6月14日は、「世界献血者デー」。血液という“命を救う贈り者”をくれる献血者に感謝し、血液製剤を必要とする患者のために献血が欠かせないことを知ってもらう日です。
あまり日本ではなじみのない日なので、当然、羽生さんも知らなかったのですが、それに対して山本さんから「羽生結弦くんが(世界献血者デーを)知ってたらすごいですよ。だって、24時間フィギュアスケートのことを考えているんじゃない?」と言われると、羽生さんは「それは……微妙ですけど(笑)」と笑顔で返していました。
大学生の羽生さんは、昨夜、課題に追われていて「4時間ちょっとしか寝ていない」とか。そんなことを感じさせない爽やかな笑顔が絶えない羽生さんですが、このトークセッションでは、しっかりとした受け答えに、山本さんがしきりに感心するほど。
羽生さんといえば、今シーズン、試合直前の6分間練習でのアクシデントによるケガで、「輸血を必要とされている方がいることを身近に感じた」のだとか。さらに続けて、「最終的にこうして元気に戻ってこれてよかったな、と。キャンペーンキャラクターとしても、輸血が必要なぐらいにならなくてよかった」と、少し笑顔を交えながら話してくれました。
山本さんが少し会わない間に、羽生さんにいろいろなことがあったので、「どんだけ成長しはったん!?」と目を丸くさせ、「いろいろあってそれを乗り越えてきたから、自分の中も成長したんじゃないですか?」とたずねると、羽生さんは、「なんか……もまれました。いろんな……ハイ、世論にもまれました(笑)」と。