【実録】メイクサロンで「韓国アイドル風」を依頼→デカ目・中顔面短縮・小顔のすべてが叶った♡

NG例も参考になる!最新「韓国アイドル風メイク」

SNSやメディアなどで目にすることが増えた、“韓国式のフォトサロン”。東京の原宿にも本場・韓国さながらにメイク&撮影をしてもらえる、話題のNEWスポット「RIZZ(リズ)」が誕生!

韓国アイドル風メイクの工程を画像で一気見!【画像35枚】

今年10月にオープンしたばかりのサロンには 、なんとINIやIS:SUE、その他にも今話題の芸能人を担当するヘアメイクアーティストが在籍。今回は、日常ではなかなか縁のない本格的な美容体験を味わってみたい!新しい自分に出会いたい! ということで…CanCam it girl ICONSの伏屋璃乃さんがサロンに潜入。(体験の流れや詳しいリポートは、Vol.1の記事をチェック)

サロンでは、ちょっぴり背伸びな韓国の女優さん風メイクと悩んだ末、念願の“アイドル風メイク”を体験することに!

自然体なのにカバー力のあるファンデの付け方やコンシーラーの裏技、ぱっちりデカ目に盛れるまつ毛メイクのテクなど…韓国の人気アーティストを手掛けるヘアメイクアーティストさんが教えてくれた、最新の秋メイクを解説します。写真映えするプロ直伝のテクニックは必見!!

伏屋璃乃(CanCam it girl ICONS)
1998年生まれ、東京都出身。持ち前の手脚の長さと表情管理力で様々な媒体でファッション・ビューティモデルとして活躍中。明るいハッピーマインドで周りを元気にさせるムードメーカー。
TikTok:ffffffuseya_ Instagram:@ffffffuseya

★フォトサロンの体験記事Vol.①はこちら↓

目からウロコ! 「韓国アイドル風メイク」のプロ技連発

◾️before→afterの盛れ度がスゴすぎ

↑すっぴんもナチュラルできれいな伏屋さん♡

メイク前のすっぴんも、ナチュラルで小悪魔っぽいかわいさをもつ伏屋さん。今回は韓国アイドル風メイクということで、テーマは、透明感のある素肌を活かしたちょい盛りアイドルメイク! 

↑トレンドコスメがずらり。韓国のプチプラコスメ中心だから、実際に気に入ったコスメをポチっとできたり、お買い物の参考にできるのもGOOD!

<サロンでの流れはこんな感じ!>衣装に着替え(前開きの服であれば着替えは最後でもOK)→カウンセリング&ヘアメイク(約1時間半)→撮影(約15分)→写真セレクト(約15分)でTOTAL2時間ほど。入店時は、可能であればノーメイクか、色のつかない日焼け止め下地程度にしておくと現地でスムーズ!

【韓国アイドル風メイク】SNSで見る、あのテクが続出!

◾️「ベースメイクを丁寧にするほど、アイメイクが映える!」

↑リキッドファンデーションのカラーだけでもこんなに!

仕上がりのイメージを共有したら、早速ベースメイクから開始! ベースの色味は、それぞれの肌の色に合わせて細かくセレクト&調整しているそう。自然な美肌をつくるため、カラーメイクがより映えるためには、ベースメークがなにより重要! 伏屋さんは、大人かわいい系のアイドルメイクに挑戦ということと、肌の赤みをカバーして、チークの発色をよくするためにグリーンのべースをMIXしました。

「ベースのファンデは手やスポンジを使わず、薄くて平らな筆で塗るのがポイント! 薄〜く均一に塗れるうえに、ぴったりと肌に密着してくれるので、ナチュラルな仕上がりに。スパチュラで塗るのと似た感覚です」とヘアメイクさん。

◾️コンシーラーはリキッドファンデと混ぜて使うべし!

韓国メイクは、まずリキッドファンデーションでしっかりと肌を作り込むことが基本。メイクさんの手元を見ていると、肌の色に合うファンデーションにコンシーラーを混ぜる工程が! 伏屋さんも、「え、なんで混ぜるんですか?」と興味津々。理由を聞いてみると…「みずみずしいファンデにコンシーラーを含ませると、薄づきでもカバー力がUPするんです。肌の色が均一になるのに厚塗りに見えないし、コンシーラーだけを後から乗せるより仕上がりも自然です」とヘアメイクさん。ほほーーーー勉強になる!!

