7月6日、都内にて、『ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』の制作記者発表が行われ、2015年に宝塚歌劇団を退団しミュージカルで初主演を務める柚希礼音さん、横田栄司さん、渡辺大輔さん、平間壮一さん、海宝直人さん、吉野圭吾さん、脚本・演出を務めるG2さんらが登壇しました。
10年にひとりの逸材と言われ、宝塚歌劇100周年を飾った元宝塚歌劇団 星組トップスター 柚希礼音さん。宝塚歌劇で培われた美とカッコよさを持ち合わせた類い稀なるスターとして活躍した彼女が初主演ミュージカルに選んだのは、総出荷販売本数6,800万本を記録するカプコンの人気ゲーム「バイオハザード」。この“人類を滅亡へと向かわせる「ウィルス」との壮絶な戦い”をモチーフに、ミュージカルから芝居、翻訳ものなど多岐にわたり活動しているマルチな演出家G2がオリジナルミュージカルに創りあげます。
記憶を失くした女性リサ・マーチン役を演じる柚希さんは「豪華イケメンキャストとの共演で、あまりの豪華さにテンションが上がっています。バイオハザードの世界観がいよいよ始まった。早く稽古をしたい」と目を輝かせました。退団してから1年。「そろそろ芝居がしたかった。柚希礼音ではない役を演じたかった。かっこいい戦う女性を精一杯やっていきたい」そうです。
ほかの出演者の皆さんも、
横田さん「多くを語りません。謙虚に大胆に」
渡辺さん「お客様に心から楽しんで頂ける作品にしたい」
平間さん「自分自身もひとつ強くなりながら、この役をつくり上げていけたらなと思っています」
海宝さん「人間ドラマ、スペクタクルが楽しみ。ゾンビがどう出てくるのかも楽しみ」
吉野さん「地球の息吹を感じていただける。歌・声で地球を救っていかなければ」
と作品への期待感を語りました。
また、脚本・演出を務める実はゾンビが苦手のG2さんは「オリジナル作品ですし、柚希さんの退団後初主演ミュージカルという貴重な機会を大切にしたかった。出演者やスタッフが時間と才能と情熱を注ぎこむことに値する芝居にしたい」と語りました。