withマスク生活でメイクはどう変わった?これからのトレンドメイクをチェック!

マスク着用でメイクに変化!過去、現在からどう変わる? 今後のメイク予測を公開します♡

感染症対策やエチケットにマスクの着用がマストになった今、多くの人がメイクや髪型、髪色などに変化があったのではないでしょうか。緊急事態宣言も解除され、マスクを外す機会が増えると思われる今後のメイク事情が気になりますよね。

そこで花王株式会社ビューティリサーチ&クリエーションセンターが全国の女性650名を対象に行った調査を元に「マスク生活でのメイク傾向」や「マスクを外す機会が増える今後のメイク予測」をご紹介します!

マスク生活、今後も続けたい?

最初にマスクについて聞いてみたところ「場所によっては続けたい」が最多という結果に! 


マスク生活を続けたい理由には、「メイクをしなくて楽だから」、「顔を見られたくないから」、「口もとを見せたくないから」、「肌荒れを隠したいから」と、”隠したい”意識がうかがえました。友人や同僚ともマスクをつけて過ごす時間が大半を占める今、顔を出して会うのが気恥ずかしい…という人も多いのかもしれませんね。
また、18~24歳のヤング層はマスク着用で顔立ちの変化やメリットも実感している様子。今や感染対策だけではなく、マスクもメイクの一部になっていることが伺えますね。

マスク生活でヘアメイクに変化は?

ではマスクをつけるようになってメイクに変化はあったのでしょうか?

「目もとメイクを濃くした」が最も多く、「チークを使わなくなった」、「ファンデーションが薄くなった」、「口もとメイクをしなくなった」と長引くマスク生活でマスクをつけていても見える部分のメイクに注力するようになり、顔の中でのメイクバランスが大きく変化したことがわかりました!

また、ヘアスタイルについては、若いほど変えている傾向にあり、前髪を薄くしたり、全体の髪の色を明るくしたり、顔周りにかかるサイドの毛を作ったりと、マスク着用時のバランスをとるためにメイクもヘアを工夫している人が多いようです。マスクで見えるパーツが減ってしまったり、顔色が悪く見えがちな分、見えるところは盛りたい! という人が多いようですね。

マスクを外す機会が増える今後のメイクを予測! 過去、現在からどう変わる?

マスク着用が前提となる生活がメイクやヘアスタイルに大きく影響を与えたことがわかりましたね。この生活を経験したことで、マスクを外す機会が増える今後のメイクはどのように変わっていくのでしょうか?
マスク生活開始前(2019年春頃)と、マスク生活中(2020~2021年春頃)のメイクの紹介と併せて、今後(2022年後半~2023年春頃)のメイクを予測をご紹介します!

マスク生活前(2019年春頃)のメイク&ヘア

韓国メイクの影響を感じる、肌の美しさを際立たせた女性らしい大人っぽメイク

  • 肌:ベースメイクへの意識が高く、ファンデーションでしっかりと作り込んだつやのある肌
  • 目もと:ブラウン系のアイシャドウを使った目もとに、目尻をはねるように入れた黒いアイラインが特徴。
    眉は太くやや短めで、存在感がある。
  • 口もと:鮮やかな深みのある赤い口紅をのせ、質感はややマット。
  • ヘアスタイル:前髪は長めでやや厚みがある。やわらかくニュアンス感のある髪型。

マスク生活中(2020~2021年春頃)のメイク&ヘア

マスク生活でメイクが大きく変化!
ベースメイクはごく薄く、マスクから見える目もとを際立たせたメイク

  • 肌:ファンデーションの代わりに、化粧下地やコントロールカラーを使用。
    仕上げにフェイスパウダーを重ねたややマットな質感の軽めの肌。
    チークは薄い、またはのせず、頬の血色感はほぼない。
  • 目もと:マスクをしても見えるため注力。
    目を囲むようにやや濃い色のアイシャドウを入れる。レッドブラウン系のアイシャドウが人気。
    マスカラでさらに目もとの存在を引き立たせ、眉はやや淡く長め。
  • ヘアスタイル:マスクをつけたときに目もとに視線が集まるように、額を隠して前髪は薄い。
    サイドの髪をアレンジしてマスクとのバランスをとる。

マスクを外す機会が増える今後(2022年後半~2023年春頃)のメイク&ヘア予測

マスクを外してもきれいな顔へ!
マスク生活で慣れたラフなメイクを進化させ、色や質感で楽しむ華やかなメイク

  • 肌:ファンデーションへの意識が徐々に回復。ファンデーションを適度にのせた、軽さと自然なつやがある肌に。
    頬にはチークを幅広くぼかし、血色感と華やかさが感じられる。
  • 目もと:眉はやや細めで、アイシャドウや髪の色に合わせた“カラー眉”が人気に。
    まぶたにはラメやパールなどを効かせたアイシャドウを幅広くのせ、目の際に濃い色を入れずに軽い印象に。
  • 口もと:色みが戻る。コーラル~ピンクの口紅でほどよい血色感に。
  • ヘアスタイル:マスクを外す機会が増えることで前髪とのバランスが変化。前髪を横に流して額を見せるスタイルも。
    髪の色はより明るく、バリエーションも豊富に。
今回お話を伺ったのは…

原島麻由美
花王 ビューティリサーチ&クリエーションセンター所属
メイクアップアーティストとして、さまざまなメイクブランドの色やテクニックの開発、パンフレット・HPでの美容情報の発信や撮影でのヘアメイクアップを担当。また、社会・ファッションのトレンドをふまえた一般女性のメイクやライフスタイルの調査・分析業務にも携わる。国内外でのメイク研修も担当。美容師

自分のためのメイクでポジティブ気分を高めて!

マスク生活で自分らしいメイクを工夫する中で、新たなメイクの可能性を感じたという人も多いのではないでしょうか? しばらくはマスクを着けたり外したりの生活が続きますが、マスクを外す機会が増えると表情がよく見えコミュニケーションがとりやすくなることも♡ そんな時には自分らしく輝けるメイクで、より楽しい時間を過ごしてくださいね。

情報提供元/花王株式会社ビューティリサーチ&クリエーションセンター