Snow Man・向井康二、初の子持ち&バツイチ役「結婚って未知なので、役で結婚を味わってみたい」

向井康二さん(Snow Man)が、7月8日(月)にスタートする杉野遥亮さん主演の“山岳医療ドラマ”『マウンテンドクター』(カンテレ/フジテレビ系・毎週月曜22時※初回15分拡大)に、岡崎紗絵さん、宮澤エマさんとともに出演決定!コメントが到着しました!

同ドラマは、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、様々な想いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、圧倒的なリアリティーと壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。長野県松本市を舞台に描かれます。

今回発表された3人が演じるのは、過酷な大自然を相手に己の知識と技術だけを頼りに目の前の命をつなぐ“山岳医”を演じる杉野さんと大森南朋さんの2人にとって欠かせない、物語の軸に関わる人物たち。

岡崎さんが演じるのは、信濃総合病院の麻酔科医、村松典子。この病院に赴任してきた杉野さん演じる整形外科医・宮本歩とは幼なじみであり、歩の初恋の相手。学生時代から優秀で、目標にしていた医師となる夢を果たし、院長に指名されたことをきっかけに山岳医療チームに参加。歩が患者と向き合う姿を見ていくうちに、山岳医療における麻酔科医としての存在意義に目覚めていく役どころです。世話好きで、快活で明るい性格ですが、母親との間に抱えた問題を誰にも相談できずにいます。

宮澤さんが演じるのは、信濃総合病院の看護師・鮎川玲。国内山岳看護師の資格を持っています。祖父が山小屋を経営していて、かつては山小屋を手伝う元気な看板娘でした。幼い頃から山で育ち、山を愛していましたが、ある事故をきっかけにその気持ちを塞いでしまいます。真面目で常に冷静なタイプであり、山を信じて山岳医療に打ち込む歩の姿に感化されていく役どころです。

向井さんが演じるのは、歩と典子の幼なじみで、地元・長野県松本市で焼き鳥屋「しんちゃん」を営む店主。歩が長野に戻ってきてからは、歩・典子・玲の行きつけのお店となり、仕事終わりの3人が集う憩いの場所になります。若くして結婚し、離婚も経験しているバツイチ・子持ちで、離れて暮らす息子との向き合い方に悩んでいます。常に明るくムードメーカー的な存在ですが、他者を観察し相手の気持ちを考える優しい性格。昔から歩の最大の理解者でもある…という設定です。

ファッションモデルとしても絶大な人気を誇り、テレビドラマの主演をはじめ、先月放送されたスペシャルドラマ『GTOリバイバル』の出演など女優としての活躍もめざましい岡崎さん。これまでの数々の医療ドラマ出演経験を活かし、今回、初の山岳医療ドラマに挑戦します。

抜群の演技力で、『ラビット・ホール』や『オデッサ』をはじめとした数々の舞台で高い評価を獲得している宮澤さん。近年はドラマなど映像の世界でも存在感を増す宮澤さんが、初の医療モノに挑みます。

Snow Manのメンバーで、バラエティー番組での活躍が光る一方で、今年1月OAの『リビングの松永さん』から3クール連続でのドラマ出演を果たすなど俳優としても注目される向井さんは、初めてのバツイチ・子持ち役に挑戦。向井さんと主演の杉野さんからのコメントを紹介します。

●向井康二さん(Snow Man)

――オファーを受けたときの感想を教えてください。

今年1月クールの火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』が終わるタイミングでマネージャーから聞きまして、すごくうれしかったです。カンテレさんのドラマに、続けて出演させていただけるのは本当にありがたいです。

火ドラ★イレブンではバーテンダー、月10枠では焼き鳥屋…と、またカウンターを挟む役柄なので、カウンター役をレベルアップしていきたいです(笑)。バーテンダーの“けんちゃん”から、焼き鳥屋の“しんちゃん”に転職ですね。カウンターを挟む役と言っても、今回は焼き鳥屋さんで、鳥を焼きながらのセリフや演技になるので難しいし、焦げて無駄にしたくないから、めちゃくちゃひっくり返しています。初日の撮影で焼き鳥を40本くらい焼いたのですが、実は、撮影中、炭の勢いがめっちゃ強くて…(笑)、思った以上に撮影現場は暑いですが、ありがたいことなので頑張っています。焼き鳥は、スタッフさんと美味しくいただきました!

