カフェ、タパスに「世界一のバー」に選ばれた有名店♡絶対に外さないバルセロナグルメ

こんにちは、kanonです。

1年のスペイン留学を終えて帰国したものの、気分はまだバルセロナ。まるで、またすぐに戻る予定があるみたいな感覚です。

これまでのコラムでは、バルセロナを拠点にさまざまな旅先をご紹介してきましたが、意外にもバルセロナ自体のことはあまり触れてきませんでした。

そこで今回は、私のお気に入りのカフェやタパスのお店、そしてバーまで、20代女子目線で楽しむ“バルセロナの食”をご紹介します♡

可愛いカフェは東京並みの充実度!

バルセロナはカフェ巡り天国!おしゃれな内装はもちろん、テラス席があるお店も多く、友達とブランチするのが日常でした。

特に忘れられないのが、私の大好きなドラマ『Sex and the City』をテーマにした「Brunch and the City」というカフェ。外観はシックですが、店内の壁には名シーンが飾られ、まるでドラマの世界に入り込んだよう。引っ越し後に仲良くなった4人組で、SATCの登場人物になりきってブランチを楽しみました。

そして、バルセロナ最終日に訪れたのは「Bloome by Sasha」。アボカドトーストとチョコパンケーキを友達とはんぶんこ。最後のブランチは、ほろ苦くて甘い時間でした。

スペインに来たら、やっぱりタパス

「El Xiample」は、家族経営の温かみと絶品タパスが魅力。毎日大行列ですが、オープンの30分前に並べば、オープンと同時に入店できます。

ここでのおすすめは、お店オリジナルのワイン!とてもフルーティーで飲みやすかったので、思わず帰りに1本テイクアウトしました。

あまり並ばずに楽しみたいなら「Vinitus」もおすすめ。スペイン到着直後に母と訪れて以来、5回以上通っています。

私の定番はpimientos de padrón(パドロンピーマン)。これにハモンとワインがあれば、永遠に友達と語れます(笑)。しっかり食べたい日はpulpo gallega(ガリシア風タコとじゃがいも)やカラマリフリット、ミニバーガーなども頼みます。

おしゃれな夜を過ごすなら…

タパス以外にも絶品料理がそろうバルセロナ。デートはもちろん、友達とちょっとおしゃれな夜を楽しむなら「Fugaz」がおすすめです。

モダンで洗練されたプレゼンテーションのお料理がとっても美味しい!この日は、ホームメイドのパン、タルタル、カルパッチョなどを堪能しました。

スペインは日が長く、夜の訪れがゆっくり。サンセットを過ぎると店内の照明が落ち、ぐっとムーディーな雰囲気に。ワインを片手に美味しい料理をいただきたくなります♡

バルセロナの夜はバーで♡

夜遊びの定番は、バーを何軒も巡る“bar hopping(バーホッピング)”。バルセロナにはスピークイージーな隠れ家バーや、遊び心いっぱいのコンセプトバーが豊富です。

今年オープンした「Focacha」は、一見ただのフォカッチャ屋さん。でも扉をくぐると、暖色が映える曲線的なインテリアが広がります。オープン間もない頃に訪れたので、ゆったりと過ごせました。

店内の奥には、音楽がより大きな音で流れるエリアが。その日の気分によって座る場所を変えてみても面白いかもしれません。

ユニークだったのは「Creps Al Born」。クレープとカクテルを同時に楽しめるお店で、甘いものを味わいながらお酒をゆっくり飲めるので、お酒が苦手な人にもおすすめです。

「Paradiso」は2022年に“世界一のバー”に選ばれた有名店。毎晩行列ができますが、凝ったプレゼンテーションを体験する価値あり。値段はちょっとお高めだけど、ここでしか出会えないようなユニークで遊び心のあるカクテルが揃っていて、特別な夜を演出してくれます。

今回は、バルセロナの食を中心にご紹介しました。訪れる際は、ぜひこの街でしか味わえないカフェ、タパス、そしてバーを体験してみてください!

kanon
2002年12月11日生まれ。第41回ベストジーニスト2024 次世代部門受賞。慶應義塾大学で経済学を学ぶバイリンガルで、現在はスペインに留学中。モデル、翻訳・通訳、SNSで弾き語りやライフスタイルを発信するなど、幅広い分野で活動する。