女性コミック誌『Kiss』（講談社刊）に連載された天沢アキさんの『ラブリラン』は知ってる？ 15年間も幼馴染みの鷺沢亮介への片想いをこじらせ、30歳になっても処女の南さやか。恋愛というリングに上がる事を拒否し続けていたさやかはある日、目を覚ますと、目の前に見知らぬ町田翔平という男の姿がいて、翔平はさやかと付き合って同棲しているといいます。さかやはどうやら3ヵ月間の記憶を失くしていて、翔平に処女も奪われていて…という初恋の人との恋も、突然同棲している彼との恋も全部覚えてなく、初めてなのに全部2回めという、記憶喪失から始まる新感覚ラブコメディです。
15年思い続けているワイルド甘々男子・亮介と、記憶喪失中に同棲していたドSツンデレ男子・翔平との間で揺れ動くさやかの恋心を描く本作が、このほど中村アンさん主演で、4月5日スタートの木曜ドラマF『ラブリラン』（読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23時59分）としてドラマ化決定！ 中村さんが主人公のさやか、古川雄輝さんが翔平、大谷亮平さんが亮介をそれぞれ演じます。
30歳、男性経験のないこじらせ女子のさやかを演じる中村さんは、役柄について「15年間も片想いした相手と結ばれることを夢見ているのですが、なかなか一歩を踏み出せない、ピュアで地味なさやかを応援したくなりましたし、共感できるところもありました」と明かし、「（三十路処女という役柄を聞いた時には）すごくすごく興味が湧きました。周りの友だちに話しても、え!? っという反応がたくさん返ってきてインパクトのある役ができて嬉しいなぁと思いました。男性に対して、すごくピュアだったり少し怖さもあるのかなと思い、その距離感を大切に演じられるようにしたいです」と意気込みを。
最初、さやかは地味な女性で、記憶喪失になって目覚めると女子力の高いキラキラ女子になり、変身前、変身後のさやかのギャップもこのドラマの見所になるそう。中村さんは、地味なメイクと衣装にも挑戦しますが、「連ドラ初主演、私も南さやかと同じ30歳。私もさやかと同じように日々奮闘し、このドラマにかける想いが非常に強く覚悟を決めて臨みます。地味な見た目のさやかから華やかな見た目に変身するさやかですが、内面は同じままなのでとても難しいですが、変わっていく彼女の姿をしっかり表現できるように頑張ります！」とアピールしています。
また、共演の古川さんと大谷さんは、それぞれ「主人公が記憶喪失になることによって三角関係になる、新感覚なラブストーリーになってます。一見無愛想でドSキャラな町田ですが、主人公のさやかに対して優しさも見せるツンデレ！と言った印象です。原作の町田のイメージを大切に役作りしたいと思います」（古川）、「鷺沢はデザイン会社に勤めるヒロインの幼なじみで、 お兄ちゃんのような優しさや温かさを持った男。幼なじみ同士の恋愛関係を演じるのは初めてですが、徐々に揺れ動く想いの中、どの様に進んで行くのか、その心情を大切に演じたいと思います。ヒロインが新たな自分に生まれ変わろうとする姿と新しいスタートを切るまさにこの季節に合った春らしいドラマです」（大谷）とコメント。
2話以降はさやか、翔平、亮介に加え、亮介と交際するイラストレーターや翔平の元カノのモデルも登場し、2人の恋愛模様を軸に物語が進み、女性がキュンとなるような恋愛シーンも随所に描かれるそうなので、チェックしてみて！
