坂口健太郎さんが、4月スタートの新ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21時)でテレビドラマ初主演! 「素直にうれしかったです。気合を入れていかないと、といった気持ちです」と喜びのコメントを寄せています。
『シグナル 長期未解決事件捜査班』は、韓国で権威ある「第52回百想芸術大賞」をはじめ数々の賞を受賞した韓国ドラマ『シグナル』が原作。
謎の無線機を通じて、“現在”を生きる刑事と“過去”を生きる刑事の2人が、共に未解決事件を解き明かしてく、予想不可能なヒューマンサスペンス。“現在”と“過去”が絡み合う緻密なストーリーや、“未来”をあきらめない!というテーマが描かれるそう。
坂口さんが今回演じるのは、独学でプロファイリングを学んだ城西警察署の警察官・三枝健人。幼い頃に起きた自身も関わりのある女子児童誘拐殺人事件や、兄が自ら命を絶つ原因となった過去の事件で心に深い傷を負って以来、警察を全く信用してなく、冷静な判断力と観察力、そしてプロファイリングの知識を持ち、いつか自らの手で兄の事件の真相をつかみたいと“内なる情熱”を秘めた芯の強い男です。
■「この作品、この役に挑戦してみたいと思った」
作口さんはこの作品の話を聞いた時の心境を、「作品にすごく興味を持ちました。主人公の三枝健人を演じるのは、暗い過去もある為、精神的に削られる役ではありますが、この作品、この役に挑戦してみたいと思いました」と告白。
過去の謎を追う骨太な刑事という役どころについて、「人が動くエネルギーは、喜びだったり嬉しさ、楽しさだったりと、いろいろあると思うのですが、健人の場合は、きっと怒りや憎しみがエネルギーになっている男なんだろうと思います。自分の中の正義をちゃんと持っているんですけど、僕自身が健人という役柄を見ていると、少し危うさも感じるし、心のどこかの部分がからっぽにも感じる。危うさ、虚無感を持っている男なんだろうと思いました」と、自分なりの解釈を。
■「健人とは“静かな情熱”のような、芯のある所が共通点」
また、自身と健人の共通点について聞くと、「僕は、お芝居する時に役柄との共通点を探すのですが、健人とは“静かな情熱”のような、芯のある所が共通点なのかなと思いました。あとは、僕自身気づかずに、冷静に人を見ている所があるので、そこが健人と似ている所かなと思います」と明かします。
「ドラマはヒューマンサスペンスで、事件を解決するという要素だけではないので、見ている方々にもドラマに入り込んで一緒になって悩んだり考えたりしてもらいたいです。さまざまな事件が起きて、その“過去”を変えることで別の“現在”があったり、伏線があったりとすごく面白い。スリリングな展開やスピード感、健人の心の奥底に抱えている何かを一緒に感じていただければと思います」とアピールする坂口さん。この作品でどんな新境地を見せてくれるのか、楽しみですね♡