「ファンデを塗ったら、スポンジの先でポンポンポンッと軽くパッティングし、バランスをみながら2~3回ほどレイヤードしていきます。そうすることで、ムラなく均一に、ナチュラルな肌が作れます! ベースメイクで肌のアラを隠しておくと自然とアイメイクに視線が集まり、より印象的な仕上がりに。目力勝負のときこそ、肌をきれいに作りこむのが大切です」

◾️コンシーラーは、まぶたや涙袋にもしっかりON

目元にコンシーラーを塗る理由は…「明るい色味やマットな質感のアイシャドウを使うので、発色をよくするために、まぶたと涙袋のくすみをコンシーラーで飛ばしておく! 涙袋はヨレやすいので、コンシーラーは硬めのテクスチャーを使ってます」カラーは暗めを選ぶと、いい感じのぷっくり感が作れるそう♡

◾️アイシャドウはやわらかい色からのせて、自然なグラデに

「アイシャドウは陰影が命なので、1番やわらかいピンク色から、上まぶた全体にふんわり→次に濃いピンクを二重ラインにのせていきます。簡単なのに手が込んでいるように見える自然なグラデーションが作れるので、ぜひこの順番でやってみてください!」

◾️ナチュ盛れの基本! ピンクシャドウで粘膜拡張メイク

粘膜の色味に近い、あったかいピンク色で粘膜を拡張させるのも、デカ目メイクの裏ワザ!

下まぶたのまつ毛の間を埋める感じでスーッとアイシャドウを塗っていきます。

目頭にもしっかりピンクを入れることで、さらに目が大きく見えて瞳のうるうる感も倍増! 「粘膜拡張メイクはトレンドでもあるので、いつものメイクにプラスして今っぽいナチュ盛れ感を演出してみて」とヘアメイクさん。

◾️一重さんこそ挑戦してほしい! アイライナーテク

目力アップに欠かせないアイライナーは、筆につけるタイプのリキッドをチョイス。平らなブラシを使ってまつ毛のキワを細〜く埋めるのが肝。二重幅が広くないと似合わないのでは? と思いがちですが、一重の人こそ、伏し目のときに目がハッキリ見えてかわいいのだそう!

◾️韓国アイドルの命、まつ毛。つけまは切って使うべし!

アイドルメイクといえばまつげ!「つけまつ毛は、〝W〟の幅で切って、毛先が自分のまつ毛と重なるようにつけるのがポイント。まつ毛のノリが乾く前に角度を調整してくださいね!」

◾️SNSで話題の「プルコテギ」でぱっちりまつ毛に!

マスカラで束感を作ったら、韓国アイドルの間ではメジャーとなっている技術、竹串ビューラータイム! ライターで熱した2本の竹串でまつ毛を挟んでキープ→竹串が冷めたら外す。これだけで、まつ毛がくるんくるんに。ヘアでいうコテやカーラーを巻く感覚でやればいいそうですが、慣れるまでは竹串の使い方や火の扱いなどくれぐれも注意が必要!! 

◾️アイドルメイクに差をつける「涙袋の三角ゾーン」

デカ目にもあか抜けにも欠かせないのが、下まぶたの目尻にある、三角ゾーンと呼ばれる三角形のエリア。ここをさりげなく盛ると、目幅がグンと拡張されたり、中顔面が短く見えて面長が解消されたり、いいことづくめ。

ただ、簡単に盛れてしまうパーツだったりもするので、〝いい塩梅〟を意識するのがかなり重要! ヘアメイクさんにポイントを聞いてみると、

「三角ゾーンにアイシャドウでスーッとガイドラインを引いてみてください! そうしたら、引いたガイドラインを粘膜に近い色味のピンクで埋める。これだけで洒落たデカ目が演出できます。アイシャドウで目幅を広く見せた分、下まつ毛にマスカラを塗るのは黒目の下あたりにしてください。マスカラを広範囲につけると逆に目が小さく見えるので要注意」とのこと。

◾️目の下に明るい色味をのせて、美肌が完成!

メイクの序盤で肌づくりは完成したのかと思いきや、まだまだ微調整は続く模様。「下まぶたに明るい色味をのせることで、レフ版効果で目をはっきりと見せたり、頬周りの凹凸がなめらかになるので、鼻が高く見えるんです!」とヘアメイクさん。ほんのひと手間で印象を変えられるなんて…プロのメイクは奥が深い!!

さらに、明るめのコンシーラーをハイライトとしても使い、鼻先、鼻筋、目の下、鼻横にのせる→スポンジでぼかす→筆で密着、という順で行うと、コンシーラーが肌に自然に溶け込み、内側から発光しているように見えるのだそう。このテクニックは今日からマネしたい!

◾️チークで頬骨を強調するのはNG!

「チークの時間を楽しみにしてた!」と伏屋さんが言うように、韓国メイクにおけるチークの存在はかなり重要!

ヘアメイクさん曰く、「ポイントにしたい部分に濃いめのチークをまあるくのせてから、薄い色をのせてぼかしていくのがおすすめ。頬骨は強調しないで、チークを目の下の高い位置に入れたら広げすぎないように。アイメイクと繋げるようにチークを入れると、今っぽくてかわいらしい印象になります。ツヤが欲しいときは、リップをチークとしてポンポンッと重ねてもかわいい!」

◾️ノーズシャドウは鼻先の1番高いところに!?

