【1】ゆるTシャツ
「1枚で着る」というよりは「重ね着をして奥行きを出せるもの」をセレクトすることで、大人のシックさを演出しましょう。襟ぐりが広く、鎖骨がキレイに見えるタイプを選ぶことが重要です。
Tシャツはとてもカジュアルなアイテムだからこそ、コーディネートには女っぽさを宿しましょう。タンクトップをレイヤードして華やかな表情を持たせたり、ストラップパンプスでレディなスパイスを効かせたり……。全体を黒やベージュといった落ち着いた色でまとめることで、大人でもTシャツをシックに着こなせます。
モデル着用Tシャツ ¥15,000(ジェームス パース 青山店<ジェームス パース>)
【2】ひざ下タイト
大人の女性の王道アイテムのタイトスカートですが、最近流行しているのは長いシルエットのもの。その流れをくんで、今季はひざ下丈をチョイスしましょう。エレガントなイメージのあるベーシックアイテムなので、素材で遊んだり、カジュアルなアイテムと合わせても上品さがキープできます。
ただし、カジュアルなアイテムと合わせるときは、「シックなタイト」「カジュアルなアイテム」のふたつの要素を、きちんと「つなぐ」ことが重要になります。ふたつの要素の中間の小物でなじませたり、フォークロアな小物とフェミニンなレースタイトをプレーンな白ニットでつないだり……。「つなぐ」ことで、その服を自分のものにしている感がグッと上がります。
モデル着用スカート
(上)スカート ¥13,000(フィガロ パリ 東京ミッドタウン店<フィガロ パリ>)
(下)スカート ¥14,000(ジュエルチェンジズ 横浜店<ジュエルチェンジズ>)
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【3】背抜けシャツ
今季のトレンドに躍り出た、着物のように襟を抜いて着る、ゆったりシルエットの「背抜けシャツ」。ゆったりしすぎると「だらしない」印象になりがちなドロップショルダーのシャツですが、「程ゆる」シルエットを選ぶことで、きちんと感を保ったままリラックスムードを楽しめます。
そんなシャツをよりシック&カジュアルにおしゃれに着るには、ちょっとした着こなしが重要です。シャツを着たら鏡の前で自分を見て、襟元をグイッと開けてみたり、袖をぐしゃぐしゃまくってみたり……「そんなことで!?」と思えるような細かい部分で、印象はグッと変わります。
モデル着用シャツ
(上)シャツ ¥15,500(ガリャルダガランテ 表参道店<ガリャルダガランテ>)
(下)シャツ ¥23,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店<ドゥーズィエム クラス>)
【4】タックパンツ
上品さと抜け感のバランスが重要な「シックカジュアル」を作るには、トラッドになりすぎずきちんと感もあるタックパンツがイチオシアイテム。中でも、抜け感が出るくるぶし丈のもので、女らしさを加えられるやわらかな素材がおすすめです。
トップスをインしてタックを見せ、ベルトをすることで、Tシャツやスニーカーを合わせたカジュアルなコーディネートもきちんとバランスに仕上がります。
モデル着用パンツ ¥13,000(ELFORBR)
「シンプルなアイテムを着こなしでおしゃれに着る」……という、ごまかしが効きにくいスタイルですが、一度カンをつかんでしまえばこちらのもの。「シンプルイズベスト」の精神で、こんな「シックカジュアル」スタイル、楽しんでみませんか?(後藤香織)
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