田中圭&中村倫也、初めての共同作業でイチャイチャ&手をつなぎ記念撮影

3月15日21時から放送されるドラマスペシャル『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』の取材会が3月6日に行われ、田中圭さんと中村倫也さんが登壇しました。

(C)テレビ朝日

主演の田中さんが演じる、愚直なまでにまっすぐに事件と向き合う熱血刑事の兄・川上祐介と、中村さん演じる、時に冷徹とも思える冷静沈着さで事件と向き合う東大卒エリート検事の弟・唐沢真佐人。

刑事だった父が自白強要で冤罪を生んだことが引き金となり、幼くして生き別れた兄弟が難事件の捜査で再会し、譲れない信念をぶつけ合いながら真相を解明していく同ドラマ。

引く手あまたの人気実力派俳優2人が時にぶつかり、時に深い絆を匂わせ、時にじゃれあいながら(!?)、最高にエキサイティングな芝居合戦を繰り広げます。

(C)テレビ朝日

田中さんと中村さんは会場となった部屋の後方扉から入場。記者席の中央に設けられた通路を歩き、前方の座席を目指すことに。

中村さんが「まさか後ろから登場するとは思わず…。若干いま新郎新婦の気分です。その場合、僕が新婦でしょうね(笑)」と言えば、田中さんも思わず「すご~く不思議な感じです」と照れ笑いする“めでたい登場スタイル”で、取材会は幕を開けました。

2人は、あらかじめ自ら筆でしたためた「不協和音」の掛け軸(※「不協」の文字は田中さん、「和音」の文字は中村さんが担当)の前で、仲のよさと互いへのリスペクトが伝わるトークを和やかに展開。

ところが中盤に突如、司会の武内絵美アナウンサーから「兄弟役のお2人に共同作業に挑戦していただきたい」と、“春の生け花”への挑戦をムチャぶりされる運びに! 

しかも…「やってやりましょう!」と受けて立つ田中さんと、「いよいよ新郎新婦みたいになってきた(笑)」とウケまくる中村さんは、準備のために一旦退場する際に悪ノリ。

両手をかわいく前で重ねた新婦・中村さんの肩に、新郎・田中さんが男らしく手を回して歩き始め、記者が披露宴の招待客さながらにカメラのシャッターを切る…という、もう何が何だかよく分からない状態になったのでした。

さらに、「人生初」だという生け花でも、2人のイチャイチャは止まらず…!? 中村さんが大きな葉を花器に挿すと、田中さんが「それ、いいね!」と即座に真似し、「真似すんなよ、兄貴」とたしなめられるなど、何かとふざけて絡みたがる2人。

最後には中村さんが完成した生け花に「エターナル・ラブ」というタイトルを付け、手をつないで写真撮影にも応じるなど、どこまでもラブラブ設定を楽しんでいました。

(C)テレビ朝日

そんな仲良しの2人ですが、全編にわたって真正面から向き合う芝居をするのは、今回が初めて。取材会でも、田中さんは中村について「僕がクランクインしてから5~6日後に、ともちんが入って来たんですけど、すごく待ちわびていたのを覚えています。お芝居を通して会話ができる方なので、すごく気持ちよかったです。頼もしい弟という感じです」と評し、何度も「単純に楽しかった!」と共演を回顧しました。

かたや、中村さんも田中さんに絶大な信頼を寄せていて、「俳優業界では『圭くんは安心安定(の存在)』という触れ込みがあったのですが、今回はそれをすごく感じました。台本に書かれている以上に豊かなシーンになったな、という印象です」とコメント。

重ねて「圭くんはすごく優しくてフランク。ただ、これは僕が勝手に思っているだけかもしれないですが、ちょっとシャイな方だと思うんです。それが見えると、僕はキュンとします(笑)」とも告白し、田中を大いに照れさせました。2人のコメントをたっぷり紹介します!

●田中圭さん

撮影が半年くらい前で、楽しかった思い出があります。そして今日は習字をして、生け花をして、倫也と手をつないで…(笑)。ようやく皆さんに作品を見てもらえるうれしさを感じています。見ていただいての反応も楽しみですね。とにかく楽しかったので、それが皆さんにも伝わるといいな、と思います。

――中村倫也さんとガッツリ向き合って芝居を交わすのは今回が初めて。しかも、今回は兄弟役です。お2人でのお芝居はいかがでしたか?

