生見愛瑠に聞く!「ふーさん(神尾楓珠)と、例えるならふたりはどんな関係?」

めるるの「友達100人できるかな?」

人見知りのめるるが〝仲よくなりたい!〟人をゲストにお迎えする連載、めるるの「友達100人できるかな?」今回のゲストは、神尾楓珠さん!


久しぶりに会ったのに久しぶりと感じないふたり

Special Guest:神尾楓珠さん
1999年1月21日生まれ。東京都出身。2015年に俳優デビュー。その後、数々の話題作に出演し、めるるとは2024年にドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』で初共演。現在、テレビ朝日系列のドラマ『すべての恋が終わるとしても』でW主演を務める。

生見愛瑠
2002年3月6日生まれ。愛知県出身。CanCam専属モデル、俳優。来年3月20日公開の映画『君が最後に遺した歌』に出演。今回は、ふーさんこと神尾楓珠さんとレザーを着て、中国フォトっぽくカッコいい写真を撮ってみましたー!!

今回のゲストを紹介してください!

【愛瑠】ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』でご一緒した、ふーさんこと神尾楓珠さん! CanCamのファッション企画には出てもらったけど、連載にもぜひ〜と思って呼んじゃいました!

【神尾さん】けっこう久しぶりだよね? 呼んでもらえてうれしいです!

最初の頃のお互いの印象は?

【愛瑠】ドラマでは、ふーさんとこじじ(瀬戸康史さん)とりゅびび(宮世琉弥さん)と関わるシーンが多かったけど、3人の中でいちばんギャップがありました(笑)。

【神尾さん】え、そんな変わってたかな?

【愛瑠】ふーさんて見た目はわりとクールな感じがするんだけど、なんて言うか……ユニーク!

【神尾さん】今、言葉を選んだでしょ?(笑)

【愛瑠】現場でもすごくムードメーカーでした。それが意外だったけど楽しかったし、面白かった!

【神尾さん】そもそも俺だけあだ名が〝ふーさん〟なのもおかしな話だよね(笑)。

【愛瑠】(爆笑)!

【神尾さん】俺のめるるの印象は、言い方を選ばずに言うと……思ったより会話ができるんだぁと(笑)。

【愛瑠】ねぇ、ひどい!

【神尾さん】いや、ほらバラエティ番組とかではちょっとおバカとか天然なイメージがあったけど、実際に話すと全然そんなことなくて、むしろしっかりしてるし、落ち着いてる。

【愛瑠】いぇーい! うれしい。じゃあ、お互いにギャップがあったんだね。あと、お互いに人見知り(笑)。

【神尾さん】そうそう、でもふたりのシーンも多かったから、だんだんと話せるようになったよね。

【愛瑠】だって朝日(神尾さんの役名)はどこにでもついてくるので……。

【神尾さん】言い方! そういう役だったの!

印象に残っているエピソードは?

【愛瑠】ドラマのときの話で言うと、ふーさんは本番直前までしゃべってるし、チョイスするワードがなんか普通じゃない!

【神尾さん】仲よくなると、ちっちゃくボケたくなっちゃうんだよね(笑)。

【愛瑠】え、そうなの? だって「よーい、スタート!」のかけ声がかかりそうなのに、突然「ねぇ、今ってオレンジが流行ってるの?」って聞いてきて!!(笑) 突然すぎて頭の中がパニックになっちゃって……あれは忘れられない。あと、控え室に腰をマッサージするグッズを持ってきてたんだけど、それがまぁまぁ大きくて面白すぎた!

【神尾さん】あの時期、寒いのもあったし、腰が痛くて(笑)。ただ、めるるは何をしてもいっぱい笑ってくれるから、それがすごいありがたかった!

【愛瑠】だって、何をしても見た目とのギャップがすごいから私としてはかなりツボで(笑)。

【神尾さん】でもさ、めっちゃ話を聞いてくれているのかと思っていたら、急にバサッと話が切られることもあったから、たまに〝あれ?〟ってなってた。

【愛瑠】(笑)。それは失礼しました。

今は、お互いにどんなイメージ?

【愛瑠】芸術的に面白くて、いつも誰かとしゃべってるから……明るくてさみしがり屋のピエロ!

【神尾さん】ピエロって必要?(笑)

【愛瑠】芸術的な面白さを何かにたとえたくて!(笑)

【神尾さん】なるほど。たしかにさみしがり屋は当たってるかも。めるるは、水かな。

【愛瑠】適当に言ってない?(笑)

【神尾さん】ちがうよ! 親近感はめっちゃあるのに、どこか流動的でつかめないところが水っぽくない?

【愛瑠】さすがふーさん、たとえも面白い!

では例えるなら、ふたりはどんな関係?

【神尾さん】地元の同級生?

【愛瑠】わかる! ふーさんは、久しぶりに会っても久しぶりな感じがしないから、いつ会っても緊張しない。それってすごくめずらしい存在かも。

【神尾さん】誰に会っても緊張しないでしょ?(笑)

【愛瑠】そんなことない! 私、久しぶりに会うと会ったことがある人でも人見知りしちゃうんだけど、ふーさんの場合はすぐに自然と話せるというか……すごく不思議な感じがする。

【神尾さん】相手に気を使わせたくないと思っているから、現場で変なことを言ったりもするんだよね。

【愛瑠】そうなの?

【神尾さん】こんな変なこと言う人にだったら気を使わなくてもいいかーって思ってもらいたくて。

【愛瑠】え、めちゃくちゃ優しい!! 1年越しにその優しさに気づいた……。

【神尾さん】とはいえ、おれもめるるとは久しぶりな感じがしないし、会っても気が楽だからやっぱり地元の友達感があるかも。

【愛瑠】そうだね、地元の友達って関係性だ!

ちなみに今日の撮影の感想は?

【愛瑠】それこそ、読者の方たちがイメージしているふーさんが撮れた気がする。写真はクールだけど、トークで実は面白いっていうところが伝わるとうれしい♡

【神尾さん】俺はレザーとかあんまり着ないから、撮影中もちょっとソワソワしてた(笑)。

【愛瑠】モード感が出て、カッコよかったよ!

これからふたりでやってみたいことは?

【神尾さん】今日の写真が、アクション映画のポスターみたいだったから、アクションとかどう?

【愛瑠】やってみたい! 楽しそう!

【神尾さん】敵ではなく、味方でお願いします(笑)。

【愛瑠】もちろん!(笑)

\ギャップがありすぎて本当に最高(笑)!!/

CanCam2026年1月号「めるるの『友達100人できるかな?』」より
撮影/JOJI(RETUNE) スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/井下成美(神尾さん分)、榊 ひかる(Lila/愛瑠分) 撮影協力/浜崎真衣 構成/アンドウヨーコ