囲みアイライン、つけまつ毛、細眉、太眉……とメイクのトレンドはめまぐるしく変わります。でも一度自分のメイクパターンが決まってしまうと、古臭いメイクになってるのに気づきにくいですよね。それもそのはず、「目をぱっちり大きく見せる」「眉は髪の色より明るく」っていう大枠は、10年も20年も変化していないんです。
ところが『美的』2014年2月号を見てハッとしました。美容雑誌の表紙と言えば、目元は美しいグラデーションを奏でるアイシャドウ、扇状に線を描くマスカラ、というのが一般的。でも今月号は違う! 目力がまったくないのにラフすぎず、抜け感があってカワイイんです。その秘密がP.22の表紙メイク解説ページで判明しました!
表紙メイクを担当したのは、モード感とリアル感のMIXがお得意なヘア&メイク三舟さん。今回のメイクは、ブロンドヘアに黒のストレート眉が印象的な、海外モデルのカーラ・デルヴィーニュを参考にしたそう。この「目力がないのにモードでかわいい」今回のメイクのポイントは……
■目元はまぶたのカラートーンを整えてツヤを出す程度に。アイラインもマスカラもなし。
■眉はダークトーンのアイブロウパウダーでしっかりめに描く。髪色と眉色を合わせるのではなく、あえて眉をダークトーンにするのが今っぽい。
■赤リップにあわせて、チークはごく薄くつけて自然な血色感を演出。
これだけです! マスカラもアイラインもないなんて、ぼやけた印象になっちゃうんじゃ……?と不安になりますが、眉とリップをきちんとしていれば大丈夫だそう。今の「自分メイク」にマンネリを感じてきたら、今までの常識をガラッと変える、こんな最新モードメイクを取り入れてみるのはいかが?(安藤美琴)
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