「シェーディングは、ファンデがとれないように、塗るというより押すようにのせるのがポイント」

「ノーズシャドウは、必要なところにトントントンッとおいてから筆でやさしく伸ばしたり、押し当てたり…。鼻先の1番高さのあるところにノーズシャドウを入れて、その上にハイライトをのせてください! 鼻先がツンッとするので、中顔面が短く見えますよ」とヘアメイクさん。

◾️唇はリップライナーではなく、アイシャドウで輪郭をとる!

人中が短く見えたり、ぼやけたリップラインを補正できるので、まずはベースを整えるのが韓国メイクの鉄則。リップライナーを使わず、なんとアイシャドウでリップラインを描いていてびっくり!

「アイシャドウで唇のアウトラインをぼかすと輪郭がマットになり、リップライナーよりも肌とのなじみがいいんです」とヘアメイクさん。

「新しく買い足さなくても手持ちのコスメでメイクがアップデートできるのはうれしい!!」と伏屋さんもニコニコ♡

【韓国ヘア】ボリューム重視「CSカール」で大人かわいく!

メイクの次はヘアスタイル! 今の韓国ヘアのトレンドは、とにかくボリューム重視なのだそう。「Cカールは聞いたことあるけど、CSカールって何!?」 と伏屋さんも質問攻め。

「髪の毛を耳から前と後ろに分け、分けた髪をさらに上と下で分けて巻いていきます。このとき、中間から毛先にかけては内巻き、中間を外ハネ気味にウェーブを作ると、CとSのカールが完成します! 」

「トップの内側には、ギザギザのアイロンで細かいウェーブを仕込むと、いい感じにボリュームが出て小顔効果もアップ!」巻き髪の豊富なバリショーンも美髪やボリューム命の韓国ならでは!

「前髪や顔まわりは、縦に挟んで後ろに流しながら前に押すと、SNSで見るような、あか抜けた雰囲気が作れますよ」とヘアメイクさん。自分でヘアアレンジするのが苦手、という伏屋さんも、「思ったよりも簡単そうで、これならマネできそう!」と大喜び♡

【韓国ヘアメイク完成】仕上がりの感想は?

普段からメイクが大好きで、色々と試してみては、リールをSNSにアップしてます! 今回は新しいメイクを学んで帰るぞ! と、意気込んでいたので、実際にメイクしているところが間近で見られたり、メイクのトレンドやテクニックを教えていただけてものすごく勉強になりました。韓国メイクは、肌作りを丁寧に行えば他のパーツのよさが際立って盛れる…その理論にも納得です。サロンでは、自分に合うファンデやアイシャドウの色味を教えていただいたり、メイクの悩みも相談できるので、もっとあか抜けたい、新しい自分に出合たい、という人は、メイクレッスンとしてもぜひ訪れてみてほしい!

◾️すっぴんとメイク後を比較してみると…

左のすっぴんと、右のメイク後を比較すると、肌の色ムラが完璧にカバーされていて、目元はよりぱっちりとして目力2倍、小鼻やフェイスラインもキュッと引き締まり、オーバーリップで今っぽフェイスが完成♡ スマホ撮影(加工なし)でこの仕上がりはすごすぎる、と伏屋さんも取材班も感動! プロカメラマンの撮影→レタッチの本番画像が楽しみすぎる!

本格撮影→韓国アイドルメイクが映えまくる!

【レタッチ後の本番画像】本場の加工技術でトップアイドル級の仕上がりに

↓レタッチ前

美肌力を強調したメイクとプロ仕様のライティングで、レタッチ前の写真でも十分に盛れているのがわかりますが、本場・韓国流の違和感のない匠な加工技術は圧巻!

自然な肌ツヤは残しつつ、拡大してもアラが一切見つからないちゅるんと陶器のような質感に。フェイスラインを整えたり、頬の凹凸をなめらかにしたり、髪の乱れを補正したり、やりすぎない程度のレタッチが写真の完成度をグッと高めてくれるポイントですね。

トレンドの韓国アイドル風メイクで爆盛れ!

Vol.1でご紹介したメイク〜撮影・仕上がりまでの一連の流れに続いて、こちらでは韓国アイドル風メイクのプロセスを公開しました! 普段のメイクに取り入れられるテクニックも多いので、ぜひ参考に。

原宿にオープンしたばかりのフォトサロンは、1人や友達との利用のほか、ウェディングや記念日のカップルフォトにもおすすめ♡ RIZZの公式インスタグラムもチェックしてみてくださいね。

【RIZZ HAIR MAKE UP&PHOTO STUDIO】
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-31-20 NOZUビル4階

●ヘアメイクアーティスト担当:Aプラン/基本撮影(セルフ)¥29,800(オープニングキャンペーン価格/通常¥38,500)、Bプラン/プロカメラマン撮影¥88,500
●チーフヘアメイクアーティスト担当:Cプラン/基本撮影(セルフ)¥88,500、Dプラン/プロカメラマン撮影¥110,000 
予約は公式ラインから

構成/近藤舞緒