「こなれ感」「抜け感」…知らないとちょっと恥ずかしい、春のおしゃれ用語辞典【定番編】

知らないとちょっと恥ずかしい、春のおしゃれ用語辞典

なんとなく使っているけど、本当の意味を知らない言葉ってありますよね。

特に流行が移り変わるファッション用語は、知っているようで知らない言葉がたくさん!
私も、「こなれ感」とか「抜け感」とか、慣れたように使ったりしていますが、実は本当の意味を知らないまま使っていました……!

CanCam4

発売中の『CanCam』5月号では、そんな「今さら聞けない! でも知りたい!」と思っている人のために、「『この春、とりあえずこれだけ知っておけば、おしゃれ女子の会話に入っても恥ずかしくない』事典」で、おしゃれ用語を解説してくれています!

★前回はコチラ→ガウチョ、チルデン、ミモレ…知らないとちょっと恥ずかしい!春のおしゃれ言葉辞典【春のトレンド編】

今回は、定番になりつつあるおしゃれ表現を中心にご紹介します。

 

こなれ感

「頑張っておしゃれしてきました」感を出さず、簡単に着こなしている様子。また、ちょっとした工夫をして、そう見せること。これを出せるとおしゃれ上級者的な扱いを受けることができる。

「こなれ感があるね」や「こなれ感を演出!」というように、ファッション誌のみならず、お昼のワイドショーのファッションコーナーでも見かけるほど、市民権を得ているこの言葉。要するに、「本当におしゃれな人が自然と出せるもの」のことですね。出すには頑張るしかないけど、その頑張りは見せてはいけない……。うーん、高度テク!


たゆん

服がいい感じにゆるんでいるときに使う効果音的なもの。主にトップスに使用。

柔らかくて女子らしい服が思い浮かぶこの言葉。イメージそのまんまの効果音だったとは! フランス語だったり効果音だったり、様々なところからおしゃれ用語は生まれるようです。しかし、たゆん服を正しく着るためにも、私はまず、たゆんBODYをなんとかしなければ!

 


ドルマン

トルコ人が寒いときに着るゆったりとした外着(オーバーコート)から由来。袖ぐりが深くたっぷりとして手首で詰まった形をしている同じ形のものを、ドルマンスリーブと呼ぶ。

ドルマンスリーブの服、よく買います。なんの根拠もなくマリン的な意味だと思っていましたが大間違い! むしろ寒さ対策の服から生まれた言葉でした。おしゃれ言葉の意味を知ると、雑学的な知識も増えていいですね♡

 


抜け感

かっちりして重たくならないような肌見せのこと。シャツの袖をまくって手首を見せたり、甲浅のパンプスで素肌面積を広くして、コーディネートの中にバランスのよい隙間をつくる。

こちらも「こなれ感」同様、日常的によく耳にします。ぶっちゃげ、何を抜けばいいの? と思っていました。なるほど、「抜く」というよりは「開ける」というのが近いでしょうか。首・手首・足首……と首のつくところからチャレンジしたいと思います!


ヘルシーな色気

さりげない露出で魅せる健康的な色気のこと。艶やかな髪や湿度感のある肌、気取らない笑顔などの体からにじみ出るトータル的な美しさでもある。最近の人気タレント、中村アンはそのヘルシーな色気で注目されている。

ヘルシーと色気って矛盾すると思っていたのですが、異性より同性に好まれそうなさわやかな色気という感じなんですね。まさに中村アンさんのように、自然体の飾らない女性にぴったりです。これなら私も目指せるかも!?


【まとめ】

いかがでしたでしょうか。本当に意味を知っているのと知らないのとでは、ファッションに対する自信が全然違いますよね!

明日からはお買い物もファッション誌を読むのも、今までよりきっと楽しくなりそうです♡(みつ子)

★よく聞くけど意外と知らないファッション用語 記事一覧はコチラ

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