違いのわかる大人限定、本当の「沖縄」5つの楽しみ方

【3】「カナ」のカナ定食
和樂2015年8・9月号 P192
「イラブーシンジ(伊良部―・海蛇の煎じ汁)」、「ウカライリチー(おからと野菜の炒め)」など、「カナ定食」で供される13皿は、沖縄の家庭で昔から作られてきた、伝統的な「母の味」。食べることで薬になる、沖縄の食の知恵を味わうことができます。“ヌチグスイ(命の薬)”として親から子に継がれてきたこれらの料理も、今ではつくれる人がかなり少なくなってきたとのこと。

ひと皿の中に栄養を補う知恵があり、おいしい工夫が詰まっており、体いっぱいに滋味が広がる……体がよろこぶ定食を、是非感じてみてください。

カナ
中頭郡北中城村屋宜原515-5
TEL:098-930-3792
18~21時 日曜・月曜・木曜休(+不定休) 予約制

 

【4】「やちむん喫茶 シーサー園」に広がるやんばるの森
和樂2015年8・9月号 P196
のんびりしに沖縄に来たものの、那覇近辺にいると案外他の都市と変わらない人混み……。というわけで、沖縄を訪れたら、1日でも時間を作って、“やんばる(山原)”の愛称で呼ばれる北部を旅してみましょう。実は、都市部に暮らす地元の人たちも、週末には北部に通い、澄んだ空気と濃い緑に癒されているとか……。

そんな旅の途中に訪れたいのが、山カフェブーム発祥となった「やちむん喫茶 シーサー園」。まだ「癒し」という言葉が流行になる前の26年前から、山の中に喫茶店を開いています。山の緑を眺めながら、山のわき水で淹れたコーヒーを飲むのは、格別の贅沢です。

やちむん喫茶 シーサー園
国頭郡本部町伊豆味1439
TEL:0980-47-2160
11~19時 月曜・火曜休(祝日の場合は営業、翌日休)

 

【5】エメラルドビーチから眺めるサンセット
和樂2015年8・9月号 P197
街を抜け出して、景色のいい場所へたどり着いた日には、急いで宿に戻るのではなく、ゆっくり海に沈む夕陽を眺めたいもの……。沖縄の地元の人にとっても、海は「眺めるもの」。昼間のビーチにいると気が付きますが、沖縄の人はほとんどいません。そのぶん、好きなビーチやサンセットをのぞむ場所にはうるさく、一日の終わりを、どこで誰と見るかがとても大事なことです。

大人におすすめのスポットは、中部であれば読谷の海岸沿い、北部は本部町。いずれも、西側にいれば美しいサンセットを目にすることができます。

エメラルドビーチ(写真の場所)
国頭郡本部町石川424 海洋博公園内
TEL:0980-48-2741
8~19時30分(海洋博公園の開演時間、10~2月は18時まで)
※エメラルドビーチの遊泳時間や各施設の開館・閉館時間はそのつど確認を。

 

都市を抜け出して味わう、大人の沖縄。

他にも『和樂』本誌ではさらなる楽しみ方も紹介されているので、「沖縄に行く予定!」「夏に旅行に行きたいけれど、どこに行くか迷っている……」という方は特に、是非チェックしてみてくださいね。(後藤香織)

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『和樂』2015年8・9月号(小学館)

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