トレンドは変わりゆくものだけど、いつの時代でも着られるベーシックアイテムは、より長く愛せるものを選びたいですよね。さらに、素材やデザインにこわだりがあれば、もっと愛着を持って着ることができるもの。
『Domani』1月号では、おしゃれな人が頼りにしている指名買いアイテムをご紹介。2016年に着たい、“あの名ブランドのあの名アイテム”を教えてもらいました。
★働くいい女が持っておくべき名品2選【女性誌編集長おすすめコスメ】
■HYKE（ハイク）のトレンチコート
2013年のブランドの立ち上げ時より定番人気なのが、このトレンチコート。ヴィンテージのオフィサー用トレンチからインスピレーションを受けた、無骨でメンズっぽい一枚。ハリのある素材でつくられ、見た目は男性的要素が強い、かっちりとしたシルエット。だけど、肩まわりや身ごろのサイズ感はあえてとてもコンパクトに仕上げられています。女性が着ることで、色気のあるスタイルが完成します。
“HYKE”が人気な理由のひとつは、着ると今っぽくなれるだけでなく、どこか今までとは違うコーディネートが楽しめるから。まるでメンズウエアのような硬質な要素を持ちつつ、肩まわりや身ごろといった女性的な部分をミニマルにすることで、いい女っぽさが香ります。
トレンチコート￥75,000（ボウルズ＜ハイク＞）
■MADISONBLUE（マディソンブルー）のシャツ
最初から第一ボタンを開けて着ることを想定し、台襟のカーブが強くデザインされ、襟から身ごろのラインを美しく見せる設計のシャツ。袖をドルマンスリーブにしたり、後ろ身ごろの生地にゆとりをもたせたりすることで、自然な抜け感が生まれます。ハリのあるコットン素材を使用することで、袖口のロールアップ感や襟の立てやすさ、着たときのフォルムが崩れにくいのも特徴。
上半身をふわりと包み込みながら、胸元やうなじの抜け感ですっきりと見せてくれます。
シャツ￥33,000（マディソンブルー）
