色鮮やかな写真が並びます。今回は、台湾への想いや、現地での裏話を教えてもらいました。
CanCam.jp編集部(以下、CanCam)写真展の開催おめでとうございます!今回は、なぜ『台湾』をテーマに選んだのですか?
舞川あいくさん(以下、あいく)ありがとうございます! 今回で5度目となる写真展の開催なのですが、ずっとやりたかった『台湾』を舞台に選びました。両親ともに台湾人で、日本で生まれて日本で育ったけど、帰るたびに元気をもらえる台湾は、すごく思い出深くて大好きな国。日本のみなさんにもそんな台湾の魅力を伝えたいと思って、ずっと夢見ていた写真展になります。
CanCam 今回の写真展では、人々の笑顔や風景、モノなど色んな写真がラインナップしていますね。
あいく そうですね。写真展では、みんなに知ってほしい台湾のいろんな表情を取り入れました。リュックを背負って、三脚とカメラを持って、ひとり旅する感覚で撮った写真たちなので、どれも思い出深いですね。
CanCam あいくさんがお気に入りの写真はありますか?
あいく 十份(ジュウフン)の写真はお気に入りです。これは、大きなランタンに、願いを書いて空に飛ばして、真っ直ぐ飛ぶと叶うといわれています。真っ直ぐに青空に舞い上がるランタンは、夢があって美しいなぁ…と思いながら撮影した1枚です。夢を抱いてこの地に来る人もたくさんいるので、みんな表情豊か。改めて見ても、希望がもらえるような大好きな写真です。
あいく あとは、台湾のシンボルでもある台北101タワーの写真は、下から撮るアングルも綺麗なんですけど、街並みや空も含めて1枚の写真に収めたいな…と思って、象山(ゾウザン)って場所にタクシーで行ったんですけど、全然違う場所についちゃって(笑)。
そこから2時間くらい山頂まで歩いて、山頂でまた2~3時間待って、夕陽のベストタイミングまで粘って、やっと撮れた思い出の写真です。真夏でかなり疲労も溜まっていたのですが、この夕陽を見て、ここに来てよかったなぁ、と疲れも吹っ飛びました!
CanCam 大変な思いをして撮ったって聞くと、また見方が変わってきますね! 撮影でのハプニングなどはありましたか?
あいく 今回は、ひとりで撮影に行くときもあれば、父と母が出会った場所など両親の思い出の場所も撮りたかったので、父にいろいろと案内してもらいました。烏来(ウーライ)という所に連れて行ってもらったのですが、その日の気温が38度まで上がって、途中で父が熱中症になってしまったのは、びっくり。私も日焼け止めを塗らなかったので、赤く焼けて火照ってしまったり、夏の台湾のジリジリとした焼けるような暑さは大変でした!
CanCam それは大変でしたね!
あいく そうですね。でも、父と普段話さない会話をしたり、炎天下の中撮影を手伝ってくれたり、改めて親子の絆を再確認できる旅でした。両親の思い出の地を巡りながら、自分のルーツをたどってみて、台湾の良さをもっと知れて、今まで以上に好きな気持ちが高まりました。
CanCam ここは是非行っておくべき、台湾のおすすめスポットはありますか?
あいく やっぱり、映画『千と千尋の神隠し』の舞台になった九份(キュウフン)。もう数十回と行っていますが、今でも感動と新しい発見があります! はじめて訪れる人には夜がおすすめ。赤提灯が灯る夜は、ノスタルジックで風情満点です。
あいく あとは、霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)は、縁結びの神様がいる人気スポットです。お祈りすると、お守りがもらえるので、それを常に持っていると良縁に結ばれると言われています。恋愛だけじゃなく、仕事などのご縁も結んでくれるので、おすすめのスポットです!
いますぐにでも台湾にトリップしたくなるような素敵な所ばかり! そして、撮影の裏話を聞くと、より写真を深く楽しめそうですね。さて、続いては舞川あいくさんの写真への想いなど、もっと写真展について詳しく聞いていきます。(松本美保)
撮影/川原崎宣喜
東京会場 2017年12月15日~12月20日 オリンパスギャラリー東京
11:00~19:00(最終日~15:00)
大阪会場 2018年1月26日~2月1日 オリンパスギャラリー大阪
10:00~18:00(最終日~15:00)
※最終日のみ午後3時まで
入場無料
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