「ミス ディオール」のヘア ミストと奏でる、私の愛すべき日常

ブランドを代表するフレグランス「ミス ディオール」のヘア ミスト&ヘア オイルが新しくなって登場。以前から香りが欠かせないと公言している美月に、今のこだわりと新しい製品の印象を聞きました。

長年愛されるフレグランス「ミス ディオール」のヘア ミスト&ヘア オイルが新しく生まれ変わる

最近は、フレッシュで自然に残る香りが好き。ミス ディオールのヘア ミストは今の季節や気分にも合う気がしています

パルファン・クリスチャン・ディオール ミス ディオール ブルーミング ブーケ ヘア ミスト 30ml ¥7,700(5月23日発売予定)

美月もひと足先にお試し。「ミス ディオール」のヘア ミスト&オイルで髪に香りと潤いを

5月にミス ディオールのヘアアイテムたちが生まれ変わって登場。香りが増えたり、見た目が変わったり、髪にもより優しくなったりなど、新しい魅力が増してさらに洗練された全ラインナップをご紹介します。

シーンを選ばず使える3タイプのヘア ミストで幸せに包まれて

これまで発売していた「ブルーミング ブーケ」の香りに加え、新たにフレグランスでも人気の2種の香りが追加されて新登場。フレッシュなピオニーとローズが香る「ブルーミング ブーケ」、フェミニンなローズ香る「オードゥ パルファン」、フルーティーなジャスミン香る「パルファン」と、それぞれタイプの違うフローラル感がふんわりナチュラルに香る仕様に。

香りが選べるようになっただけでなく、処方もパワーアップ。アルコールフリーで、ローズウォーターを配合し、髪に優しくしっかり潤いを与えてくれます。細かいミストタイプだから全体にまんべんなく振りかけることができ、髪が揺れ動くたびにほんのり香って幸せ気分に。

ヘア オイルは優しい香りはそのまま、ボトルと使い心地が新たに進化

ミス ディオールの香りのやわらかさを感じるフロスト加工を施したボトルと、手のひらに収まるサイズ感がよりかわいく、持ち運びやすくアップデート。ローズワックス配合ながら軽い質感で、髪にツヤと潤いを補給。程よいまとまりを出せる使い心地のよさも魅力。

つけた瞬間から「ブルーミング ブーケ」のフローラルがふわっと香り、指通りもなめらかに。美髪に導くうえ、フレグランスと重ねて使っても品よく香ってくれるので、美人度をアップさせたいときに仕込んでおきたい底上げアイテム。

【左上】パルファン・クリスチャン・ディオール ミス ディオール パルファン ヘア ミスト 30ml ¥7,700・【中】同  オードゥ パルファン ヘア ミスト 30ml ¥7,700・【右】同 ブルーミング ブーケ ヘア ミスト 30ml ¥7,700・【左下】同 ヘア オイル 30ml ¥8,250(すべて5月23日発売予定)

日常にとけ込むさりげない香りとヘアケアも叶う万能さが、まさに求めていたものでした

愛のように香る「ミス ディオール」がこれまでもこれからも私たちらしい理由

発売以来、時を重ねても多くの人を魅了し続ける「ミス ディオール」。誕生のきっかけやこだわり、今にいたるまでのヒストリーから人気の秘密に迫ります。

「ミス ディオール」はメゾン設立時誕生。香りはいつもメゾンと共に。

「ミス ディオール」の始まりは、メゾン創設時のこと。1905年に誕生したクリスチャン・ディオール氏は、イラストレーターとして活躍した後、メゾンデザイナーへ。そして、1946年に実業家のマルセル・ブサックと手を組み、ついにクリスチャン・ディオールのクチュールメゾンを創設。翌年の2月に、パリのモンテーニュ通り30番地のサロンで行われた「ニュールック」を特徴とするファーストコレクションと一緒に、「ミス ディオール」を発表しました。デビュー当初から『クチュリエであると同時にパフューマーでありたい』と公言し、ドレスをまとった女性の美を完成させるには香りが必要だと考えていたディオール氏。『愛のように香る香りを私に作ってください』とオーダーし、『女性たちに希望を与える愛のような香りを』という想いを込めて創られたのが、ディオール初のフレグランスで永遠のアイコン的存在でもある「ミス ディオール」でした。

