美しすぎる…。シャネルが歌舞伎俳優・初代尾上眞秀さんの初舞台を記念し、祝幕の制作をサポート!

パリで制作された、とびきり美しい祝幕に注目!

左から、アスカ・ヤマシタ氏、グザヴィエ・ヴェイヤン氏、尾上眞秀さん、尾上菊五郎さん

歌舞伎俳優・初代尾上眞秀さん(10歳)の初舞台を記念し、フランス人の現代アーティストのグザヴィエ・ヴェイヤン氏がデザインし、刺繍のアトリエ・モンテックスが刺繍を施した祝幕が制作されたことが話題に。

この祝幕は、5月27日まで東京・銀座の歌舞伎座で開催されている「團菊祭五月大歌舞伎」初代尾上眞秀初舞台『音菊眞秀若武者』の舞台でお披露目されています。

(左)グザヴィエ・ヴェイヤン氏 (右)尾上眞秀さん

グザヴィエ・ヴェイヤン氏は、モンテックスのアーティスティック・ディレクターのアスカ・ヤマシタ氏と協働し、この舞台幕を構想。祝幕はエクリュカラーのファブリックの上に、マルチカラーのオーガンザをレーザーで丸くカットしたパーツ約8,900枚を組み合わせ、ピクセルアートのような形で抽象的なモチーフを形成。仕上げにチャコールグレーのオーガンザで「眞秀」の名と音羽屋の家紋である重ね扇に抱き柏が描かれています。

〈 Le Rideau de Maholo 〉 2023
Artwork by Xavier Veilhan produced by Atelier Montex commissioned by CHANEL

サイズは横約25メートル、縦約5メートルという巨大なスケール。パリで行われたこの祝幕の制作作業には、800時間を超える時間が費やされたそうです。

鑑賞に行った際は、美しい祝幕にも注目してみてくださいね♡