近年ますます増えている外国人観光客。いわゆるメジャーな観光地でなくても、外国人の方を見かけることが多くなりましたよね。私も先日千葉の実家に帰った際に、観光地でもなんでもない場所に、外国人観光客の方が何人もいらしていて、思わず「なぜここに?」と声をかけたくなりました(でも、そんな勇気はありませんでした……)。
★「日本のことを好きな国」第1位は微笑みの国!ありがタイその理由
2015年の訪日観光客の数が過去最高の2,000万人以上を記録した中、日本を訪れる外国人観光客は、どこに行くのでしょうか?
電通が2016年4~5月に20カ国・地域 (※注)で行った、「ジャパンブランド調査2016」によると、「行きたい日本の都道府県」ベスト5は以下のとおり。
1位 東京都
2位 大阪府
3位 京都府
4位 北海道
5位 沖縄
全体でみると東京は不動の1位といった感じですが、東アジアに絞ってみてみると、実はおもしろいことが起きています。
それは、北海道ブーム。中国、香港、韓国、台湾でそれぞれ「行きたい都道府県」1位となっています。東アジアの国では訪日リピーターが多いため、地方の人気が高いといいますが、中でも人気が高まっているのが北海道。確かに北海道は自然もきれいだし、食べ物もおいしいし、私も大好きですが、外国の方が北海道を選ぶって、ちょっと意外ですよね。
ちなみに「北海道でやりたいこと」を具体的に見てみると、「温泉」「桜」「雪」「紅葉」といった自然や四季の体感のほかに、「ラーメン」という答えも多数。ラーメン! すごい。たしかにご当地ラーメンは人気ですが、外国でもこんなに認知されているんですね。
ずっと日本に住んでいても、行ったことがない地方ってまだまだたくさんあります。私も知らない日本の“地方”を味わいに行きたいなぁと思いました。(深澤 彩)
※20カ国・地域=中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
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