グリッターとの違いは?「ラメ」って何のこと?【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「ラメ」って何?

ラメをデジタル大辞泉で調べてみると…

ラメ【(フランス)lamé】
金糸・銀糸または金属の切り箔 (はく) を織り込んだ織物。また、金属の切り箔を巻きつけた糸。

ラメ(lamé)には、フランス語で「〔織物が〕金属糸を織り込んだ」という意味があり(プログレッシブ 仏和辞典調べ)、ファッションでは金属糸が織り込まれている服を指して「ラメ」入りの服と呼んでいます。また、元々はキラキラと光る金属糸を織り込んだ生地指す言葉でしたが、現在では金属粉などが入れられているコスメや塗布されたアイテムなどキラキラ光るもの全般に「ラメ」という言葉が使われています。似たようなキラキラと光る素材を指す言葉にグリッターがありますが、グリッターはラメやスパコール、玉虫素材などを使った光を受けてキラキラ輝くアイテム全般を指し、ラメもグリッターの一種です。

ラメ混カットソーのレイヤードコーデ

ボタンを開けて着くずしたビッグシャツからのぞく、ラメ混のシアーカットソーがアクセント。胸元だけでなく袖からも見せるのがおしゃれ見えのコツ。リズムが生まれて、コーデの完成度がUP!

CanCam2023年2月号「Loveが深まるでデートをしよう!」より
撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花 構成/石黒千晶 WEB構成/久保 葵