年齢を重ねれば重ねるほど、シワもできるし、肌もくすむ。シミが隠せたかどうか、拡大鏡をにらんでメイクをしていては、どんどん厚塗りになるだけ。
しかも、“メイクの厚塗り”はよけいに老けてみえる原因に!
『Precious』9月号では、「何もしていなさそうなのにキレイに見える、大人のナチュラルメイク」を伝授! 指南してくれるのは、コスメブランド「CICCA」のクリエイターとしても活躍中のトップメイクアップアーティスト、吉川康雄さん。
<ベースメイク>、<アイメイク>、<リップメイク>にわけて、「顔立ち美人に見せる、大人のメイク」のHow Toをご紹介します。
★ベースメイク編→ シンプルだから絶対に失敗しない!「大人のナチュラルメイク」ベースメイク編
ベースメイクに続いて、今回は「アイメイク編」です。まぶたの色素沈着を“自然なシャドウ”ととらえ、隠さず生かす。そして“伏し目”の魅力を強調すること。あとは、黒目の存在感を際立たせるためのプロのザワを少々。重ね続けてきたアイメイクとも、今日でおさらば!
◆シャドウは優しくぼかす。伏し目の魅力を強調すべし
大人のナチュラルなアイメイクは、“伏し目”の魅力を強調することにあります。そのため、メイク感のある鮮やかな色は特に必要なし。繊細なパールでつくる艶やかなまぶたで女らしさや優しさを演出するため、アイシャドウは、ふわっとまぶたを染めるようにのせましょう。この方法なら、どんなカラーでも品よく自然な仕上がりに。
1.カネボウ化粧品 キッカ ミスティック パウダー アイシャドウ 10(¥5,500)、2.クリニーク ラボラトリーズ オールアバウト シャドウ デュオ 10(¥3,000)、3.資生堂インターナショナル クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 313(¥7,500)、4.RMK インジーニアス W パウダーアイズ 01(¥3,800)
◆これぞプロのワザ!目のフレームとまつげを強調
目元でひそかに強調したいのは、アイラインやまつげ、まつげなどの“黒い部分”。もともと色味があるパーツなので、色を描き足しても目立たず、“生まれつき美人度”も急上昇! ほんの少しの強調でも効果抜群です。