どんな場所で、だれに会っても自信をもてる、働く女性にとって“コンサバ”要素は必要不可欠です。でも、定番の服ってなんだか着こなしにマンネリしがち。もっと自分らしく、今っぽく着こなしたいのが理想ですよね。
今発売中の『Oggi』2016年11月号では、そんなオーセンティックなアイテムにひとさじのモードを足した着こなしをご紹介しています。毎日の通勤服をもっとおしゃれに楽しみましょう!
◆白シャツ
抜きシャツ、ゆるシャツ、とろみシャツ……あらゆる白シャツを楽しんできた今だからこそ、ごくごくオーソドックスなオックスフォードシャツが新鮮に映らない? ボタンをきちんと留めて優等生モードで着るのがミニマムな時代性にフィットする。
ボタンを上まで留めて体に沿わせるような着方が新鮮。ベーシック黒タイトと合わせてムダのないコンサバスタイルを目ざしたい!
シャツ¥15,000(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフ ローレン〉)
◆トラッドジャケット
秋になると恋しくなるトラッドな雰囲気のツイードテーラード。オジっぽいテイストにぶつけるのは、ご無沙汰気味のミニスカート。さりげない肌見せやボディラインの曲線などジャケット以外は“女”を意識したい!
真面目顔のロングテーラードに隙をつくるのはコンパクトなミニスカート。今季注目のコーデュロイなら厚手ツイードに負けずバランスよくまとまります。
ジャケット¥58,000(モールド〈チノ〉)
◆フレアスカート
甘さが気分じゃなくなって距離をとっていたフェミニン服。少し大人になるとまた新たな気持ちで楽しめることもある。たとえばひらりと揺れるフレアスカート。フィット&フレアの流れるようなシルエット、メタリック靴で新しいエレガントに挑戦!
ミモレ丈フレアにはベーシックなリブニットを合わせてそのシルエットを存分に味わいたい!
スカート¥12,000(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店〈ビューティ&ユース〉)
◆トレンチコート
シンプルで強い服は、ただまとうだけで自信をくれる。クラシカルなバッグやレザーベルトウォッチと一緒に“正統派”を究めてみるのもいい。
自然と腰位置を高く見せる絶妙なシルエット、すっと美しく立って横顔を印象的にする襟、おしゃれなニュアンスが宿るシワ。女性をきれいに見せる要素にあふれているのに、これ見よがしではないところがトレンチコートの最大の魅力。
コート¥130,000(レナウン プレスポート〈アクアスキュータム ホワイトレーベル〉)
◆セットアップスーツ
気持ちいいほどにムダのないオーセンティックなセットアップは、着る人自身の個性がにじみ出る。マニッシュな雰囲気の中に女らしさをしっかりと感じさせる計算されたシルエット。
ネイビー×黒の辛口ダーク配色でまとめて、モードな着こなしにトライ。首元に抜けをつくったツイードテーラードとは対照的に、あえて襟の詰まったタートルニットでメンズライクなかっこよさを体現。
ジャケット¥56,000・パンツ¥29,000(Theory)
◆クロップドパンツ
体になじむほどはき込んだパンツは、カジュアルシーンにだってフィットする。気楽な服を少しだけ大人っぽく新鮮に見せてくれるはず。
ざっくりニットを素肌に一枚ラフに着たら、ボトムはデニムではなくきれいめクロップドを。パンツのきちんと感が、リラックスする日にもひとさじの女らしさと大人っぽさを保ってくれます。
パンツ¥48,000(マディソンブルー ヘッドストア〈マディソンブルー〉)
毎日のおしゃれの登場回数が多い定番の服こそ、自分らしい着こなしを楽しみたい! 同じ組み合わせだけで着こなすのではなく、今旬にアップデートしながら秋のおしゃれを楽しみましょう♪(松本美保)
★詳しくは『Oggi』2016年11月号(小学館)に掲載
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