暑い夏を美しく乗り切るファッション……と聞いたら、どのような服が思い浮かびますか?
アイシーなグラデーションやパッと着映える華やか色……もちろんそれでも素敵ですが、この夏のおしゃれをブラッシュアップするなら、注目したいのは「シックトーン」の色。
たとえば最旬カラーのカーキをはじめ、グレーにネイビー、白、黒、グレーなどの定番カラー。カジュアルスタイルをこのシックな配色でまとめると、グッと大人の女の美しさを引き出してくれるコーディネートに仕上がります。
そんな「シックトーン配色」の着こなし例を、『Precious』8月号よりご紹介します。
【1】カーキ×ブラック
ミリタリーテイストの香り漂うカーキを黒で締める……という配色は、一見ハードに見えます。でも、とろみ素材のアイテムを選べば、強くなりすぎずに女らしさを引き立ててくれます。
モデル着用アイテム
ブラウス ¥16,000(イプセ<イプセ>)
パンツ ¥34,000(マックスマーラ ジャパン<ウィークエンド マックスマーラ>)
【2】カーキ×淡グレー
薄手のコットンリネンのカーキシャツは、「夏のカーキ」のドライなイメージにぴったり。襟元はボタンを多めに開け、ボトムに淡いグレーを持ってくることで、さらりと今どきにこなれたシャツスタイルができあがります。
モデル着用アイテム
“ザ シャツ バイ アッパーハイツ”のシャツ ¥26,000・“アッパーハイツ”のデニム ¥21,000(ゲストリスト)
【3】ホワイト×コットンベージュ
夏のドライなベージュは、白を合わせて清潔感を極めるのが正解!
トップスもスカートもサラッとした質感のコットンでまとめると、さらに爽やかに。
素材のカジュアル感が強いぶん、フレアシルエットのスカートに細いストラップのヒールサンダルなど、「エレガント」な要素を添えるのが、大人のおしゃれのポイントです。
モデル着用アイテム
“haunt”のコットンシャツ ¥18,000・“ソフィー ドール”のコットンスカート ¥43,800(haunt代官山/ゲストリスト)
【4】ネイビー×ホワイト
清潔感あるコントラストで、端正な女らしさが際立つ配色です。
シンプルなネイビーのカットソーは、ひとつ持っておくとさまざまに着こなせる、出番が多いアイテムのひとつ。装飾的な白スカートを合わせることでシンプルになりすぎず、目にも鮮やかなコントラスト配色を描いてくれます。全体をネイビーと白でまとめ、差し色は控えめにバッグで入れるくらいが好バランス。
モデル着用アイテム
カットソー ¥7,500(ビショップ<ジムフレックス>)
スカート ¥36,000(プルミエ アロンディスモン/NEWoMan新宿<プルミエ アロンディスモン>)
【5】グレー×ホワイト
ぼんやりしがちな夏のグレーですが、存在感ある白を合わせると明るくブライトアップし、知的な華やぎを演出してくれます。コットンのポロシャツ×白のパンツというカジュアルスタイルには、端正なワンハンドルバッグを合わせることで全体を格上げするのがポイントです。
モデル着用アイテム
コットンのニットポロ ¥26,000(リーミルズ エージェンシー<ジョンスメドレー>)
コットンストレッチのパンツ ¥29,000(スローウエアジャパン<インコテックス>)
【6】ブラック×ライトグレー
誰もが1本は持っているグレーのパンツ。ノースリーブの黒ニットで縦長シルエットにまとめて、小物もモードな黒で引き締めることで、すっきり細く脚長な印象に。今年らしさと女っぽさを兼ね備えたアンクルストラップサンダルが洗練の決め手です。
モデル着用アイテム
コットンニット ¥26,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店<ドゥーズィエム クラス>)
パンツ ¥73,000(スプレンダーズ アンドカンパニー<ロレーナ アントニアッツィ>)
いつものベーシックカラーコーデも、アイテム選びや小物選びに気を配ると、グッとおしゃれに洗練された印象になります。是非この夏のおしゃれに取り入れてみてくださいね♪(後藤香織)
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