Q.あなたが遭遇した「まずいカレー」、どんなカレーでした?
1位 隠し味が隠れていない(46%)
2位 味が薄い(34%)
3位 甘すぎるor辛すぎる(28%)
見事1位に輝いたのは「隠し味が隠れていない」。すごくないですか。「カレー」って、ほぼすべてを「カレー味」に染めあげるというのに、それでもなお隠れず、主張を続ける隠し味。
一体何をどのくらい入れてしまったのでしょうか。
また、逆に「水っぽい」「なんか味が薄い……」という「薄い」系も。こちらはおおむね「あと少しスパイスやルウを入れればよかったのに……」というだけなので、「自分で作ったカレー」ではなく「人の作ったカレー・外食のカレー」で遭遇しているようです。
さらに3位は完全に好みの問題ですが、思ったより甘すぎるとか、辛すぎるとか、甘辛の好みがうまくいかないと「なんかマズい……」と認識するようです。
詳しい「まずいカレー」エピソードをいくつか紹介していきましょう。
◆隠し味は隠してほしい
「説明できない変な味がした」
「魚介のエキスがあまりにも溢れ出し、食べられないくらいしょっぱいシーフードカレーに遭遇した」
「一人暮らしを始めてそこそこ自炊に慣れてきた頃、自宅でおしゃれなカレーを作ろうと思い立ち、インスタントコーヒーとかはちみつとかりんごとか醤油とか、“いわゆる隠し味”を入れれば入れるほど味に深みが出るのでは、と調子に乗って入れまくったら、よくわかんない味になってしまった」
◆具材がダメ
「ピーマンとパプリカの入ったキーマカレー。ピーマンの味しかしなかった……」
「外食で食べたシーフードカレーで、サザエが入っていた。噛みにくいしカレーには合わないと思います」
「普通に食べたときは美味しかったはずのカレーを、食べきれずに冷凍保存。解凍して食べたら、じゃがいもとかにんじんとかの食感がかなりマズく……冷凍しちゃいけない具材があるみたいです」
◆異文化カレー
「某アジアの国のレトルトカレーがとにかくまずかった。変な黄色でシャブシャブで、とろみも旨みもなく、油っこいだけ……食べた後、胃もたれしました」
「実家のカレーがスープカレー寄りだったのですが、旦那の実家のカレーのルウがかたまっていてゴテゴテ……カレー嫌いになりました」
やはり、こう、素直に王道のカレーを作るのではなく、なんらか「王道から外れた」カレーを作ると「……まずい」となるパターンが多いようです。
いろんなおしゃれなカレーを食べに行ってみても、なんだかんだ王道の「おうちのカレー」が食べ慣れていてホッとする、という人も多いのではないでしょうか。ビバ・おうちのカレー!(後藤香織)
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