野口強さん、辻直子さん、田中雅美さん…超人気スタイリストが提案する「パンツを女らしく着る方法」3つ

【2】辻直子さんが考えるパンツの女らしさは「色を、ありのままで着こなす」
Domani2015年5月号P56
辻さんが提案するスタイルは「色」を使うもの。色を重ねると、女らしいムードが漂います。
一見ちぐはぐに見えないか心配になっても、きちんと自分の感覚に従い、“好き”のフィルターを通していれば、必ずまとまりが出るもの。そんな「色」を着こなすには、内側からにじみ出るものが必要。いい面も悪い面も、自分のすべてを受け入れた女性は、とても誠実で美しいものです。そんな女性のパンツスタイルには、凛とした色っぽさが生まれます。

Domani2015年5月号P57

モデル着用パンツ
写真上 ¥38,000(コロネット<フォルテ フォルテ>)
写真下 ¥18,000(スタニングルアー 青山店<スタニングルアー>)

 

【3】田中雅美さんが考えるパンツの女らしさは「フレンチシックを自由な精神で」
Domani2015年5月号P58
「パンツ自体は男性のアイテムなので、それだけで女らしさを出すのは難しいと思うんです」と、田中さんは語ります。
だからこそ、服に着られるのではなく、いかに自由におしゃれを愉しんでその服を自分のものにするかが、大人のおしゃれには必要なこと。例えば、フレンチシネマのヒロイン気分のワイドパンツや白シャツ、ボーダーを、きちんと着るのではなく、いかにラフに着くずして遊べるか。そんな自由なチャレンジ精神に、女らしさは宿ります。

Domani2015年5月号P59

モデル着用パンツ
写真上 ¥28,000(ユナイテッドアローズ 原宿本店 ウィメンズ館<デザイナーズ リミックス>)
写真下 ¥95,000(ステラ マッカートニー ジャパン<ステラ マッカートニー>)

 

3つに共通するのは、「どんな心意気で着るか」がとても大事、ということ。
どんなに素敵なスタイリングをしても、そこに「心意気」がともなっていなければ、ちょっと物足りなくなってしまいます。
「外見は、最も外側の内面」とも言われるように、大人になればなるほど内面が見た目に現れるもの。
いつも「なんとなく」着ている服を、どんな女性になりたいか、どう着こなしたいか……それを考えて着るだけで、格段に見違えるはず。「素敵な服を心意気を持って着る」それが「女らしい色気あるパンツスタイル」の秘訣なのかもしれません。(後藤香織)

Domani2015年5月号表紙(『Domani』2015年5月号)

【あわせて読みたい】

※オフィスで映える美脚を演出!春の注目アイテム「アンクルパンツ」着こなし術

※2015春「デニムはパンツだけじゃない!」Oggiモデルが着こなすトレンド6

※目指せかっこいい女性!スタイリスト直伝、この春買い足すべき「辛口アイテム」3つ