年齢を重ねていくにつれ、「最近なんだかメイクがマンネリ……」「数年メイクを変えていない気がする……」「正直飽きた」という方が増えてくるのではないでしょうか。
そんなあなた、今年らしさ満点の「冬の新色アイテム」をひとつだけいつもの顔に投入してみませんか?
「新色って冒険カラーが多いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、いやいや。今年の流行はむしろとっても取り入れやすいベーシックカラーなんです。
アイシャドウならカーキ、チークならベージュ、リップならローズウッド。
それぞれのアイテムの取り入れ方を、『美的』1月号よりご紹介します。
【カーキシャドウ】
目力をしっかり出してくれつつも、優しさを兼ね備えた色っぽEYEが手に入るカーキシャドウ。凛としつつも女性らしい柔らかさを演出してくれます。日本人の肌色と相性がいいので、いつものブラウンシャドウだと目元がくすんでしまう人にもおすすめ。
◆カーキシャドウの塗り方ステップ
パレットは明るいカーキと濃いめのカーキの2色が入っているものを選びましょう。
【1】上まぶたにカーキ2色でグラデーションを作る
指の肌で明るめのカーキをとり、アイホールよりも少し広めにのばします。指をワイパーのように動かしながらのせると、厚ぼったくならず、まぶたにしっかりフィットします。次に、濃いめのカーキをチップにとって二重幅にのせ、グラデーションを作りましょう。
【2】下まぶたはラインを描くように
濃いめのカーキを下まぶたのキワに、目頭側を0.5cmほどあけてチップでオン。まつ毛の隙間を埋める意識で、ラインのように入れます。次に明るめのカーキをチップにとり、濃いシャドウを上をなぞるように、下まぶたのキワ全体にのせます。こうすると程よい抜け感のある囲みEYEに。
【3】ブラウンマスカラを根元からしっかりON
カーキシャドウを使うなら、マスカラは黒よりもブラウン系のほうが相性◎。より柔らかな印象にもなります。
ブラシをまつ毛の根元に当て、左右に動かして液をしっかりつけてから、毛先に向かってスッと抜きます。美まつ毛効果はもちろん、目のフレームが際立って目を大きく見せる効果も手に入ります。
本誌使用アイテム シャネル レ キャトル オンブル 254 ¥6,900
【ベージュチーク】
甘さをグッと抑えた、“大人かわいい”表情を作れるベージュチーク。ただ「かわいい」だけじゃない、大人の女性の強さと優しさが共存する表情に仕上がります。
◆ベージュチークの塗り方ステップ
【1】チークブラシを寝かせるようにして、ほお骨に沿ってのせる
ベージュのパウダーチークをブラシにとり、黒目の下から眉尻の先端の真下あたりまで、ほお骨に沿って3~4回なぞります。ブラシを寝かせるようにするとつけやすく、フィット感もアップ。最後に目の下にひとはけフワッとのせると、内側から上気したような自然な血色感を演出できます。
【2】指で輪郭をなぞり、肌にとけこませる
つけたチークの輪郭を指の腹で優しくなでて、つけていない部分との境目をぼかします。チークが肌と一体化して、よりナチュラルな仕上がりに。
本誌使用アイテム アディクション ブラッシュ 29(M) ¥2,800
【ローズウッドリップ】
ローズトーンにブラウンのニュアンスが入った「ローズウッドリップ」は、どんな肌色の人にも似合う万能カラーで、トライしやすいのも魅力。今までにない上品&クールな唇をつくってくれる、品ある色気を内に秘めたまろやかリップで、女度をグッと上げていきましょう。
◆ローズウッドリップの塗り方ステップ
【1】輪郭をとりながら、唇にじか塗りする
唇に自然にとけこむぶん、ともすればぼんやりした印象になりやすい色。口紅の角で唇の輪郭をしっかりとりながら塗るのが、きちんと感を演出するコツです。もちろんリップブラシで唇の輪郭をきちんと描いてから中を塗りつぶしてもOKです。
【2】指でポンポンなじませる
中指か薬指の腹を使って、唇の輪郭をポンポンとタッピングして口紅をなじませましょう。そうすると、“塗りました感”のない、より上品な仕上がりに。
本誌使用アイテム クラランス ジョリ ルージュ イドラタン 752 ¥3,500(12月4日発売)
どれもさらりと取り入れやすい上に今年っぽくなる優秀カラー。是非どれかひとつでも、気になるものがあったらトライしてみてくださいね♪(後藤香織)
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