プロ直伝!「試着」でココをチェックすれば、もうお買い物で失敗しない

【タイトスカート】

スカートは、デザインが気に入って、ウエストと丈感がOKそうであれば大丈夫なんじゃないの? と思うかもしれませんが……「ひとつでも当てはまったら避けたいタイトスカート」がこの世には存在します。

◆タイトスカートのNGポイント

【1】お尻をつき出したときに、下着のラインが出る

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素材が薄かったり、自分の体型よりもかなり細身のものを選んだためにぴったりしすぎて、下着のラインが響いてしまう……いますね、こういう人。いくらデザインが好きでも、こういったスカートは間違いなく履かなくなります。避けましょう。

 

【2】バックスリットが深く、セクシーになりすぎる

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スリットの深さは要注意。試着室で見たときには問題ないと思っても、実際の生活で歩いたり階段を登ったり動いていると、スカートの中が見えてしまいそうになることが多々。試着のときも実際に動いて確かめましょう。

 

【3】歩いたときに両脚のラインをひろうほど、ぴったりしている

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目安は写真のようにたくさん横シワが入ってしまっているくらいのもの。見た目もあまりよくないですし、脚のラインが出過ぎてセクシーになりすぎてしまうのでNG!

この3つのいずれかに当てはまるスカートは、いくらかわいくても着なくなってしまうので避けましょう。

 

◆OKな例はこんな感じ

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NG例と同じくダークカラーのタイトスカートですが、きちんと自分に合ったサイズのものを選ぶことで、脚まわりに余裕ができて、セクシーになりすぎずにキレイに着こなせます。

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後ろを見ても下着の線も透けずバッチリです。

着用スカート
OK例:¥12,000(PEACH<MICA&DEAL>)

 

次は、誰もが着る「ニット」のポイントです。

 

【ニット】

体にフィットするハイゲージ(編み目が細かい)ニットは「肉感を拾いすぎないライン」がポイントです。

【1】おなかのライン・インナーの線がわからないもの

同じ「ニット」でも、スタイルがキレイに見えるかそうでないかは千差万別。

「ぴちぴちではなく、やや余裕がある」「おなかのラインがわかりにくい」「インナーの線をひろわない」が三大条件です。

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理想はこのくらいのニット。インナーの線が本当に透けていないか、冒頭で紹介した「手鏡で合わせ鏡」ワザを使ってチェックするのもおすすめ。

 

【2】Vネックなら「ネックレスから4cm」が合言葉。

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今年流行のVネックですが、デコルテの開きが深すぎると必要以上にセクシーに、浅すぎると「なんだか詰まって見える……?」となりがち。
キレイめ派さんが通勤服としても着ていきやすい深さを見極めるコツは、「いつもつけているスキンジュエリーなど、ネックレスを目安にする」こと。

チェーンが約40cmのネックレスをつけたときに、ネックレストップと襟元との間が約4cm、がキレイに見える目安。このくらいの深さだと中に着ているインナーが見えないので、1枚でさらりと着ることができます。もう少し深いものになると中のインナーが見えてしまうので、インナーとニットを毎回合わせるのが面倒になってしまい、忙しい朝に手に取りにくくなるというケースも想定されます。

 

着用アイテム

ニット ¥11,000(マイストラーダ)
ネックレス ¥76,000(ココシュニック)

 

そして最後は「きちんと通勤」には欠かせない、シャツ!

 

【シャツ】
ゆるすぎるとだらしなく、ぴっちりしすぎていてもなんか変……サイズ選びで見え方がガラリと変わるシャツは、特に試着が重要なアイテムです。

◆こんなシャツはNG

【1】袖が短すぎor長すぎ

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袖をまくって着る、という方も多いかと思いますが、買うときにジャストな袖かどうかはチェックしておきたいもの。「手首が隠れないくらい短い」もしくは「もはや萌え袖?というくらい手の甲を覆う長さ」はNGです。

 

【2】肩の位置と切り替えラインが合っていない

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あえて大幅に肩のラインが落ちている「ドロップショルダー」のゆるっとシャツを選ぶ場合は別ですが、きっちりジャストサイズのシャツを選ぶ場合は肩の位置をしっかりチェックしましょう。落ちすぎているとだらしなく見えますし、逆に実際の肩ラインより内側に入っているものはキツいサイズ。いくらデザインが気に入っても買うのは控えましょう。

 

【3】胸元がヘンに開いてしまう

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たまに見かけますね、このように、シャツの隙間からインナーなり下着が見えそうな人……。
中にインナーを着ていたとしても、シャツのボタンの隙間から見えているのはあまり美しくはありません。もう少し胸元にゆとりがあるものを探しましょう。

 

◆OKなシャツはこんな感じ!

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肩のラインもしっかり合っていて、袖が手首がちょうど隠れるくらい。ボタンから中が見えてしまうこともなく、程よく体にフィット! 1枚で着るのはもちろん、ニットの中にINして着てももたつかないので、様々に着回せます。

着用シャツ
OK例:¥11,000(CIROI)

全身「試着のプロ」が徹底レクチャーしてくれた服に身を包んでみました。ドヤァ。

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サイズが合っている服はやっぱり体がキレイに見える気がします(自画自賛)。

ここでは紹介しきれなかった「きれいめパンツ」や「デニム」なども含めた、さらに詳しい試着のコツは、現在発売中の『AneCan』5月号にて紹介されています。あなたを間違いなくキレイに見せてくれる、ファッションのプロが教える「試着」のコツ、是非チェックしてみてくださいね!(後藤香織)

 

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『AneCan』2016年5月号(小学館)

※NG例はすべて私物です。
※価格はすべて2016年4月時点の税抜きです。

 

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