◆完熟オレンジ
「ちょっと冒険?」と躊躇しがちなオレンジだけど実はビビッドに発色させても下品にならない、こなれカラー。素の唇の色味に負けると、今イチあか抜けないため色がきちんとのるリキッドルージュがおすすめ。BBQやビーチなど、夏のアウトドアシーンにもぴったりです♪
[モデル使用色]M・A・C バーシーカラー ステインキャント ストップ ウォントストップ¥3,300
やや赤みを帯びた、コクのあるオレンジ。唇の赤みを打ち消す程リッチに発色し、パールレスでも光を強く反射。落ちにくいのもいいところ。
[メイクのコツ]スパチュラを軽くしごいて余分な量を落としてから、平らな面全体を使って塗り、テクスチャーを密着させます。これを2回繰り返し、鮮やかに発色させつつもきちんと感のある唇にメーク。
◆ピュアレッド
今シーズンは、発色に混じり気のないピュアレッドのリップグロスが台頭。これまでとはひと味違って夏に似合う爽やかな色っぽさが手に入るカラーなので、初心者でも簡単に使いこなせます。ポイントは、ノンパールのものを選ぶこと。唇そのものが上気しているように仕上げて。
[モデル使用色] ランコム ジューシー シェイカー 166¥3,000
軽いつけ心地で、内側からにじみ出るように発色。清潔感のある赤が、狙っていない色っぽさをオン。初心者でもトライしやすい。
[メイクのコツ]ピュアレッドのリップグロスを唇の輪郭まできちんとのせたら、唇の輪郭にたまったテクスチャーをティッシュオフ。その後、再度重ねて発色を高めます。
◆ピンクベージュ
控えめな色だからこそ、多めに塗ってぷっくりさせても上品さを保てるのが、ベージュ系カラーのいい所。ピンクがかった色合いなら、女性らしさも際立ちオフィスでも飲み会でも、モテること確実! 大人っぽく静かにオンナ度を上げられる名カラーです。
[モデル使用色] ルナソル シアーライトグロス 03 ¥2,500 カネボウ化粧品
ありそうでなかった、適度に華やかで繊細な色合いが印象的。5種の植物オイルが配合されているのにベタつかないのも、夏に最適です!
[メイクのコツ]まずは、ピンクベージュのリップグロスを全体にオン。仕上げに、チップの先端で輪郭の外側をなぞり、ふっくらグラマラスな唇に。
髪や服装がシンプルめでも、リップが艶めけばハッと華やかさがプラスされますよね。口紅はご無沙汰、なんて人こそ夏の色っぽメイクを楽しんで下さいね。(松本美保)
『美的』2016年8月号(小学館)
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