ワーク＋バケーション＝ワーケーション…なんて言葉がすっかり定着してきた今日この頃。
この「ライター」という仕事、撮影や対面マストの取材など「絶対に仕事先に行かなければいけない」ものもありますが、原稿を書いたりちょっとした事務作業をしたり…などは、良くも悪くもどこででもできる仕事。「悪くも」と書いたのは、終わらなければカレンダーも場所も関係なくどこでもズルズルとできてしまうからです。
というわけで。
「旅行したらどう考えても遊びたくなるんじゃない？」
…という疑問がずっとありましたが、実際にやってみないとどんなものかわからないので、先日沖縄にワーケーションに行ってみた話を何回かに分けてご紹介します。
飛行機から見た海よ。
※厳密には前半はひとりでワーケーション、後半は友達と合流して遊んでいたのでほぼほぼバケーション説はあります。
結論から言うとですね「めちゃくちゃ集中できるけれど、集中できる時間は限られる！」でした。私のような意志よわよわ人間はふらふらと散歩に出かけたくなりました。
私が行った5月末の沖縄は梅雨のまっただなか。そのときの東京は毎日カラッと晴れ予報でしたが、沖縄は「豪雨→くもり→ありえん豪雨→小雨→豪雨→雨やんだけどもう夜」といった、くるくる変わるTHE南国気候。天気予報は当たらないし、雨予報のアプリの時間より早く降ったりする。そんなこんなで、とりあえず雨アプリを見て、ちょっとでも「あ、来そうだな」と思ったらその時間帯は室内にいるのがベストだったので、ある意味で遊びに行きすぎず済みました。「豪雨なので仕事やるしかない」状態。「雨がやむまでに絶対終わらせる！」と意気込めたのもよかったです。
さて。合間を見てちょこちょこ散歩に行ったり、ごはんを食べに行ったりして思ったのは「那覇、めちゃくちゃ猫が多い」ということ。那覇の街が猫カフェか？ ってくらい、本当にありとあらゆるところに猫がいる。
まったり広々昼寝中。
我が物顔でお土産屋さんにいるにゃんこ。
若干のおじさん感ある体制のにゃんこ。
たくさんのにゃんこ。撮ろうとしたら逃げられてしまった子も結構いましたし、あまりに猫がいすぎて途中から写真撮らなくなったくらい、本当に行く先々で猫に遭遇しました。
特に印象深かったのは、初日にお昼を食べに行ったお店の前にいた猫ちゃんです。
ふわっふわのほわっほわです。言葉を選ばずに言えば、お高そうなにゃんこです。気を引こうといろいろやったのですがまったく私を見ることなく毛づくろい中。寂しいけど実際猫ちゃんはこのくらいがちょうどいい。
しかしこの「どう考えても室内で大事に育てられるタイプでしょ」という猫ちゃんが普通に外でくつろいでいるのが気になりすぎて、お昼を食べ終わり会計時「お店の前にいるのはお店の猫ちゃんですか？」と聞いてみたところ、なんと地域猫とのこと。こんなにふわふわの猫ちゃんが地域猫って、那覇すごい。
食べ終わったらまだいてくれたので、ちょっと撫でました。見たとおりのふわっふわの素晴らしき毛並みでした。かわいい。ちなみにこの「ふわふわの地域猫」、那覇で結構見かけました（写真撮り忘れ＆撮ったはずなのにない。悲しい）。気候がちょうどいいのかなんなのか、地域猫とは思えないふわふわっぷりです。
那覇。猫好きなあなたのワーケーションに、おすすめです。