『ミス ディオール』は、最愛の妹・カトリーヌに由来

「ミス ディオール」の名は、ディオール氏のいちばん下の妹であるカトリーヌ・ディオールが由来。でも実は発売前は、双子座で明るい輝きを放つ星である「カストル」など、別の名前で呼ばれていました。今の名称に至ったのは、妹のカトリーヌがサロンを訪れたとき。『ほら、ミス ディオールよ』と呼ばれたことがきっかけでした。カトリーヌは、過去にレジスタンス運動に関わり収容された経験を持つ強く勇敢な女性。当時は、南仏の地で母親の愛したバラの栽培をして販売していました。ディオール氏も心から愛する花々から創作のインスピレーションを得ていたので、花への愛を共有できる同志でもあり最愛の妹でした。香りのイメージにふさわしい存在である彼女に捧げるため「ミス ディオール」と名づけてリリース。今も継承される、優美な香りの中に感じる大胆さや芯の強さは、カトリーヌらしさの証です。

香りは愛する花々を象徴。幸せな記憶や愛情、美を呼び起こす

幼少期から南仏にある別邸の、母が育てるバラの芳香に満ちた庭園で過ごしてきたクリスチャン・ディオール。彼の幸せの記憶が詰まった花々をイメージする香りが「ミス ディオール」の象徴。例えば、幅広い層に支持される「ミス ディオール オードゥパルファン」は、幾千もの花々をイメージ。シグネチャー ノートであるローズとジャスミンを讃えながら、アイリスやピオニー、ディオール氏がコレクションで毎回飾っていたスズランなどを加えた、エレガントで生命力あふれる香りに。CanCam世代に人気の「ミス ディオール ブルーミング ブーケ」は、女性らしさを際立てるピオニーやローズの花束がきらめき、内面の品格を表すような軽やかさが特徴。時代に合わせて香りが再構成されても、上品なフローラル感とディオール氏のスピリットは継承されています。

【左】パルファン・クリスチャン・ディオール ミス ディオール ブルーミング ブーケ 50ml ¥14,520・【右】同 オードゥ パルファン 50ml ¥16,720

変わらずあるために変化し続けるからこそ、時代を超えて愛され続けるフレグランスへ

クリスチャン・ディオールが当初から目指していたのは、時代を映し出すフレグランスを創ること。ディオール氏の意志やルーツはそのまま、時代の移り変わりと共に、香りや見た目、ラインナップに、現代のエッセンスを加えて進化し続けています。最近では、上の写真のフレグランスのネックに結ばれたボウがよりラグジュアリーに変化。オートクチュールのドレスに使うリボンと同じ厳格な基準を適用し、すべてが一点ものという、クチュールブランドならではの贅沢なこだわりが感じられる仕様に。さらに、スティック フレグランス「ミニ ミス」やハンドクリーム、ボディアイテム、5月に新しく発売されるヘア ミスト…など、展開が豊富なのも魅力のひとつ。私たちのライフスタイルに合わせてアップデートしながら寄り添ってくれるフレグランス、それが「ミス ディオール」なのです。


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協力/パルファン・クリスチャン・ディオール

撮影/三宮幹史(TRIVAL/人物)、河野望(静物) ヘア&メイク/河嶋 希(io) スタイリスト/川瀬英里奈 モデル/山下美月(本誌専属) 本誌構成/田中涼子 
◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。着用した衣装はすべて、スタイリスト私物です。お問い合わせはご遠慮ください。