話題のディープな場所と中継を結び、知られざる場所を深掘り。総合演出のマツコ・デラックスさんが会議を開き、さらに掘ってみたいことをVTRにする『マツコ会議』（日本テレビ系・毎週土曜23時）。1月25日の放送は、コスプレイヤーが殺到する栃木県のコスプレ旅館から中継します！
今回訪れたのは、栃木県那須町にある創業50年以上のアットホームな旅館。なぜコスプレイヤーに人気なのか、その理由に迫っていきます。コスプレ姿で出迎えてくれた若女将に話を聞くと、元々コスプレイヤーだという彼女はこちらの旅館の娘さんで、売り上げ向上のために3年前から“コスプレプラン”を作り、コスプレ撮影目的の利用客は割引料金で宿泊できるなど、コスプレイヤーには嬉しい待遇で冬場の閑散期でも売り上げが上がったのだとか。
また、旅館の利用客が那須の観光名所でコスプレ撮影できるよう、地元の自治体などに逐一撮影申請をして許可を頂いていると聞き、マツコさんは「うまいこと考えたわね若女将、これはみんな行きたがるわ」と感心。
市町村や土木事務所の協力的な姿勢に「コスプレってスゴい市民権を得たのね」とマツコさん。さらに若女将の影響でコスプレイヤーになったという旦那さんも登場。独特なキャラの旦那さんにマツコさんも思わず困惑します！
続いて、いま話題の人気漫画『鬼滅の刃』のコスプレをしている新婚夫婦にも話を直撃。旅館を利用する理由は、周辺に色々なロケーションがあり、キャラクターに合わせて様々な場所で写真撮影ができるところが魅力的だそう。
衣装などはネット通販で購入し、夫婦で年間40万円程コスプレにつぎ込んでいる2人にマツコさんは「想像よりも安いから、コスプレってそれだけでもう産業として成立しているのね」とビジネスとしてのコスプレ業界にも興味深々の様子。
さらに、人気ゲーム『刀剣乱舞』のキャラクターに扮したコスプレイヤーとカメラマンの夫婦にも遭遇。キャラクターの美男子な見た目からは想像ができない、ギャップある設定にマツコさんがついていけない場面も。
他にも、スタイル抜群な女性コスプレイヤーにスタイルについて質問すると、「人から見られる側になるので、徐々に意識しながら痩せていく」という彼女に「アタシも思いっきり見られる側になるはずなんだけど…」と動揺するマツコさん。
さらにコスプレ衣装は1万円程で手作りしているという彼女の話に、「女装と似てる。アタシも自分で衣装作ってた時代があった。どんどん上手くなって本当に発注受けて作るようになった人もいっぱいいるから、コスプレする人たちは何か共通するものを感じるわね」とコスプレとのシンパシーを感じたのでした。
