悩みと葛藤…そして、大先輩・岸谷五朗への想い【猪塚健太&風間由次郎インタビュー】

現在絶賛上演中! 全国4か所(東京・名古屋・福岡・大阪)で行われる公演『The Love Bugs』は、岸谷五朗さんと寺脇康文さんによる演劇ユニット「地球ゴージャス」の最新作であり、小さな“虫”たちの世界が舞台となっているお話。

本公演に、Woman Insightではおなじみの“劇団プレステージ”から、猪塚健太さんと風間由次郎さんがキャスティング! 『The Love Bugs』の宣伝隊(通称:SENDEN虫)としても活躍中のふたりに直撃インタビューしました!

お互いへの贈り物を聞くと、猪塚さんから、女子なら胸キュン必至の答えが……。

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(左:風間由次郎さん、右:猪塚健太さん)

 

Woman Insight編集部(以下、WI) 製作発表会見の囲み取材で、キャストのみなさんに「自分を虫に例えるとしたら?」という質問がありましたが、実際の役柄と関係なく、おふたりが自分自身を虫に例えるなら、何の虫でしょう?

風間由次郎(以下、風間) 僕は、パンッパンになった“さなぎ”かな。蝶になる寸前、いまにも生まれてきそうな、ためてるような状態。でも、蝶なのか何なのか……さなぎから出て、自分のハネを見て「何これ?」と思うか、「イケてる!」と思うか、生まれてみないとどんな姿なのか自分でもわからないって感じですね。

 

WI 成虫寸前の状態ですね。猪塚さんはどうですか?

猪塚健太(以下、猪塚) 僕は、セミですかね。(風間さんに「セミの種類は? ミンミンゼミとかいろいろあるよね」と言われ)じゃあ、ミンミンゼミで。セミって、虫界でいちばん一生懸命生きてる虫なんじゃないかなって思うんです。自分の寿命も知っていて、その短い間に、メスをゲットして子孫を残さないといけないから、めっちゃ鳴き続けるわけじゃないですか。人間にうるさいなって言われてもね……ミンミンゼミ……僕は、そんなセミになりたいな……。

風間 (笑)。詩人みたいな言い方してるけど、内容ぺらっぺら! たいした内容を話してないけど、言い方とか声のトーンでそれらしい雰囲気出す役者あるある(笑)。

 

WI では改めて(笑)、出演決定の連絡はどのように受けたのですか?

猪塚 僕は、(岸谷)五朗さんから直接電話で連絡をいただきました。そのとき、たまたま「母の日」で実家に向かっていて、名古屋に着いた瞬間に、電話をいただいたんです。だから、すごくいい「母の日」のプレゼントができたなって。

風間 やっと、ぺらっぺらじゃない話になったね(笑)。実は僕、出演の話をいただく前に、公演の“仮チラシ”を目撃しちゃったんです。それで、「こういう方たちが出るのか」というのを知ったんですけど、そのなかに、同期でもある平間壮一の姿を見つけて、すごく悔しい思いが込み上げてきて。僕も健太と一緒で、五朗さんから連絡をいただいたんですけど、そのとき、いろいろな気持ちが頭の中を巡ってました。話をいただいて、簡単に「お願いします!」と言えなかったというか……それは、いい意味で。いろんなことをぐるぐる考えて、出た結果が、「こんなに悩んでいても“出たい”という気持ちは何も変わらない。いま悩んでいることが稽古場ですべて自分の成長につながる」と思ったら、気持ちが楽になって、出演を受けることにしたんです。

 

WI 考えた結果、「出たい」というシンプルな感情に従ったのですね。

風間 そうですね。地球ゴージャスの公演は今回で3回目で、五朗さんの想いみたいなものも考えたんですけど、それを変に背負わず、自分の気持ちに素直になって「僕は出ることに意味があります」と僕の想いを伝えました。そしたら五朗さんから、「一緒にいい作品を作ろう」というメールが来て、それで僕は、いろいろ考えてよかったなと思いました。いま健太とSENDEN虫もやってますが、やるからには受け身ではいたくないし、せっかくなので地球ゴージャスのいろんなことを盗んでいきたいな、と(笑)。五朗さんと同じ事務所で直属の後輩にあたる身として、人としても役者としても、夢で終わるのじゃなく、叶えられる場所にいられること、目標にできる立場にいられることが幸せだなって。

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WI 歴史ある“地球ゴージャス”という舞台に立つにあたって、プレッシャーも多いのでは?

猪塚 そうですね……でも、地球ゴージャスの公演に初めて出たときに比べたら、稽古場とか現場の雰囲気を知っているので、何も勝手がわからなくて心配していたことが減った分、演技だったり、別のことにもっと気を使えるという点では、楽しみも多いですね。