モテないポンコツサラリーマン“はるたん”こと春田創一を巡って繰り広げられる、おっさん同士の恋模様を描き、2018年流行語大賞トップ10入り、世界Twitterトレンドで1位獲得など、社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)。
この夏には待望の劇場版が公開し、167万人/興収22億円を突破(9月24日現在)。現在も大ヒット上映中、全国で応援上映なども繰り広げられ、“OL(おっさんずラブ)旋風”を巻き起こしている本作の新シリーズが、ついに開幕!
物語の舞台を大地から空に移し、主演・田中圭さん、ヒロイン・吉田鋼太郎さんの最強タッグで挑む、新土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系・毎週土曜23:15)が、11月2日にスタートすることに!千葉雄大さんと戸次重幸さんが参戦し、おっさん同士の“テラスハウス”が開幕します!
■田中圭、今度は機長、副操縦士に整備士に恋されるCA役!
まったく新しい舞台で繰り広げられるのは、「in the sky」になっても初志貫徹で“王道恋愛ドラマ”。“恋”とは、“人を好きになる”とは、どういうことなのか、愛のカタチを改めて問う、笑って泣ける、おっさん同士の究極のピュアラブストーリーになります。
単発、連ドラ、劇場版と、固い絆を育み、チームを引っ張り続けてきた主演の田中さんとヒロイン・吉田さん。コミカルなやりとりで大いに笑わせ、切ない恋心を表現するシリアスなシーンで人々を涙させてきた演技派俳優2人が、今回飛び込む舞台は“空”。航空会社Peachの撮影協力のもと、航空業界を舞台に、おっさんたちが泣いて、笑って、全力で恋をします。
田中さんが演じるのは、主人公の春田創一。35歳にして突然のリストラ、なんと転職して航空会社で働くことになったピカピカの新人CA(客室乗務員)です。間が悪くてお人よし、まっすぐで優しくて、ちょっぴりおバカ…。そんなモテないポンコツ独身男・春田に、突然のモテ期がやってきます!しかし、そのお相手は、機長、副操縦士に整備士とみんな男で…。
一方、田中演じる春田に思いを寄せる機長・黒澤武蔵を演じるのが吉田さん。黒澤は“グレートキャプテン”と呼ばれるほど技術・人柄ともに優れたパイロットで、各所からの信頼も厚く、春田にとっても憧れの存在。仕事に厳しく、初日から遅刻してきた春田をフライトから外すなど、後輩への指導にも熱心な黒澤が、熱く、一生懸命、お客さまのために奔走する春田とフライトを重ねるうちに、少しずつ彼を認めるようになり、いつの間にかうっかり恋をしてしまいます。
■千葉雄大さんが性格に難ありな副操縦士を熱演!
そして今回、新たにラブバトルに参戦するのが、千葉さんと戸次さん。千葉さんが演じるのは、黒澤とペアを組む副操縦士(コーパイ)の成瀬竜。操作技術に長けた優秀な若手ですが、性格にやや難あり。ドライで人付き合いが悪く、自分にも他人にも厳しめ。言葉を選ばないため、各所で問題を起こしてしまいます。そんなひねくれ者の成瀬は、春田のように人の懐にズカズカと入ってくるタイプが最も嫌い!…だったハズなのですが!?
そしてさらにもう一人の登場人物が、戸次さん演じる熱血でストイックな職人肌の整備士・四宮要。社員寮では春田の隣の部屋に住んでおり、ガッツリ系“男の料理”で春田の胃袋を満たしてあげる心優しき兄貴分です。春田とは公私ともに仲良くしていますが、実は“とある秘密”を抱えていて…。
さらに今回は、春田(田中)、成瀬(千葉)、四宮(戸次)の3人がなんと、同じ寮暮らしとのこと。まさに“おっさん同士のテラスハウス” 状態になりそう!?
新シリーズのメインキャストを務める4人から届いたコメントを紹介します!
●田中圭さん
“ついに始まるなー”という感じです!今回、新しく戸次さんと雄大が入ってきてくれたことは、素直にうれしいです。“鋼太郎さんがめちゃくちゃやる”特殊なおっさんずラブの現場を、早く体感して、早く慣れていただければいいなぁって思います(笑)。
是非、お二人には好き勝手やってほしいです! 僕自身は実はまだ迷っていて…。というのも“春田”というキャラクターは印象が結構強いので、前と同じことをやってもつまらないと思いつつ、わざと変えるっていうのも違うよなって思っていてます。でも、設定も違えば相手も違うので、同じことをやろうとしても自然と変わるだろうとは思っていますが…きっとクランクイン当日もまだ悩んでいると思います(笑)。
今は、新しいプロジェクトとして始まるこの作品を、少しずつ少しずつ自分の体の中に入れていってる段階ですが、衣装合わせで雄大と戸次さんに会ってみたら、自分でもびっくりするくらい、不安がなさ過ぎて!あぁこれは大丈夫だと思いました。もう鋼太郎さんが機長の格好をして歩いているのを見ただけで、なんか…爆笑しちゃいました(笑)。
前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです。でも、in the skyはまったく別のものなので、なんなら“キャストが替わった”っていう感覚も、僕にはなくて。僕らキャストがうんぬんというよりも、スタッフが優秀なチームなので、このメンバーで同じようにこの作品を作れたら新しい『おっさんずラブ』として、また何かが起きるんじゃないかなって思っています。本当に楽しみしかないです!
