シンプルだから絶対に失敗しない!「大人のナチュラルメイク」リップメイク編

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塗り方で、どんな色もこなせる!ポイントは“ラフに薄塗り”

「店頭で軽く塗ってみたら似合っていたのに、きちんと塗り直したらなんか違う……」という経験がある人いませんか? それは、試し塗りのときは、“薄くラフに”塗っていることが多いから。つまり、ぐいっと塗るのをやめればいいだけのこと。リップアイテムに形状により多少使い方は変わりますが、唇の中央に少量をおき、指などで全体になじませる。これでどんな色も、こなせるようになります。

■リップの場合
鮮やかな口紅は、少量を指先でトントンぼかし込む

口紅は発色が強いことが多いので、まず厚みのある下唇の中央に少量をおきます。指でトントンとたたき込むようにぼかし、素の唇の色であるかのように、透けた質感に仕上げます。上唇も同様に。

 

■リキッドの場合
リキッドルージュやグロスは、ほんの少しを全体に広げる

リキッドルージュやグロスは、上下唇の中央に2点ずつぐらいポンポンとおき、中央から両端へ指でなめらかにのばします。輪郭まできっちり塗らず、色を自然にぼかし込めばナチュラルな印象に。艶や発色が物足りないときは、同じ手順を繰り返しましょう。

 

■太めリップライナーの場合
曖昧になった輪郭は、薄づきペンシルでふわっと整える

唇の輪郭が曖昧になってくると、老けた印象になります。でも輪郭をきっちりとるのは古くさい。そこで、艶のある淡い発色のペンシルで、輪郭をそっとなずります。先端が太いラインなら、ラインをなぞって、そのまま内側にぼかし込めば、ナチュラルで引き締まった口元に整います。

1.パルファン・クリスチャン・ディオール ディオール アディクト フルイド スティック 455(¥3,900 ※限定色)、2.イヴ・サンローラン・ボーテ ルージュ ピュール クチュール 13(¥4,000)、3.カネボウ化粧品 キッカ メスメリック リップラインスティック 03(¥2,800)

 

リップアイテムは、「色」ではなく、「使い方」が重要。流行のオレンジやピンクも、発色や質感を工夫すれば、ビビッドなカラーもしっくり唇になじみます。まずは、素の唇をふっくら艶やかに整えること。これだけでも、仕上がりは大違い!

ベースメイク、アイメイク、リップメイクも、いまの自分の素肌の艶や自然な血色を生かすこと。必要以上にのせないことで、大人のナチュラルメイクが、とても簡単に仕上がります。ぜひお試しを。(さとうのりこ)

★ベースメイク編 シンプルだから絶対に失敗しない!「大人のナチュラルメイク」ベースメイク編

★アイメイク編 シンプルだから絶対に失敗しない!「大人のナチュラルメイク」アイメイク編

『Precious』2015年9月号表紙

『Precious』2015年9月号(小学館)

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