『CanCam』はじめ9誌の電子雑誌が創刊!気になる中身は?

小学館は『CanCam』と『美的』の11月号を皮切りに、ファッション誌の電子雑誌版を配信開始する。

電子雑誌になるのは『CanCam』『AneCan』『Oggi』『Domani』『Precious』『MEN’S Precious』『美的』『和樂』『SAKURA』の9誌。

発売日は紙の雑誌と同じ日で、9月23日の『CanCam』と『美的』に続き、9月28日に『Oggi』、10月1日に『Domani』と『和樂』、10月4日に『MEN’S Precious』、10月7日に『AneCan』と『Precious』、11月28日に『SAKURA』が発売となる。

 

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 (『CanCam』2013年11月号)

 

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 (『美的』2013年11月号)

 

値段は紙の雑誌よりも安く設定されており、さらに12月7日までに発売される雑誌については「電子雑誌創刊記念キャンペーン価格」として、より安く買うことができる。

例えば、『CanCam』の紙の雑誌の定価は650円だが、電子雑誌の価格は通常で500円。それが「電子雑誌創刊記念キャンペーン価格」では400円となる。かなりお得感のある値段設定だ。

電子雑誌の中身は、デザインも含め紙の雑誌と基本的には全く同じ内容となる。ただし一部、電子雑誌には掲載されない内容もあるとのことだ。

また、「電子雑誌創刊記念キャンペーン」では他に、「紙の雑誌を購入すると無料でLite版が読める!」というサービスも行う。

「Lite版」とは電子雑誌のダイジェスト版のことで、見どころを満載した100ページから170ページ程度のものになるという。紙の雑誌を購入し、本誌に付いているクーポンコードを打ち込むことで無料でダウンロードが可能となる。

ファッション誌に関しては「厚くて重い!」という声が今まで多かったが、電子雑誌になるとこの問題は解決される。置く場所にも困らないし、お買い物のときなどはスマートフォンで電子雑誌を読みながらSHOPでアイテム選びをする、などという使い方をする人も多くなるだろう。

電子雑誌は、日本の女子の間ではまだまだ浸透しているとは言いがたい状況だが、それが今後どう変わっていくのか。注目していきたいと思う。

※電子雑誌は各電子書店にて購入可能。取扱書店は「MAGASTORE」「honto」「BookLive!」「ReaderStore」「雑誌オンライン+BOOKS」「GALAPAGOS STORE」「Fujisan.co.jp」「ebookjapan」「ブックパス」他。書店により価格が異なる場合があります。また、取扱書店は変更になる場合があります。

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