「フィクションなら怖くても大丈夫」という橋本さんは、先日、成人式を迎え客席から「二十歳おめでとう。なんかおごって」と声がかかると「ありがとうございます。逆じゃない！」と会場の笑いを誘いながらも、「（新成人になって）あまり変わらないですけど、お酒が飲めるようになりたい」と感想を述べました。
ほかの出演者の皆さんの二十歳の思い出として竹内さんは「買ったばかりの自転車が盗まれた」、佐々木さん「受験生だったので成人式には行かれず、当日は寂しくて夜公園で運動した」、坂口さん「成人式の日は仕事でした」、滝藤さん「俳優の道に進んだ歳。彼女と別れました」、監督「僕は痩せていました」と出てくる思い出すべてが切ない話に、橋本さんは「皆さん、ほろ苦いですね」とうつむきながら答えました。
トークが終わり、全員で“サイン入りお清め塩”をバズーカ砲で会場全体に捲き本作のヒットを祈願しました。初めてバズーカ砲を持った竹内さんは、「簡単にピュ！って」と意外だったそうで、橋本さんも「気持ちよかった」笑顔を見せました。
最後に、竹内さんが「怖いものが得意な人も、見終わってすぐに『大丈夫だった』って油断しないでください。怖いものが苦手な人はドキュメンタリーだと思って見てください。ついていきますので」と茶目っ気たっぷりにメッセージを送り、イベントは終了しました。
映画を見た後、つい住んでいる家が心配になってしまう映画『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』は、1月30日全国公開です。(平山正子)
公式サイト：http://zang-e.jp/
配給：松竹
(C)2016『残穢―住んではいけない部屋―』製作委員会
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