今秋に年内引退を発表し、世間を驚かせた滝沢秀明さん。“タッキー”の愛称で常に芸能界の第一線で活躍してきた滝沢さんは今、なぜ解散＆引退を決意したのでしょうか…。12月28日21時から放送される『中居正広のキンスマスペシャル』（TBS系）で、滝沢さんがMCの中居さんに解散と引退の真相を告白。そして、滝沢さんが「自分の中で封印していた時代なので。この番組で初めて晒します」と語った、極貧の幼少時代を明かします。
1982年、東京・八王子で3人兄弟の末っ子として生まれた滝沢さん。幼少の頃から「父親からは、子どもながらにわかりやすい愛情を受けた記憶はない」と話します。
そして幼稚園の時、両親が離婚して父が家を出て行ってからは、生活が一変、極貧生活になったそう。鉛筆、消しゴムすら満足に買えない…食べるものが無く、帰りの遅い母を待つ間、兄弟で1つのお菓子を分け合って食事代わりにした日々も。一刻も早くこの生活から抜け出したかった滝沢さんは、中学生になると「どうやったら子どもも働けるんだろう」とばかり考えていたのだとか。
「どこでもよかったんです」と話す滝沢さん。ジャニーズに入りたいわけでも、アイドルになりたいわけでもないけど、この生活から抜け出すためには自ら応募するしかなかったそう。
その結果、書類選考を通過、オーディションに呼ばれます。そこで彼の人生を大きく変える出会いが。その時のことを滝沢さんは｢ボロボロの服を着て…。オーディションが終わる時に“僕がジャニーです”って…ジャニーですって言われても誰だろう？ って。僕は本当に詳しくなかったので」と振り返ります。
そこでジャニーさんとの出会いを果たした滝沢さんですが、さらにそこでもう1つ大きな出会いも。後にユニットを組む今井翼さんで、｢隣に翼もいたんですけど、翼はジャニーさんが名前を聞いていて、この子受かったんだろうなって」と回顧。長年の相棒である今井さんへの思いも語ります。
そして、13歳でジャニーズJr.として活動を開始。その中で、滝沢さんはジャニーさんについて、｢小さい頃に学ばなきゃいけないことを1から教えてくれた人。どこかで“オヤジ”っていうのはこういう存在なのかな」と感じるように。
幼い頃に家を出て行った父と別れ、初めて知る父親という存在。以来、滝沢さんはジャニーさんから演出のことから生活の規律のことまで様々なことを学ぶ、思春期になると時には自らの怒りの矛先をジャニーさんに向けることもありましたが、いつも優しく受け止めてくれたと言います。
滝沢さんと同じ時期にジュニアだった山下智久さんが「（ジュニアの中で）タッキーは特別なことが普通だった」と証言するとおり、ジュニアの中でも特別な存在となっていった滝沢さん。「嵐を結成する時に、（5人がジュニアから）出たことで今後のジュニアをどうするか。ジャニーさんと相談しながらやっていた」というほど、ジャニーさんとの関係は深かったのだとか。
そして、今回の引退発表。発表後、一番最初に連絡をしてくれたのが中居さんだったそうで、｢（中居くんの）言葉が重くて、重いけどやらなければいけないとハッとなった…。だから僕のこの出演は、中居くんがくれた花道だと思っています」と語る滝沢さん。果たして中居さんはその時滝沢さんに何を伝えたのでしょうか―。その時の中居さんとのやりとりを、滝沢さんが初めて明かします。また、スタジオで「解散」し「引退」していく後輩・滝沢さんに中居さんが自らの境遇を重ねつつ語った言葉とは…？
さらに番組では、松本潤さん、山下さん、生田斗真さん、北山宏光さん（Kis-My-Ft2）らが滝沢さんについて証言。また今回初めて滝沢さんの母が『金スマ』に語ってくれた極貧時代、ジュニア時代、そして世間を驚かせた決断に関しても明かし、滝沢さんについて掘り下げていきます。
テレビでここまで語るのはこれが最後!? スーパーアイドル・滝沢秀明さんの決意の裏側に注目です！