“人を想うこと”というのが、『おっさんずラブ』の一番のテーマだと思う。鋼太郎さん、雄大、戸次さんと一緒にお芝居をしていく中で、その“想うこと”が、今回はどういう形になるのか、とても楽しみです。
●吉田鋼太郎さん
『おっさんずラブ』は、見ていただいている方からたくさん評価をいただいている、喜んでいただいている作品なので、“もっと面白いものにしなきゃならない”って気負いはあるんですけれども…、圭と共に、とにかく“おっさんずラブ魂”で肩の力を抜いて楽しくやろうよ、と言っています。
僕らは本当に演じながら楽しんでいるところがあって、それが皆さまに伝わっているという部分もあると思うんです。だから、僕と圭が楽しんでいるのを、千葉くんと戸次にも感染させて、もっともっと大きな楽しい塊にして、皆さまに見ていただきたいなと思います。ちなみに戸次とは付き合いが長くて、共演もいっぱいしているので、彼は僕のアドリブにも怯えていないと思います(笑)。
今回はこれまでの中でも一番ガラッとシチュエーションが変わりますし、共演者もガラッと替わるということが、とても新鮮であり、楽しみであり、ちょっと悲しい(笑)。なにせとてもチームワークのいいメンバーだったので…。
でも今回のおっさんずラブは、同じ人たちが別の世界に住んでいるというか…パラレルワールドっていうのかな。早く新しい世界に飛び込んで、浸ってみたいなとワクワクしています。
僕としての目標は、前作にも増して真剣に春田を愛すること、それ一本でやっていこうと思っています。春田への愛の深さを増したいと思います。とはいえ、もはや僕としてはフラれているほうが快感なんですよね(笑)。武蔵の愛が成就する…ことはないような気が、僕としてはするんですが(笑)。
今回は、舞台が地上から空になるので、とてもスケールが大きくなるんだろうなと思っています。一世を風靡した風間杜夫さんに負けないように…教官を超える飛行機モノのドラマにしたいです(笑)。
●千葉雄大さん
『おっさんずラブ』に出させていただくことを本当にうれしく思っています。でも、“アドリブがすごい”とか“笑いが止まらない”って書いてあるネットニュースを読み過ぎて…、実はアドリブに不慣れなので、頑張らないといけないなって思ってます(笑)。自然に出てきたものを楽しんでいこうと思っています。
最初お話をいただいたときに、プロデューサーさんとお会いして、僕の性格などについてもかなりお話したんですが、台本を見たら、それが反映されている部分があったんです。人付き合いが苦手なところとか、一途というか一生懸命なところが、これからどういうふうになっていくのかは自分でも楽しみではあります。
でもどうやら“誰とでもキスする”キャラクターのようですが…(笑)、気持ちの面で、誰にどう僕が演じる成瀬のベクトルが向いていくのかを楽しみにしていただきたいなと思います。
皆さんすごく優しく迎えてくださったし、プレッシャーを感じていてはダメかなと思うので、楽しんでいこうと思います!
●戸次重幸さん
最初お話をいただいたときは“私でよろしいんでしょうか?”という感じでした。こんなに話題になっている作品のシーズン2なのに、私でいいのかなという申し訳ない気持ちのほうが大きかったです。
おっさんであることしか自信をもってこの作品に臨めるところがないです(笑)。混じりっけのない、今年46歳の立派なおっさんなので、そこだけは自信があるんですけど(笑)。
あと、とてもアドリブが多い現場だということを知ったので…プレッシャーです! 鋼太郎さん発信ということで、尚プレッシャーです(笑)! でも、ただ気負っていてもいい作品にはならないと思いますので、頑張ります。
僕、実はあまり恋愛モノに出演したことがなく、もちろん相手がおっさんというのも初めてですが…鋼太郎さんに負けず、千葉くんにも負けず、僕もおっさんを愛し抜きたいと思います!
おっさんたちが繰り広げるピュアな恋物語を見守っているうちに、人を好きになる気持ちやドキドキ感、締め付けられるような胸の痛み、そして一緒にいることの幸せなど、忘れかけていた甘酸っぱい気持ちを、あなたもきっと思い出すはず!放送に期待が高まりますね♡