有村架純さんが10月期の連続ドラマ『中学聖日記』(TBS系・毎週火曜22時)で、“禁断の恋”に落ちていく中学教師を演じることが明らかになりました!
原作は、女性向けマンガ雑誌『FEEL YOUNG』(祥伝社)で人気連載中のフランス在住の漫画家・かわかみじゅんこさんによる同名漫画。多くの人気ドラマ原作の登竜門でもある「an・anマンガ大賞」(第7回・2016年)の大賞も受賞している人気作です。
片田舎の中学校を舞台に、自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・晶に心惹かれていく女教師・末永聖(有村)の“禁断の恋”を儚くも美しく描きます。
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年上半期)以来約1年ぶりのドラマ出演で、民放連続ドラマ単独初主演となる有村さん。今までの“清純派”なイメージを一新し、初の教師役で“禁断の恋”に挑戦することに。
有村さんは本作について、「一言で表すと、新感覚。言葉にしようとすると、難しいです。ガラスを扱うような、そんな感覚。『中学聖日記』は、青春の1 ページでは終わらない、壮大な恋愛物語だと思います」とコメント。
また、「参加を決めてから今までの間で、作品についてスタッフさんと話し合いながら、いろんな時間を過ごしました。そして、今のタイミングでこの作品、キャスト、スタッフの方々と出会えたこと、とてもうれしく思います。どんな3ヶ月になるか、楽しみで仕方ありません」と本作に参加できることを心待ちにしている様子です。
演じる聖については「一生懸命さが空回りする不器用なところがありながらも、ひたむきに教師という仕事と向き合っている女性」と表現し、「思いがけない相手に惹かれていく役柄ではありますが、彼女と一緒に苦しみ、もがき、全力で生きたい。また、生徒と教師の禁断な恋愛ではありますが、爽やかな作品を目指して、切なさやずるさ、もどかしさを含めて、見てくださる方々の心を揺さぶる良い作品を作ります!禁断の恋に、ハラハラ、ザワザワ、ジワジワ、ドキドキしてください!」と意気込んでいます。
原作のかわかみさんは「私はフランスの片田舎で暮らしていて、そこで妄想してきたお話が、実際に今の日本を舞台に映像化してもらえるなんてなんだか夢のよう」と明かし、「主演の有村架純さんの、純粋さの中に強さのある眼差しで、聖を演じていただけるのは本当にうれしいです。透明な素肌感も、聖と通じるところがあると感じます。そして有村さんは手がとても美しい。手の表情にこだわって描いているので、そこも素敵なミラクルです。ドラマオリジナルの設定も、原作の空気感を最大限に生かそうとしてくださっているのを感じて感動しました。出てくださる俳優さんもすごい方たちばかりで、一視聴者としてもすごく楽しみです」と期待を寄せている様子。
今回のプロデュースは湊かなえさん原作ドラマ『夜行観覧車』(2013年)、『Nのために』(2014年)、『リバース』(2017年)や、1月期に放送して大きな話題を呼んだ『アンナチュラル』の新井順子さんが担当。演出は、上記ドラマ作品の他、有村主演の映画「コーヒーが冷めないうちに」で映画監督デビューを果たした塚原あゆ子さんらが手がけることに。
キラキラした青春時代、初めての恋、許されない想い…。2人の男性の間で揺れ動き、自分の恋心を必死で抑える聖の切なさ、人を好きになるということを知った晶の情熱的かつまっすぐな想い。じれったい切なさがいっぱいに詰まった原作の世界観を踏襲して物語を展開していき、後半はドラマオリジナルストーリーになる予定とのこと。上質な作品を生み出してきたスタッフたちが、有村さんとともにどんな世界観をどう繰り広げていくのか、期待が高まります!