飲むヨーグルト&甘酒のダイエット効果、どれだけ知ってる?
近年、健康志向の高まりや、話題の「腸活」に良いとされていることから、発酵食品がブーム……を通り越してもはや定着しているように感じます。
中でもコンビニやスーパーでも買うことができて、手軽に発酵食品を摂れる「飲むヨーグルト」と「甘酒」はここ数年売上が伸び続け、特に甘酒はこの7年でなんと約5倍に急拡大したそう。そんなふたつですが、実際のところどんな美容・ダイエット効果があるのでしょうか?
『マイクロダイエット』を展開するサニーヘルス株式会社が発表した調査結果「飲める発酵食品 甘酒とヨーグルトのダイエット効果」を早速チェックしていきましょう♪
「飲む点滴」と言われる甘酒の美容&ダイエット効果
甘酒は米と麹から作られていて点滴に匹敵するほどの栄養があり、美容や健康の面で優れた飲み物です。砂糖などの甘味料が入っていないのに甘いので、ダイエット中に甘いものを欲した時にその気持ちを満たしてくれる効果もあります。
優秀すぎ!?甘酒に含まれる美容成分
そして注目すべきは栄養の豊富さ。甘酒に含まれている美容成分は、まずはビタミン。食べ物から摂取した糖質・脂質・タンパク質をエネルギー代謝するのに必要な、ビタミンB1・B2・B6、パントテン酸、ビオチン(ビタミンH)などが豊富です。ダイエット効果があるほか、肌や髪を美しく保つ作用、疲労回復にも効果があるんです! これはまさに一石三鳥!
そして代謝を円滑にするための必須アミノ酸、食物繊維と同様の働きをするレジスタントプロテインと呼ばれる成分も含まれているため、「腸活」(腸内環境の改善)にも役立ちます。
市販の甘酒は製造時に加熱殺菌されているものがほとんどで、酵素や麹菌は失活していますが、中には酵素が活性していて麹菌も生きている非加熱の「生甘酒」と書かれているものもあります。ただ加熱殺菌された甘酒でも十分に「飲む美容液」の効果は得られるので、それほどこだわらなくても大丈夫です◎
酒粕から作られる酒粕甘酒も栄養価は高いですが、砂糖が添加されている点が気になる人は麹から作られた甘酒を選ぶのがオススメです!
「飲むヨーグルト」は、自分にあった乳酸菌で腸まで美しく
コンビニなどで買ったらそのまま手軽に摂取できる“飲むヨーグルト”。甘いものやフレーバーのあるものなども飲みやすい&人気のポイントではないでしょうか。ヨーグルトには乳酸菌などの善玉菌がたっぷり含まれています。
善玉菌の働きは、悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を良くする、有害物質の発生を抑える、風邪をひきにくくする、花粉症などのアレルギー症状の緩和、便秘の改善、肌荒れ改善などさまざまな全身の健康に作用することです。
飲むヨーグルトに期待できること
中でもやはり一番有名なのが便秘の改善。便通が滞ってしまうと腸内環境が悪化してしまいます。これは腸内で有害物質やガスを発生させる悪玉菌が優勢になっている状態です。すると腸壁から有害物質が吸収され、血液を通じて全身を巡ります。そして様々な形で体に悪影響を及ぼすのです。便秘だけでなく、下痢、頭痛、肌荒れ、口臭、体臭、代謝が低下して太りやすくなる といった症状だけでなく、大腸ガンのリスクが高まります。
市販の飲むヨーグルトのパッケージには、使われている乳酸菌の種類が明記されていることが多いです。どの乳酸菌で効果が感じられるかは人によって異なるので、ひとつの種類を2週間ほど続けて、自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか?
【まとめ】
“飲める発酵食品”である甘酒と飲むヨーグルトは、手軽に時間がないときでも簡単に摂取できるのがポイント! そして腸内を整え健康に、美容にも良くダイエット効果があるので、飲まない理由がないくらい魅力的! ただ、ものによっては砂糖が多く入っているので、美容にいいからと飲み過ぎると少々キケンかも。程よくおやつがわりに摂取して、賢く美を手に入れましょ♪(中川 瑞月)
情報提供元/サニーヘルス株式会社