「小泉チルドレン」としてもてはやされた衆議院議員からタレントへと転身し、現在は投資家・実業家としても活躍する杉村太蔵さんが著書『バカでも資産1億円「儲け」をつかむ技術』を出版しました。
時給800円の清掃員から外資系証券マンへの華麗なる転身、証券会社時代に培った働き方の知恵、人生を変える転機と出会うための心得、議員時代の裏話、タレントデビューを果たしてからの仕事術、そして投資の極意と、とにかく盛りだくさんの内容の1冊です。
杉村さんに今回の本の内容や出世する方法、投資でうまくいくコツなどをたっぷりうかがってきました。これから3回にわたり、スペシャルインタビューをお届けします!
Woman Insight編集部(以下、WI) よろしくお願いします。まず、今回の『バカでも資産1億円「儲け」をつかむ技術』はどのような本ですか?
杉村太蔵さん(以下、杉村) 「どうだ1億円もあるだろう、すごいだろう!」
WI すごいです。
杉村 ……って自慢したくて書いた本じゃないんです(笑)。世間の99%は「杉村太蔵はバカだ」と思っているでしょう。でも、そのバカでも資産が1億円ある、と聞いたら、「あいつで1億なら、俺は2億いけるんじゃないか?」って勇気が出ませんか?
WI 確かにそう思う人も多そうです。
杉村 僕は大学を中退しているので最終学歴は高卒ですし、何か特別な資格や知識を持っているわけでもない。それでも35歳で、おかげさまで資産を1億円築くことができた。そんな自分が、これまでどういうことを意識して生きてきたかをまとめたら、ひょっとしたら一部には何か参考になる人もいるんじゃないかと思い、本を出版しました。
WI 今回の本はどのような内容になっていますか?
杉村 「お金を貯めたい、資産を増やしたい」人は多いと思います。そんなときに、僕は「節約して貯めよう」じゃなくて「いかに収入を増やすか」と考えます。収入を増やす方法について「会社で出世する方法」「投資で成功する方法」などを紹介しています。
WI 「出世」は比較的身近かもしれないと思っても、「投資」と聞くと「自分には無縁だ」と思う方も多そうです。
杉村 確かに僕は外資系証券会社に勤めていましたので、それがベースにあります。でも、この本に書いてあることは、「難しい専門用語や決算書を読める人でなきゃわからない話」ではまったくありません。本当に株式投資のごくごく初歩的なことです。個人的には、この本が世界一の株式入門書であってほしい。ここに書いていることは日本株に限った話ではなく、世界で通じる話。僕はこの本を翻訳して海外でも出版したいんですよ!
WI おお! さすが夢は大きいですね!
杉村 いや冗談ですよ(笑)。でも僕は常にそのくらいの発想を持って生きています。今はグローバルな時代ですから、一冊本を出すなら、国内で出版するだけじゃなくて、最低でも英語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語の5か国語くらいには翻訳して出版したいという夢を持っている。そういう夢を持つことが儲けにもつながってくるし、そのくらい、この本の内容が日本のみならずどこの国の投資家にも通用する話という自信を持っています。
WI ちなみに、どうしたら杉村さんのように「夢」を持てますか?
杉村 夢や目標がない人って「自分には無理なんだ」って、最初からあきらめてしまっている人が多いんです。そういう人こそこの本を読んで「あんなバカでもこうできるんだなあ」って思ってくれればいいなと思います。「俺は杉村太蔵よりは頭がいいだろうから、今よりちょっとだけ頑張ればいけるかもしれない」って思った人が、本を読んだことによって一気にステップアップできるかもしれない。本を読んで、なにかひとつでも行動に移してもらえたらいいな、と思います。
さて、次回以降は杉村太蔵さんに聞いた、誰もが気になる「出世するための秘訣」「投資で儲けるための技」を紹介していきます。お楽しみに!(後藤香織)
杉村太蔵/著(1,200円+税 小学館)
【発売記念イベント情報】
10月16日午後7時より、福家書店新宿サブナード店で初の著書『バカでも資産1億円「儲け」をつかむ技術』の発売記念サイン会が行われます。
1979年8月13日、北海道旭川市生まれ。1998年4月、筑波大学体育専門学群に入学、2004年3月中退。オフィスビルの清掃員を経て、外資系証券会社に勤務。在職中の2005年9月、自民党公認候補として衆議院議員選挙に立候補、当選(2009年7月で任期終了)。2010年7月、参議院議員選挙に立候補するも落選。現在はタレントとして活躍中。投資家として株式投資で多額の利益を上げる。実業家の一面もあり、2013年5月に立ち上げた商社「杉村商事」の社長でもある。
杉村太蔵さん公式ホームページ http://www.sugimurataizo.com/
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