たとえば新しいコスメや服、靴を買ったときに、写真を撮ってインスタにアップしたい……。
そんなとき、「普通に並べて普通に撮る」じゃ、なんだか味気無くなることが多い。
よく見ているインスタグラマーの写真はあんなにおしゃれなのって、いったいどうやって撮っているのでしょうか?
そんな疑問に答えるべく、『CanCam』2月号では、静物カメラマンの魚地武大さんに「ファッションアイテムの撮り方」を根掘り葉掘り調査。服のニュアンスのつけ方や置き方がとても素敵で、スタッフの信頼も厚い魚地さんによる、素人でも簡単におしゃれに撮れるワザを一部ご紹介します!
【覚えておいてソンなし!インスタ映え写真を撮るコツ】
【1】似ているアイテムは整然と並べ、余白をとる
色味が似ているものや、同じアイテムをいくつか一緒に撮るときや、「横一列」「縦一列」など、並べて撮りましょう。そして思い切り引いて余白をたっぷりとるのもポイント。寄りすぎるとおしゃれに見えません。
【2】平らなものは真上から撮る。
よく、靴などの平らなものは「きれいにそろえて斜め上の位置から全体を撮る」と撮ってしまいがちですが、説明っぽい写真になってしまいおしゃれ度は半減。デザインを見せることを重視した、真上からのアングルがベスト! さらに、靴ならつま先を内側にかたむけると女性らしさも演出できます。
【3】服はくしゃっとさせる
服を置いて撮るときは、たたまずに広げて、くしゃっとニュアンスをつけると即おしゃれに見えます。袖部分は外側に広げがちですが、あえて内側に折りこんで、裾と一体化させるようにわざとシワを作ってみると高見え効果抜群。
【4】持っているものを背景にしてみる
部屋のフローリングや白い壁など、「いつもと同じ背景」から脱出したいときは、身の回りにあるものを使うとグッとおしゃれに見えます。
たとえばアクセサリーを白いお皿に置いてみたり、小物をファーやニットの上に置いてみたり、あるいは100円ショップや通販などで大理石風のシートを買って敷いてみたり……。
ほんのちょっと背景を変えるだけで、一気にかわいい写真が撮れるんです。
なんとなーくめくっている雑誌のページをしっかり見てみると、「おしゃれな写真」のヒントがぎゅっと詰まっています。
他にも『CanCam』2月号には「物はあえてデコボコに置く」「ものがふたつ以上あるときは重なりをつくって立体感を出す」などのさらなるワザや、風景やペット、料理をうまく撮る方法など、さまざまな「かわいい写真」の撮り方が紹介されています。
是非これまでと違う「かわいい写真」、撮ってみてくださいね。(後藤香織)
★『CanCam』2017年2月号(小学館)に掲載
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