誰もが持っているベーシックな色をおしゃれに着こなすことができれば、完全におしゃれ上級者。
たとえば「グレー」や「ネイビー」、こなれた雰囲気の「カーキ」や「キャメル」……。
ベーシックな「渋色」は、きちんと見せたい日も、遊び心を入れたいお休みの日も、どんな日も頼れる色です。
そんな「渋色」をモノにする着こなし術を、『Domani』10月号よりご紹介します。
【1】グレー&ネイビーはワントーンで
数ある「渋色」の中でも、グレーとネイビーは大人な立ち位置です。きちんと感はあるけれど地味に見えてしまいがちなこの2色は、色の濃淡やさまざまな素材感を組み合わせて立体感を出したワントーンスタイルでまとめるのがおしゃれ。きちんと感はそのままに、コーディネートに奥行きが出てぐっと華やかになります。
【2】ギャップあるアイテムも、グレーならまとまる
ハンサムなライダースジャケットとフェミニンなプリーツスカート。こんな相反する性格のアイテムも、グレーのワントーンなら違和感なく、むしろ魅力的にまとまります。辛口ながら威圧感のない仕上がりなのは、グレーの持つまろやかな包容力のおかげ。「着てみたいけど、ちょっと強いかな?」というアイテムは、グレーで取り入れてみることをおすすめします。
【3】ネイビーはどこかにカジュアルさをMIX
品格のあるネイビーは、どこかにカジュアルさをミックスして着こなすとぐっとおしゃれに。
たとえば写真右の、ツヤあるスキッパーシャツ×ウール素材のスカート。写真左の、ネイビーブラウス×デニム。全部をキレイめに……ではなく、素材や小物でカジュアルさを取り入れることで新鮮な印象になります。
【4】こなれたカジュアルなら、カーキとキャメル
タフさとたおやかさを兼ね備えたカーキ、都会的にアースムードを取り入れられるキャメル……。カジュアルだけど品がある、今どきのこなれ感を手に入れたいなら、カーキ&キャメルにおまかせ。秋を先取るアイテムが続々登場中です。シンプルだけど今っぽい、そんな印象に仕上げてくれます。
【5】今からカーキとキャメルを買うならこんなアイテム!
何か欲しいけど何を買うべきか迷っているなら、カーキならとろみ素材のシャツかフレアスカート、キャメルならニットかタイトスカートがおすすめです。
たとえば、いつもの白シャツにカーキフレアを合わせることで頼りがいと女らしさあるスタイルに。モード感ある白ガウチョにキャメルのニットを合わせることでまろやかに……。合わせやすいのに今っぽいのもうれしい。
どれも流行に左右されない愛すべき色たち。おしゃれに見えるコツ、是非しっかりマスターしてみてくださいね♪(後藤香織)
★詳しくは『Domani』2016年10月号(小学館)に掲載
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