椎名へきるの透明感、岩佐真悠子の小悪魔っぽさがにじみ出る!【稽古場レポート】

今回のゲストも超~豪華♡劇団岸野組の10月公演の稽古場を先駆け写真レポート!

近頃巷では、只今放送中の「真田丸」で真田幸村の父、昌幸の最期が放送され“昌幸ロス”が起きたり、日本刀を擬人化したキャラクターを育成し敵と戦うゲーム「刀剣乱舞」がヒットし、日本古来のものにクローズアップされた作品が注目されていて、空前の歴史ブームを迎えていますね。

そんな、「歴史モノ」というものに興味がある!という方や、現代とは違った空気を感じてみたい方、たまには休日にいつもと違うことをしたい!etc…といったどんな方でも気軽に足を運べて楽しんで帰れちゃう、劇団岸野組の舞台「森の石松外伝6石松と祓い屋団十郎」が10月22日から9日間、六本木俳優座劇場で上演されます!

気になるあらすじは…
ひょんなことから妖退治を頼まれた、困った人を助けずにはいられない東海道一の馬鹿“森の石松”と、自称・霊能者で妖祓いを家業とする払い屋・団十郎が付喪神に取り憑かれた人々を助けるべく、ゆかいな仲間たちと奮闘する時代劇コメディ!

殺陣あり、ダンスあり、ラブ?あり、笑いあり、涙ありの大大大ボリュームな内容になっています( ´ ▽ ` )

そんなわけでウーマンインサイト超不定期ライターであり劇団岸野組研究生の宗金英里子が、舞台の本番に先駆け、稽古中の風景、出演者インタビューを特別に!レポートしちゃいます♡

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さー!レッツゴー!

今回のゲストは、椎名へきるさん、岩佐真悠子さん、沢井美優さん、瀬戸啓太さん、小森知恵子さん。

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(左上から沢井美優さん、瀬戸啓太さん、小森知恵子さん、岩佐真悠子さん、岸野幸正さん、椎名へきるさん)

岸野組の座長・岸野幸正さんと、今回のゲストの皆様に舞台の見どころをお話ししていただきました!

岸野幸正さん: 森の石松役は、劇団岸野組を立ち上げてから3公演目で初めてやりました。森の石松という人物は、実際に存在したのか定かではないけれど、広沢虎造さんという昭和の浪曲師が、清水の次郎長一家の浪曲をやっていて、それを聞いていたら、石松は泣いたり笑ったりが多く、割とコミカルにやれそうな人物で、時代物だったら森の石松をやりたいと思い、23年間演じてきました。今回の「森の石松外伝」は石松のことを知らなくてもドラマとして楽しめるし、外伝はあえて一つ一つ独立している作品なので、石松を知らなくても気軽に見られる作品です!
これで最後の石松になるかもしれないので、是非いらしてください!

椎名へきるさん(団十郎役): 私が演じている団十郎の魅力というよりも、作品全体の流れとか、隠されたテーマみたいなものとか、全体を通しての魅力を、最後まで見届けて頂けたら!個人的に熱くなったのは、本編はもちろんのこと、詳しくは言えないのですが、最初にたくさん人が出てきて、劇団員の大倉正章さんと志賀克也さん、二人だけの見せ場の動きがあるのですが、それはシビれました!もう最高です!最初からステージを盛り上げて下さるので、楽しみにして下さればと思います。

岩佐真悠子さん(小梅役): 全体を通して、小梅は仲間想いな子だなという印象なので、物語はもちろん、口うるさいけど、本当は優しい小梅の人柄にも注目してほしいです。時代劇は、映像の方ではちょこっとやったことがあったのですが、舞台では所作もすべて見えてしまうので、ただ立っているところや手の動きだったりとか、座り方も武家の女中さんと町のお姉さんとだったら全然違うと思うので、細かく詰めていけたらいいなって。個人的には着物とか、和装が好きなのでとても嬉しいです!

沢井美優さん(お雪役): お雪はすごくまっすぐな女性で、人を思う気持ちだったり、純粋さをしっかり出して、この作品が終わったときに、作品の中で伝えたいことの大切さが伝わればいいなと、心がけています。忘れかけた純粋さを!(笑)相手の一馬役の瀬戸君が若いので、それに合わせられるよう、お客様から見ても微笑ましく思えるような関係でいたいなと思っています。そういうシーンも見どころです。全体を通して、人だったり、物だったり、想いを見ている方々に伝えていけたらいいなと思っています。
瀬戸啓太さん(一馬役): 今回殺陣があるのですが、今回の役は今までやった役よりも手数が少なく、一手一手に凄く重みがあって、今後稽古で意味づけなどをもっと考えていって、見ている方々にお届けできたらと思っています。そして、お雪と見つめ合ったり手を取り合ったりするシーンも結構ぎこちないんです。エスコートの仕方が不得意で……(笑)。一馬は、そういう素の自分を活かしてもいいと思うので、一馬のそういう不器用さも見どころです。二つの役を交互に演じる難易度の高い事にも挑戦しているので、稽古を重ねて完成度の高いシーンをお届けできたらと思います!

小森知恵子さん(小太刀役): 私が演じる小太刀のみどころは、誰よりも襲われて襲っているところ!(笑)着物で人に切りかかるなんて今までの人生でなかったので……。男性とまた違った殺陣も見どころです。私が所属している劇団アルターエゴでは、時代物って、7~8年前にやったきりで、現代物をやることが多いので新鮮なことばかりで悪戦苦闘してます。オープニングのダンスにある、日舞はなかなかやる機会がなく、今回は挑戦しているので是非ご覧ください!日本髪のカツラの、もしかしたらとれるんじゃないかという恐怖感も……。とれたら笑ってください!(笑)

皆さん、本当に吐息が漏れるほど美男美女ぞろいです……。
それぞれの役に入ったときの存在感に引き込まれ思わず息を飲んでしまうほど。

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お芝居はもちろんのこと、生で感じる椎名へきるさんの滲み出る凜とした透明感、岩佐真悠子さんのふとした時の小悪魔さ、沢井美優さんの思わず守りたくなる儚さ、瀬戸啓太さんの遠くから見ても分かる目力、小森知恵子さんの和装の似合うザ・大和撫子感にも大注目ですよ~!

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そしてそして!観る人がついついフフッと声に出して笑ってしまう様な、随所に散りばめられたコミカルなやりとりもかなり見所です♡

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見ていてすっとこころに入ってくる様な物語のわかりやすさ、クスッと笑顔になれる面白さ、見終わった後になんだかスッキリしてしまう爽快感に、思わずまた見たい!とファンになって下さる方も多い劇団岸野組の舞台は、10月22日~10月30日まで六本木・俳優座劇場で上演。
特に土日はすでに席も埋まってきているので、チケットのご予約はお早めに~!(宗金英里子)

【インターネット予約はコチラ】
http://www.h3.dion.ne.jp/~kishinog/dan/sche.html
【電話予約はコチラ】
劇団岸野組:048-442-2187
(受付時間 11:00~18:00)

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