今年で最終回!「コミテコルベールアワード2022」
フランスの名だたるラグジュアリーブランドが参加している組織、コルベール委員会ジャパン×東京藝術⼤学による共同プロジェクト「コミテコルベールアワード」が今年も開催!
未来の⽂化とアーティスト育成を⽬的とした共同プロジェクトは今年で3回目。今回は、「The beauty of imperfection」というテーマを掲げ、ついに最終回を迎えます。8⽉10⽇に実施された⼀次審査では12作品が選出。そして10⽉14⽇の授賞式にて、優秀作品3点が決定します。
テーマである「The beauty of imperfection」は、海外では“わびさび”と訳されることもある言葉。ダイバーシティやインクルージョンという概念が浸透しつつある今の時代、「不完全な美」とは何か、藝大生がそれぞれの感性で表現したアートは見逃せません。
作品は、2022年10月15日(土)〜10月30日(日)の期間、東京藝術⼤学にて展示されます!
1954年にゲランの創始者であるジャン・ジャック・ゲランの主導で創設されたコルベール委員会は、フランスのラグジュアリーブランド92社と17の歴史的文化施設、6つの欧州メンバーを代表する多様なメンバーで構成され、世界の人々にフランス流「美しい暮らし」を伝えるという理念のもとに活動しています。HP:http://www.comitecolbert.com/
これまでの取り組みは?
2017年、コルベール委員会は東京藝術大学と提携し、若手アーティストを対象としたアワードを開催。このアワードは、2014年のコルベール委員会創立60周年に掲げた「2074、夢の世界」という、60年後のユートピアをテーマに、50名の藝大生がアート作品で表現しました。
同年秋、優秀作品に選ばれた3作品がフランス最大のコンテンポラリーアートフェアFIACにて展示。アワードの成功を受け、東京藝術大学とコルベール委員会は、この素晴らしい冒険をさらに3年間続けていくことを決意。2018年は「現代における人と自然」、2019年は「令和:新しい時代」、そして感染症の影響で延期となり、最終回となる2022年は、「The beauty of imperfection」と各年にテーマを設け、学生たちが絵画、平面作品、写真、映像、 インスタレーションなどさまざまな作品形態で表現しています。
一次審査をクリアした、12作品を紹介♡
永見 はな「Tacker chain」
河津 晃平「About sending and forgetting」
柿坪 満実子「Cocoon」
宮林 妃奈子「枝をずらす」
高 美遥「〇〇〇〇星」
山田 彩七光「NOON」
春田 紗良「Jardin Fantôme」
中野 美優「線が語るもの」
辻 一徹「Enohpomarg」
渡邉 泰成「vegetable skin」
木村 直「この松林は誰のためにあるのだろうか」
髙野 真子「I was born」
展覧会では上記に加え、過去の優秀6作品も展示!それぞれの感性が光るアート、果たしてどれが優秀作品に選ばれるのでしょうか。「コミテコルベールアワード 2022 –The beauty of imperfection–」へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。
会期: 2022年10月15日(土)~ 10月30日(日)
開館時間: 10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
定休日・料金:月曜休館・入場料無料
会場: 東京藝術大学大学美術館本館 展示室3、4
主催: コルベール委員会ジャパン/東京藝術大学
後援: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
HP:https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2022/10/CCA2022.html
※事前予約制ではありませんが、今後の状況により、変更及び入場制限等を実施する可能性あり