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

まだちょっと緊張しています。スタッフさんも皆さんいい人だし、お芝居に対して真剣で経験の多い共演者の皆さんから、日々刺激をもらっています。僕は、その支えになれたらいいなという気持ちで、楽しい現場にしていきたいです。

――向井さん演じる“小松真吾”の魅力を教えてください。

しんちゃんは、愛がある人だと思います。子供も好きだし、離婚した奥さんのこともちゃんと大事にしているし。仲間が集う場になる店の店主で、恋人よりも友達を優先しちゃうタイプかなと感じています。焼き鳥屋さんの店長役なので、お店の中では気持ちオーバー気味には演じています。仕事に行くときには一つギアを入れるから、お店モードの店長しんちゃんですね。

加えて、父親として子供と向き合うシーンも出てくるので、自分の店にいる時とは、また違う父親の顔ができたらいいなと思っています。僕自身、器用なタイプではないので、1個キャラを作るというよりは、あまり役作りせず自然にできたらと思っています。ベテランの皆さんが多い現場なので、たくさん吸収していきたいです。

店長の衣装を着ると、やっぱり気持ちも変わりますよね! 焼き鳥屋さんの動画を見てベースの流れだけは掴んで、あとは行きつけの焼き鳥屋さんに行って、焼く練習はさせてもらいました。でも、炭の感じが店によって全然違うから、撮影はちょっと苦労しました(笑)。

初の子持ち役、初のバツイチ役で、役柄的に初めてが多くて…結婚って未知なので、役で結婚を味わってみたいと思います。バツイチということで、ファンの皆さん、チャンスありますよ(笑)!

――共演者の皆さんの印象はいかがですか?

勝手にクールな印象が杉野くんにあったので、あまりしゃべらない方かなと思っていたのですが、全然そんなことなくて(笑)。僕がビールを渡すシーンでの杉野くんのお芝居にグッときちゃって、撮影終わりで「今の目の感じ、めっちゃ良かった」って言ったら、「やめてよ、意識しちゃうじゃん(笑)」って言ってくれました。たしかに意識しちゃうよね(笑)。でも、僕がキュンとしちゃったから伝えちゃいました。もっと距離を縮められたらいいなと思います。

同級生役の岡崎さんは今回初めましてなんですが、モデルさんもされていてバラエティ番組にも出られたりして、女優さんでありながら面白い一面もあるハイブリッドな方だなと。宮澤さんは本当に素敵な大人な方だなと。二人での芝居のシーンもあってキャッチボールしている感じがすごく僕自身よくて、良いシーンになったのではないかと思います。それと…撮影で杉野くん、岡崎さん、宮澤さんに僕が焼き鳥を焼いて渡しても、誰も食べてくれなくて。「食べて!誰も食べないじゃん!」って思いながら演じてました。次は食べさせようと思います(笑)。

――『マウンテンドクター』の見どころ、注目してほしいポイントを教えてください。

医療と山岳のコラボということで、新しいドラマになっています。人同士の関係性というか、当たり前にある日常の尊さを思い出させてくれますし、家族や大事な人に会いたくなったりするかなと思います。楽しいシーンと、ジーンとするシーンとのギャップもあるので、ぜひ大切な誰かと見ていただきたいです。しんちゃん的な見どころは…焼き鳥が焦げてるか、焦げてないか(笑)。セリフに集中しすぎて焼き鳥を焦がさないように頑張ります。あと、しんちゃんが店で使っている台拭きが毎回変わっていて、スタッフさんのお母さんの手作りなんです。オレンジ色とか、雪だるま柄とか、ちょっとしたSnow Man要素もあるかもなので、楽しみにしていただきたいです!

●杉野遥亮さん

岡崎さんとはドラマ『教場Ⅱ』でご一緒して以来なのですが、一緒にチームを創り上げて良い作品にしていけたらと思います。宮澤さんとは『罠の戦争』でご一緒して、しっかり役に向き合う方ですし、演じる上でのディスカッションもしやすくて、とても心強いです。向井さんは、よくしゃべる方だなという印象がありましたが(笑)、お芝居に対して熱い気持ちを持っていて、周りにものすごく気を配って、周りをすごく見ている方だと思いました。向井さんと向き合う芝居もあるので一緒に楽しめたらと思います。

年齢が近いメンバーが、こんなに集うこともないので新鮮だなと思っています。表現の場に、一緒に一生懸命やれる人がいるのが、とてもうれしいです。豪華なキャストの皆さんと一緒に作品を創れることは、やっぱりご縁であり、巡り合わせであり、会うべくして会った皆さんだと思うので、最後まで良い時間を過ごせるように、視聴者の皆さんに良い作品をお届けできるように、一生懸命頑張りたいです。

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