R18指定の激しいベッドシーンも!松坂桃李、キャリアを壊しかねない汚れ役に挑む理由とは?

今年30歳の節目を迎える俳優の松坂桃李さんが、3月31日(土)18時から放送される『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~』(BS朝日)で、ヒーローから汚れ役までさまざまな役に挑戦し、評価を得てきた今何を思っているのか赤裸々に語ります。

(C)BS朝日

同番組は、予定調和を一切排除し、聞かれる側と聞く側“インタビュアー”の手に汗握る真剣勝負を完全収録。ライブ感あふれるドキュメンタリーとして映像化した新感覚のインタビュー番組です。

今回、東京・代官山にある撮影スタジオで、タレント・エッセイストの小島慶子さんが松坂さんにインタビュアーを敢行しました。

■自分の実力と人気のギャップに人知れず苦しむ

1988年10月17日、神奈川県茅ケ崎生まれ、共働きの両親、姉と妹の5人家族の松阪さん。桃李というインパクトの強い名前は芸名ではなく本名で、のちにこの変わった名前に苦しめられ、そして助けられることになったそう。

大学生だった2008年に、雑誌『FINEBOYS』のオーディションでグランプリに輝き、翌年『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)でドラマ初出演ながらいきなりの主演デビュー。その3年後にはNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』に出演を果たすなど、順風満帆で恵まれた俳優生活のスタートを切りましたが、松坂さんは当時、自分の実力と人気のギャップに人知れず苦しんでいたらしく…。

実力不足を自覚しながらも映画、ドラマ、舞台へと出演を重ねていった松坂さんに、厳しいことで知られる演出家、蜷川幸雄さんの舞台への出演という大きな試練が。あまりのダメ出しの連続に精神的に追い込まれ、ついに蜷川さんから見捨てられたと感じたそう。さらに樹木希林さん、仲代達也さん、阿部寛さんなど大物俳優とも共演。このような逃げ出したくなるような困難や試練を、松坂さんはどうやって乗り越えてきたのでしょうか――。

■同世代の俳優との友情や嫉妬心も告白

そしてこれまで童貞の小学校教師、オネエ、残虐非道のテロリストなど、一癖も二癖もある役を見事に演じ、高い評価を得てきましたが、30歳の節目を迎える今年、主演映画『娼年』が4月6日に公開。『娼年』は、無気力な大学生が会員制ボーイズクラブの娼夫として様々な女性たちと体を重ね、人間的に成長していく大人の愛の物語ですが、とりわけセンセーショナルなのが、松坂さんが体当たりで演じたラブシーン。

R18指定の激しいベッドシーンは、これまで築いてきた松坂さんのイメージやキャリアを壊しかねませんが、一体なぜ、今を時めく二枚目俳優がリスクを背負い、汚れ役に挑んだのでしょうか? 実力と人気のギャップに苦しんできた若手俳優が抱く、将来への希望と不安とは?

さらに、岡田将生さん、柳楽優弥さん、濱田岳さんら、同世代の俳優との友情や嫉妬心なども赤裸々に告白。今、最も注目したい松坂さんの真面目な素顔と人柄がよくわかるインタビューに注目です!