撮影したのは半年くらい前なんですけど、今思い返しても楽しかったなぁっていう感覚がありますね。僕がクランクインしてから5~6日後に、ともちんが入って来たんですけど、すごく待ちわびていたのを覚えています。倫也はお芝居を通して会話ができる方なので、すごく気持ちよかったです。言葉にするのは難しいんですけど…アドリブまではいかないまでも、こっちが何をやっても平気だし、倫也も急に何かやってくる。そのやりとりが、単純に楽しかったです。

ただ、僕自身はひとりっ子で、兄弟の感覚というものがないから、難しかった部分もありますね。でも、今回は21年ぶりに出会った兄弟の空気感で演じたんですけど、「時間が経過して、また違った距離感でも対峙したいな」って思える関係だったので、すごくいい2人になったんじゃないかと思います。完成した作品を見たら、2人の対比もちゃんと出ていましたし…。とにかく真佐人がめっちゃムカつくんですよ! でも、めっちゃできる人なので、見てくださる方は僕の方(=祐介)にムカつくと思います(笑)。ホントにステキな弟で幸せでした。

――劇中では中村さんとの格闘シーンもありますが、刑事と検事としての熱いバトルを演じて、いかがでしたか?

格闘シーンもリハーサルはそんなにしていないんです。けんかのシーンで実際に殴ったりするので、その形とか角度についてお話したくらいですね。格闘シーンに限らず、全体的に楽しかったです。

――中村倫也さんのかわいらしいな、弟っぽいなと思うところを教えてください。

弟っぽいというよりは、ホントに頼もしいんですよね。頼もしい弟という感じです。かわいらしいところを敢えて挙げると、(掛け軸のために中村が習字で書いた「音」の最後の画を指差して)ここを、こうやって長く伸ばす感じ。でも、これも照れ隠しが混ざっている時もあれば、素でやってる時もあって…そのさじ加減が分かりにくいんです(笑)。

――お互いの「ここを直してほしい」と思うところを教えてください。

え~!? 別にないなぁ…え~!? 本当にないです(笑)。倫也くんらしい感じが好きです。

●中村倫也さん

事件に関わる人たちの人情だったり、21年ぶりに再会する兄弟の関係だったり…。この作品は男性女性も問わず、いろいろな世代の方に楽しんでいただけるのではないかと思います。見どころとしましては、圭くん演じる祐介の愚直な真っ直ぐさと、寝間着姿のときの腕の筋肉。真佐人のちょっとツンデレ萌えなところなどを楽しんでいただけたら、と思います。

――田中圭さんとガッツリ向き合って芝居を交わすのは今回が初めて。しかも、今回は兄弟役です。お2人でのお芝居はいかがでしたか?

圭くんとはこれまでも同じ作品に出させていただくことはあったのですが、そんなに絡むということはなく…。でも今回は兄弟役ということで、ガッツリでした。台本に書かれている以上に豊かなシーンになったな、という印象です。というのも、圭くんは何をやっても受け止めてくれるんです。

俳優業界では、圭くんは「安心安定(の存在)」という触れ込みがあったのですが、今回はそれをすごく感じました。芝居でたくさんちょっかいを出しても、ちゃんと返してくれるので、思ったよりも真佐人が膨らみ、ハーモニーとしてもとてもよかったのではないかと思います!

――劇中では田中さんとの格闘シーンもありますが、刑事と検事としての熱いバトルを演じて、いかがでしたか?

僕はいっぱいしゃべるので、緊張していたのですが…。21年ぶりに会う兄弟なので、ちゃんと“兄弟げんか”に見えるといいなと思って、演じていました。いびつな兄弟としてスタートした2人が、だんだんちゃんと兄弟になっていく過程において、ひとつの山場だと思っていたので…。どちらも子どもっぽい瞬間が見えたら楽しいな、と思いながら演じました。

――田中圭さんのかっこいいところ、お兄ちゃんぽいと思うところを教えてください。

すごく優しくてフランクで、現場を盛り上げるためにスタッフさんともコミュニケーションを取って、いい作品を作ろうという空気作りをしてくださります。ただ、これは僕が勝手に思っているだけかもしれないですが、ちょっとシャイな方だと思うんです。それが見えると、僕はキュンとします(笑)。カッコいいな、と思います。

――お互いの「ここを直してもらいたい」というところは?

ちょっと働きすぎじゃないかな。兄貴の体が心配なので…(笑)。事務所と相談して、適度に休みも取ってね!

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